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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:国家をなくすという考え)

国家を揚棄するという考えについて

このQ&Aのポイント
  • 国家をなくすという考えに異議を唱える人々がいます。彼らは国家を揚棄するという表現を用いることもあります。しかし、その具体的な内容や道筋は不明です。
  • 国家を揚棄した社会のイメージや、その道筋について具体的に教えていただけませんか?また、なぜ国家を揚棄すべきなのかについても知りたいです。
  • ただし、「ナンセンス」「革命世代の残滓」といった批判的な回答は避けてください。

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  • ベストアンサー
  • qualheart
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回答No.6

ANo.3です。お礼ありがとうございます。 >つまり国家をなくすのでなくて骨抜きにしたい、という理解でよろしいでしょうか。 骨抜き、という言葉が正しいかどうかは分かりませんが、たぶんそんなイメージです。 今の国家を一自治体として機能させるために、自治体として逸脱する権力は排除するというイメージです。 もしくは、トップに立つ意志決定機関がそれを抑制する権力を持つ、と言ったところだと思います。 今の政府と、地方自治体との関係と同じようなものにするってことですね。 >理念だけでなく人びとには具体的なモチベーションがないとものごとは変わらないはずです。この場合はなんでしょうか。 ひとつ考えられるのは、EUのような経済の統一化でしょうね。 ただ、それだけでは厳しいこともEUは証明していますからね。実際イギリスなどはEUに加盟せずとも経済維持できてるわけですし。 全世界的な経済の枠組みが作れれば良いですが、まずそれほどの規模の経済統一をどのように成し遂げるのかが問題でしょうね。 あとふと考えに浮かんだのは、日本の明治維新ですね。 明治維新は、まさに世界統一の縮小版とも言えるとも言えます。 それぞれの藩で独立していた日本が、世界と向き合うために国家統一を成し遂げたのが明治維新です。 このとき日本は、世界という大きな脅威が目の前にあったからこそ、統一が成し遂げられたと思われます。 なら、今の地球にもそのような地球外への脅威が出現すれば、世界統一は成し遂げられるかも知れませんね。 と、まあこれは非現実的な考え方ですが、人類に対する脅威という意味では、別に相手が生き物である必要もないですから、そのような事態になれば国家を揚棄することはできるかも知れませんね。 ご参考まで^^;

noname#140591
質問者

お礼

おっしゃる通りEUは国家の枠組みそのものとは無関係ですが、それでも国家以上の広がりが具体的にイメージできる一助になっているのでしょうか。 ピエール・クラストルという人類学者が、「国家に抗する社会」という著作で国家を作らず数十家族の小さな単位で平等に暮らしている部族のことを報告しています。その社会は完全に平等で、首長も政治権力を持たず内部は完全な平等と平和社会です。しかし周辺の同様な部族とのあいだでは常に戦争状態にあるそうです。外との戦争によって中が平和になれるのが彼らの社会だそうです。戦争は国家が生むのではない、暴力は人間の本質に属する。クラストルはそういう主張をしています。こういう知見に接すると、国家の揚棄といった言葉には裏づけが乏しいなという気がしてなりません。

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その他の回答 (13)

