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被曝した放射線はなくなる(減少する)んでしょうか?

福島原発事故で最近良く耳にするシーベルトですが、浴びた積算量が大事ということは何となく理解できたのですが、その積算量はいつリセット(?)されるんでしょうか?時間とともに減少していくのでしょうか? 7,000,000μSv が致死量とのことですが、例えば、20μSv/h の場所にずっと住んでたとすると、単純計算で40年で致死量ということになりますが、この間、一切減少せずに体に累積され続けるのでしょうか?

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  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.3

放射線の積算量はリセットされませんが、細胞へのダメージは ある程度までは細胞が修復します。 >20μSv/h の場所にずっと住んでたとすると この20μSv/hが何によるものかが問題です。 原発事故による放射性のセシウムやストロンチウムが出すもので あれば時間の経過と共に減少します。極地方や特殊な岩盤で 恒久的に出ている放射線ならば減ることはありません。 しかし、積算で7000mSvが致死量というのは、短時間の 細胞の修復ができない場合の値です。1時間に20μSvを浴びた ときは、ほとんどの人が修復できる値です。したがって、ダメージの 積算はほぼ0に近くなります。 しかしながら、これは確率論であって、中には100μSv/hを 10時間あびるくらいで細胞に修復できないダメージを受ける人も います。ただ、幼児でなけれ100μSv/hを10時間でも ほとんど問題は無いでしょう。

beancounter
質問者

お礼

なるほど。積算量はそのままだけど、細胞の修復力がどうかということなんですね。浴び続ける放射線量(影響力)に細胞の修復力が勝れば、いずれはダメージをほぼゼロにできるわけですね。 また、「幼児でなければ100μSv/hを10時間でもほぼ問題無い」というお話もとても参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • vms4wrs
  • ベストアンサー率26% (13/50)
回答No.6

現在の医学では被爆によって受けるダメージは回復すると考えられています。 放射線作業員が一年間に浴びてよいとされる放射線が 5年間に100mSvまで、と決まっています。 1年あたりに25mSv以下なら何年働き続けても良いということになっています。 (そんなにちゃんと調べたわけじゃないので数字は参考程度にしといてください) これはつまり、 一年あたりに25mSvまでならば累積しない、リセットされるだろう。 ということでもあります。 時間毎に直すと約3μSv/hってことになりますかね。 もちろんこれは安全率というかマージンを含んだ値です。 どんなに少なくとも一時間あたり3μSvくらいの被爆量はリセットされるでしょうということです。 放射線は 化学結合を壊そうとし、 染色体に異常を起こそうとし、 細胞を変異させようとします。 一方で 壊れた結合の一部は戻ろうとし、 染色体は異常を直そうとし、 細胞は正常な新しい細胞に置き換わろうとします。 このようにして被爆によって受けたダメージはリセット(回復)されます。 前述の3μSv/hは予測されうる最低値ですから 心身ともに元気な人ならもっとずっと良好なペースで回復していくでしょう。

beancounter
質問者

お礼

なるほど。3μSv/hくらいなら積算量としてカウントしなくても良いわけですね。あとは細胞が置き換わる力次第で、定常的に浴びる量が増えてもカウントしなくて良さそうですね。ありがとうございました。

回答No.5

体内に放射性物質がある場合、被曝は続くので、排泄などによる放射能物質の排出がない限り、放射能物質が自然になくなると言う事はないと思います。緊急被爆医療研修のホームページによると、年間の被爆総量が20mSvを超える場合、治療を開始する事もひとつの方法と考えられるようです。その治療法はいくつか、あるようが、治療によっては副作用や毒性もあるようなので、日常的に放射能を浴びても良い放射能量の範囲内の場合は、医師が必要と判断しない限り、治療は控えた方が良いかも知れません。今のところ、放射能に関して、福島原発周辺で作業してない限り、あまり、神経質になる必要はないと思います。 参考* http://www.remnet.jp/lecture/forum/10_06.html

beancounter
質問者

お礼

なるほど。日常的に浴びても良い範囲というのがあるんですね。その範囲を超えなければ積算量としてカウントしなくても良さそうですね。ありがとうございました。

  • adkori
  • ベストアンサー率31% (221/705)
回答No.4

長期間にわたり積算された場合の事例はほとんど無いかと思われますが 原理的に放射線によって細胞に傷がつくことが問題になることと、 人間の細胞はある時間で置き換わることを考え合わせれば リセットされると思って良いでしょうね。

beancounter
質問者

お礼

なるほど。細胞が置き換わるという意味でのリセットと考えれば良いわけですね。ありがとうございました。

  • mi-e007
  • ベストアンサー率20% (18/90)
回答No.2

>7,000,000μSv が致死量とのことですが これは,短時間に浴びた場合のことを想定しています. 微量の放射線を長時間浴びてもあまり問題はないでしょう. >20μSv/h の場所にずっと住んでたとすると 雨などで放射性物質が海に流れ出し薄く広められると値も小さくなるのでこの仮定はあまり正しくありません.

beancounter
質問者

お礼

なるほど。7,000,000μSvというのは短時間に浴びた場合のことなんですね。ありがとうございました。

  • alwen25
  • ベストアンサー率21% (272/1253)
回答No.1

リセットは不可ですが、 環境中の放射能は、新しく原子力事故でも 起きない限り減少します。 最終的には、事故前の自然放射能と ほぼ同じになると思います。 40年の間に20μSv/hから 少しずつ減っていくことに なります。

beancounter
質問者

補足

いや、お聞きしたかったのは人体の方で、環境に変化がないと仮定した場合のことでした。

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