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福島第一原発 3号機のMOX燃料に関して

2010年秋から3号機では、MOX燃料(プルサーマル燃料)が使用されています。 現在、事故で日本中を震撼させています。 質問1:  この3号機の、使用済み燃料プールにあるのは、使用済みウラン燃料でしょうか? それとも1/3は、使用済みMOX燃料が含まれているのでしょうか? 質問2: MOX燃料の交換サイクルはどれくらいでしょうか? TVでは、情報をできる限り公開する方針とか言っていますが、検索してもこの情報が出てきません。 どこかに情報がありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

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回答No.1

おはようございます。 原子炉は、13か月運転したら定期検査を行い、その時に燃料を取り替えます。 全部取り換えるわけでなく、たしか4分の1だったかと。 福島第一原発3号機(1F3)は、去年、福島県知事のプルサーマル計画了承を受け、 通常よりも短い運転期間で定期検査に入り、その際に 548本の燃料集合体のうち32本について、MOX燃料を装荷し、 10月下旬から営業運転を再開しました。 初めてのMOX燃料による運転中、5か月足らずで、今回の事故に見舞われたわけです。 ちなみに「燃料集合体」は、細長い燃料棒を64本とか、81本とかで束ねたものです。 なので、 【質問1】の使用済みMOX燃料というのは、現時点、 少なくとも3号機には存在しないはずです。 【質問2】の交換サイクルは、 原発は定期検査時に燃料集合体の4分の1を取り替えるわけですから、 最大で52か月(4年4か月)となります。 蛇足ですが、1F3におけるプルサーマル計画の実施を承認した現知事は、 民主党の参院議員から転身した人です。 前知事は東電の不祥事を受けて、頑として首を縦に振らず、 そのことが原因で追い落としにあったという、噂もあったりします。 信ぴょう性はさだかではありませんが…。 もう1つ、東京電力は今回の事故について、「想定外」を連発していますが、 少なくともここ6年ほどは、津波に対する備えが甘いと、 専門家など多方面から指摘を受けていたのにもかかわらず、 放置し続けていました。 「会社として、想定の外に置き続けた」という意味では想定外なのでしょうが、 結果として、会社にとって都合の良い想定がもたらした人災だと思っています。 まぁ、そんな責任追及は後回しにするとして、 毎日、TVが「放射線予報」を流し続けるような異常事態は 1日も早く収束してほしいものです。

参考URL:
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110327k0000m040036000c.html
noname#130674
質問者

お礼

ということは。。。。 3号機の燃料プールに中には、まだMOXが無い状態であるが、 原子炉内には存在するということですね。 使用済み燃料プールからの煙には、猛毒のプルトリウムが含まれていないということでよろしいでしょうか? (この点が非常に気がかりでした。) 蒸気タービン室に、原子炉内部の燃料冷却水が漏れたことは確実のようですね。  この件は、海外であれこれ騒がれているにもかかわらず、TVもネットも情報が見つからずで、不安でした。 ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (1)

回答No.2

確かに最初、3号機もトラブルに見舞われたとか、建屋が爆発したとか聞いた時には、 イヤな号機でトラブルが起きたな~いやだな~と思いました。 ご指摘の通り、MOX燃料は、通常のウラン燃料に比べて毒性、 発がん性が強く危険だと言われていますが、 このレベルの事故になってしまうと、MOXだろうがウランだろうが、 なんでも良いですから早く収束してほしいです。 まぁ、現在分かっている情報の範囲で考えると、 使用済み燃料プールにMOXはないものと思いますけどね。

noname#130674
質問者

お礼

MOX燃料は、使用済燃料プールに無いようですね。 ようやく、土壌の、プルトリウムの検査が行われるようになったらしいです。 一刻も早く、安全確保してほしいと思います。 回答ありがとうございます。

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