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【連結キャッシュ・フロー】為替換算調整勘定の増減

(1)連結キャッシュ・フローに為替換算調整勘定の増減額がないのはなぜでしょうか。 将来のキャッシュに係るBS差額ではないからでしょうか。 (2)その場合、将来のキャッシュに係りのないBS差額はどのような処理をするものなのでしょうか。

みんなの回答

  • bowwow358
  • ベストアンサー率73% (46/63)
回答No.1

連結キャッシュフロー計算書は、その期の現金の流れを表示するものです。 現金の流入・流出がない項目は記載されません。 (間接法でも直接法と表裏一体のため、同じ考え方です) 特に、為替換算調整勘定は、在外子会社の貸借対照表を邦貨で換算した際に 発生するもので、その時点で子会社を手放した場合に計上されるであろう、 未実現の為替差損益の意味があります。 この意味では、「将来のキャッシュに係るBS差額」になるでしょうか?? ただ、為替換算調整勘定は、単なる換算差額であり、現金の移動がないため、 キャッシュフロー計算書には計上されません。 また、為替換算調整勘定の処理ですが、日本基準では、貸借対照表の差額 ということ以外、特に処理はありません。 (株主資本等変動計算書で差額を記載するくらいです) 国際財務報告基準(IFRS)や米国会計基準では、包括利益計算書上、 「在外営業活動体の換算差額」として反映されます。 (こちらも、持ち分変動計算書で変動額は記載します) 最後に、間接法では為替差損益をキャッシュフロー計算書に表示するのに、 為替換算調整勘定は表示しない理由は、 「税引前当期純利益」の計算に、為替換算調整勘定が含まれていないためです。

hatena_orz
質問者

お礼

ありがとうございます。もう少し整理して考えてみようと思います。

hatena_orz
質問者

補足

無事、理解と解決ができました。 連結財務諸表等におけるキャッシュ・フロー計算書の作成に関する実務指針 在外子会社の資産及び負債の増減額の換算 18と44参照

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