日本の戦争についての真実

質問

• 日本の戦争に関する真実を知りたいですが、資料によって情報が異なるため、どの情報を参考にすればいいかわかりません。
• 戦争中の日本の被害や被害者について意見が分かれています。一部の人は日本が被害者だと主張し、他の人は日本が加害者だと主張しています。
• 戦争中の死傷者の数についても正確な統計は難しく、日本の被害者数とアメリカの被害者数を比較することも困難です。

回答No.3

makocyan

詳しい数値はNo.1様が示されたところが妥当かと思いますので、考え方の一つとしてお聞きいただけると幸いです。

＞たとえばある人は、日本人は中国人や朝鮮人を一人も殺していないといいます。
　中国とは長く戦闘状態にあったわけですので、一人も殺していないというのは物理的に不可能でしょう。もしかしたらその方は、当時は中国という国は存在していなかったので「中国人は殺していない」、同様に朝鮮は日本の統治下にあったわけで戦争が無かったのだから「朝鮮人は殺していない」という意味で言っているのかもしれません。だとするとそれは詭弁以外の何ものでもないと思います。数字も含め、事実は思想に左右されるべきではありませんね。

＞中国で、核兵器並みにひどい重量爆撃をした。民間人も大量に殺した
　これはおそらく「重慶爆撃」の勘違いではないでしょうか。重慶爆撃は都市に対する無差別爆撃ともされていますので、多数の民間人も犠牲になっています。
　ただし当時の日本陸海軍の主力爆撃機の爆弾搭載能力は非常に小さく、総投下爆弾量は4000トン程度（当時の陸用爆弾の炸薬量は自重の40％程度ですので、炸薬量として1600トン程度）。死者数も中国側発表で１万人強とされています。対する広島型原爆は１発で15キロトン（TNT炸薬換算で15000トン）の威力、推定死者数は140000人にも上ります。
　広島だけで威力・死者数で10倍もの差がありますので、いくらなんでも「核兵器並み」は極端にすぎるのではないかと思います。

　確かにこの季節になると日本は被害者意識一辺倒になりがちですが、本来戦争でどちらかが絶対的に正義ということはないはずですので、日本は被害者でもあり、加害者でもあるというところが正しいのではないかと思います。
　本当のことを掴むのはとても難しいですが、ひとつの事象で双方の考え方、双方の数字を比較してみるのが一番間違いない方法かと思います。

お礼

やはり日本が民間人を含む殺人を行ったことは事実なんですね。
戦争はいけませんね。
ありがとうございます。