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山月記の虎について
授業で「山月記」をしていて、 何故「虎」をチョイスしたのか気になりました。 先生に聞いたところ、山月記は元は「人虎伝」をイメージというかそういう作品と聞きました! では「人虎伝」は何故「虎」なんでしょう? 「人虎伝」は読んだことないので分かりません。 何となく気になったので、知っている方教えてください!
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noname#160411
回答No.2
人虎伝では、主人公は殺人の報いによって獣になったことになっています。「人を食い殺す獣」としてまず思い浮かぶのは、日本でも中国でも虎か狼。「前門の虎、後門の狼」という言い回しもありますし。 また聞くところによると虎は群れをなさない動物なんだそうです。そういうところが人と相容れない主人公の性格と合っていると判断されたのではないでしょうか。
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- bakansky
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回答No.1
まさかアジアにライオンはいませんから、最も猛々しい獣として恐れられいた獣が虎である、ということで、ある意味でポピュラーな獣といえると思います。虎でなくて、たとえば狸だとしたら、全然違った話になっていたでしょう。虎という言葉の入った慣用句などは数多くあります (「虎穴に入らずんば虎子を得ず」 とか 「虎の威を借る」 など、ご存知かもしれないと思います)。 中島敦の 『山月記』 は、中国清朝の説話集である 『唐人説薈』 の中の 「人虎伝」 をもとにしているそうです。