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放射線被曝量による人体への影響

気になってネットを中心に調べたのですが、書かれているモノによって意見が違うようです。 添付した画像はあちこちで見るのですが、 ここに書かれている「影響」が出るのは「一度にまとめて受けた場合」か「1年など限定された期間に受けた場合」か「蓄積した送料が数値に達した場合」なのかがわかりません。 wikipediaによれば特に(年間)などの表記がない場合は「一度にまとめて受けた場合」を指すようです。 しかし、福島県や茨城県などでは1時間に5マイクロシーベルト(以下μSv)を超える値を観測するところもあるようで、そうした放射線は累積しないのか?心配です。 1時間5μSvを1日あびれば120μSv。8日で年間の線量限度1000μSv=1ミリシーベルトになります。その計算で年間なら43ミリシーベルト。 この計算式でいいんでしょうか? 例えば被爆した放射線量は、24時間経ったらリセットされる。などということがあるのでしょうか? 詳しく正確にご存じの方、教えてください。

みんなの回答

  • usbus
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回答No.3

>>自治体の計測データでもGyが使われています。 >と、ありますが、全国の自治体等の計測数値をまとめた文科省の「都道府県別環境放射能水準調査結果」ではSvが使われています。 >おっしゃるようにGyが適切であれば、専門家が中心となる文科省の発表が何故Gyにかわらないのか、どうしても納得できません。 先ほども書いたようにα線は「状況によって大きく被曝量が異なる」という性質があるので、 Gy=Svになるケースが無いわけではないですから高めに見積もってそう表示しているのだと思います。 だからすべて一応「Gy≒Svとして表示」という注意書きはされていますよね。 学問的に言うと、Svというのは「Gy×荷重係数」により求められます。 α線の荷重係数は20ですからGyの20倍の数値がSvになります。 これだけでも「Gy≒Svが正しくない」という事実がわかると思います。 正確に表示するなら5μGyは100μSvだし、 それを生活レベルで補正するならその平均は5μGyよりずっと少ない。 しかし生活レベルの範囲は非常に広いので、 0.5μSvになる多数の人もいれば、中には一時的に10μSvになる少数の人もいる。 この平均を求めるのは極めて困難です。 仮に平均を求めたとしてもそれより大きい数値も出るわけですから、 平均値だけを表示することが正解かというとそうはならないでしょう。 だから多すぎる100μSvでも、少なすぎる0.5μSvでもなく、 暫定的な平均として多めの5μSvとして表示するのが妥当だと考えてそう表示しているのだと思われます。 もしGyで表記したとしても、今度は荷重係数だけかけて 「100μSvじゃないか!」と騒ぐ人が現れることでしょう。 だから「Sv表記が悪い」と言っているわけではなく、 Gy表記でないことを正しく理解して、X線などのSvと単純比較をしないことが大事だということです。 >また、α線の危険性は分かりますが、放射線の累積を考えた時、そこに住み続ける人に対する放射線の危険性を考えると、やはりβ線やγ線の影響も含めて考える必要があり、それを含めて専門家もSv表記による発表を続けているように思うのですが、どう思われますか? 原発の燃料であるウランから発生する放射線はほとんどがα線なのです。 自然界に存在するβ線やγ線が急激に増えることはあり得ませんから、その影響を加味することは妥当ではないです。 >いくつかの解説をしているサイトも見ましたが、現在では放射線の累積による影響は実質分かっていないと言うのが実体なようですね。 >累積することが予想できる、という表現が多いようです。 そうですね。 累積することはわかっていても、 時間に対する累積がどのぐらい人体に影響を与えるかはほとんどわかっていません。 例えば確定的な影響としてわかっているものとして、 1分間に100000μSvの被曝であれば、150000μSvの累積で一時的な不妊になります。 しかし1時間に100000μSvの被曝であれば、400000μSvの累積で同様の現象が確認されます。 といったように、累積することは確実でも、 その時間や期間により影響に差が出ることがわかっています。 このことから考えても、一瞬のX線による200μSvと、 1時間あたりの20μSvを10時間受けた場合の影響を同一視するべきではないことがわかると思います。