  • qualheart
  • ベストアンサー率41% (1451/3486)
回答No.3

恐らくそのイメージは人それぞれの思想によって異なるのだと思います。 わたしは国家制に異議を唱える気はないですが、仮に国家を揚棄した社会のイメージを実現するとしたら以下のようなイメージになると思います。 国家を揚棄というと、国家という枠組みを取り去るようなイメージがありますが、わたしは違うと思っています。 社会には細分化された自治体は必要になります。国家の下に、県単位、州単位から突き詰めれば区単位や町単位まで自治体があるのと同じです。 なら、今ある国家の枠組みも、自治体の役割を果たせば良いだけで、国家そのものの枠組みを取り払う必要はないと思っています。 各地域の利権や格差を補うためにも、世界規模で見て国家という単位での区分けは必要になります。 なら、国家が地球という集合体の一自治体として機能するには、何が欠けているのか考えれば良いんだと思います。 まず、第一に全世界人類が参加権を持つ意志決定機関が必要だと思います。政府、と言っても良いでしょう。 それは完全に各国から独立した機関でなければなりません。 各国家の首相や大統領が集まるような機関ではなく、全世界において意志決定権を持つ機関です。 ただし、あらゆる思想を統一化することは難しいので、経済の形や法律、規則等の決定権は、各自治体に委ねるべきでしょうね。 アメリカが「合衆国」という制度を取ってるのに近いと思います。 世界的な意志決定機関に必要なのは、全世界単位で共有する必要最小限の法律と憲法、全世界に影響力を持つ意志決定権、そしてそれ掌握する首相又は大統領たるトップの設置だと思います。 まあ、実現するにはかなり難しいでしょうけどね。 結局人も国家も利権がないと動きませんから、そのような枠組みを作ったとき、その枠組みに取り入らなければ多いな利権を失うような構造が必要なんだと思いますよ。 なんだか回答になっているかどうか自信がないですが、ご参考になれば幸いです。

noname#140591
質問者

お礼

国家の枠組みは残しながら緩やかに連邦的な上部連携をめざす。そこでの意思決定は既存の政治体制をなぞらない。つまり国家をなくすのでなくて骨抜きにしたい、という理解でよろしいでしょうか。そういう穏やかな意味ならまだ理解しやすいと感じます。 それでも、qualheartさんも疑問にされている点ですが、理念だけでなく人びとには具体的なモチベーションがないとものごとは変わらないはずです。この場合はなんでしょうか。 柄谷行人氏いわく国民国家が堅固なのは、ナショナリズムという共同体意識の下支えがあることやグローバル経済でも国家的な経済政策が必要だという現実のためだそうですが。それを超えさせる力を誰も具体的に考えたことがないのに理念ばかり語られているのが現状なんでしょうか。

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  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8861)
回答No.2

共産主義の方は そういう主義だから 共産主義者ナンバー1のマルクス先生によると 共産主義者は、 共産主義社会の実現を最終目的とし、そのための手段として プロレタリアート独裁の人民民主主義国家成立をめざしている。  共産主義社会とは 国家権力などを解体し、 全ての人が、働きたいだけ自主裁量で働き、 欲しい物を必要により欲しいだけ得られる理想社会。  しかし、そのためには、共産党の指導する プロレタリアート(労働者と農民・兵士)階級が独裁し、 資本家など反革命階級を支配し改心根絶する、 人民主主義国家による豊かな社会主義建設が必要というのが 共産主義者の考え。 (マルクスによると、共産主義社会成立は、 共産党による全地球的社会主義政権樹立から数百年~万年以内とか(^^♪) 個人的感想ですが そういうの実現する前に、 イエス様が再臨して地上を天国にしてくれる方が、 共産主義社会より 現実的ではないかと いいたくなるほどです。 古代が原始共産主義だったというのも、怪しいものである、 ひもじくて、いつ餓死するかわからんのが、原始共産主義社会なのであろうか

noname#140591
質問者

お礼

書かれたような共産主義のイメージはわかります。 でも共産主義シンパの人たちも、共産主義「国家」の無残な失敗の前ではそのイメージを全面に出していないようです。うがっていうと「国家という体制だったから共産主義は本物じゃなかった」という言い訳があると思えます。それなら今の国際社会で国家によらない体制とはどんなものか、というのが知りたいのです。

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回答No.1

 遠吠えばかりしている共産主義思想の残党の方々って、どんな方がいらっしゃるのか知りませんが、共産党って国家「揚棄」など主張してないと存じますが。  あぁ残党ではないですね。  国家「揚棄」は先験的に論じ提案は無意味かと存じます。  国家「揚棄」にまでいけるかどうかは、判りませんが国家の統治と権力が構成員との一致性を志向するなかで、いわゆる外在的統治と権力が質を変えて行く。  そういう中で国家のあり方、或いは「揚棄」に近いことを展望していけるものでしょうね。  そういう歩みと歴史実践なくして、論じる事はできません。  高い山の頂上だと、たとえるならばその近くにいって頂上ってあそこか、ってわかるんではないですか?登山ではね。

noname#140591
質問者

お礼

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