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加圧水型軽水炉は冷却のための電源は本当に不要か?

jkpawapuroの回答

  • jkpawapuro
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回答No.1

それはちょっと違います。 新しく設計した最新式の加圧水型軽水炉ならば、全電源が失われても蒸気を動力にして水を循環させる冷却系統で原子炉を冷やすことができます。今稼働している既存の原子炉ができるわけではないはずですが? ちなみに新しく設計した最新式の沸騰水型軽水炉ならば、全電源が失われても(72時間分)の冷却水を上にあるタンクから供給できます。 それで”崩壊熱で発生する蒸気を利用するとしても、「冷やす」わけだからある程度冷えれば圧力も低くなる”と言うのはもっともですが、それは崩壊熱が低ければそもそも冷やすために必要なエネルギーも下がりますよ。 原子炉内で熱がたまればまた圧力が上がるわけですし。 中の温度が上がればそれに応じて蒸気が発生しそれに応じて冷却系が回せるわけですから、そこは心配ないですよ。 そもそも中から発生する熱より冷却系を動かすのに必要なエネルギーのほうが多ければ、発電としても成り立ちませんので。

memunokai
質問者

補足

教えていただいてありがとうございます。 「最新式の沸騰水型軽水炉ならば、全電源が失われても(72時間分)の冷却水を上にあるタンクから供給できます。」とのことですが、たとえば送電線の鉄塔が倒壊することも想定しなければならないと思います。72時間で復旧できるでしょうか?次に、福島では崩壊熱による水温を100℃以下に保とうと必死になつている状態ですね。加圧水型の場合、停止後何時間かは崩壊熱による蒸気を使えるかもしれませんが、100℃以下に冷やす冷却水の「蒸気」(湯気)を当てにできるのでしょうか?

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