  • usbus
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回答No.2

>報道が間違って本来アルファ線のμGyを伝えなければいけないなのを間違ってμSvを発表しているということでしょうか? はい。正しくはGyです。 自治体の計測データでもGyが使われています。 >ではなぜ、政府や保安院、その他行政機関の発表もμSvで行われているのでしょう? >政府や各県庁の発表している測定値資料も全て単位はμSvになっています。 >また、資料には概ねμGy≒μSvとして見ていいと書かれています。 それは、放射線は一般的にはγ線や宇宙線といった放射線からの被曝なので その場合だとGy≒SvでありSvのほうが人体影響度を表すためわかりやすく Sv表記が一般化されてしまったからです。 >>アルファ線のμGyである以上、5μGyから受ける被曝量はそれより圧倒的に少なくなる >とは、どういうことでしょうか?5μSvでも、アルファ線はもっと少なくなると言う 意味でしょうか?少し、文法的によくわかりません。 >例えば、5μSvの場合アルファ線は、1μGyになりますよという解説ならわかるのですが。 >どれくらいの差比があるのか、教えていただけるとありがたいです。 α線というのは透過できない放射線です。 紙1枚でも防ぐことが出来ます。 それに対してγ線や宇宙線というのは透過できる宇宙線です。 分厚いコンクリートや金属すら突き抜けるので、屋内にいても被曝します。 すでに報道されているとおり、 マスクをしたり屋内で締め切るだけでもかなりの量を防げるのがα線です。 だからα線はGy≒Svには普通はなりません。 一概に5μGyが1μSvになるとかも言えないんです。 その人の行動によっても全然違ってくるわけですから。 α線は外部被曝しないのでほとんどが口内からだけの被曝ですが、そのぶん影響は20倍。 だから理論上でいえば5μGyによる最大被曝量は100μSvです。 しかし人間の身体のつくりを見ての通り、 「全身に降りかかる量」に対して「口内に入る量」は到底20分の1もありません。 さらにマスクをしたり屋内ならもっとずっと減るわけです。 これが「5μGyよりも圧倒的に低くなる」という理由です。 おわかりいただけたでしょうか。 >>累積しても50μSvになるようなことは到底あり得ません。 >これはつまり、アルファ線であったとしても、被爆量は累積されるということでいいのでしょうか? >5μSvの所に1日居ると120μSvとなるということでよろしいですね? 私が本当に知りたいのはその部分。被爆線量は累積するのかどうか?ですので、よろしくお願いします。 累積することは間違いありません。 5μSvの状態が1日続いたら120μSvです。 もちろん累積した場合と一瞬で受けた場合では人体への影響が違ってきますが。

sahiro0303
質問者

補足

>自治体の計測データでもGyが使われています。 と、ありますが、全国の自治体等の計測数値をまとめた文科省の「都道府県別環境放射能水準調査結果」ではSvが使われています。 おっしゃるようにGyが適切であれば、専門家が中心となる文科省の発表が何故Gyにかわらないのか、どうしても納得できません。 また、α線の危険性は分かりますが、放射線の累積を考えた時、そこに住み続ける人に対する放射線の危険性を考えると、やはりβ線やγ線の影響も含めて考える必要があり、それを含めて専門家もSv表記による発表を続けているように思うのですが、どう思われますか? いくつかの解説をしているサイトも見ましたが、現在では放射線の累積による影響は実質分かっていないと言うのが実体なようですね。 累積することが予想できる、という表現が多いようです。

  • usbus
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回答No.1

それ以前に、報道が間違いすぎなので・・・ 計測されてるのはμGyであって、人間の被曝の影響を示すのがμSv X線みたいな放射線ならμGy≒μSvなので別にSvで表しても問題無いんですが、 原発のようなアルファ線は放射線量と被曝量がイコールにはなりません。 本当に1時間に5μSvだったら10時間で50μSvになるので 長期間存在することは危険ですが、アルファ線のμGyである以上、 5μGyから受ける被曝量はそれより圧倒的に少なくなるので 累積しても50μSvになるようなことは到底あり得ません。

sahiro0303
質問者

補足

報道が間違って本来アルファ線のμGyを伝えなければいけないなのを間違ってμSvを発表しているということでしょうか? ではなぜ、政府や保安院、その他行政機関の発表もμSvで行われているのでしょう? 政府や各県庁の発表している測定値資料も全て単位はμSvになっています。 また、資料には概ねμGy≒μSvとして見ていいと書かれています。 また、添付した図は放射線医学総合研究所のデータによるモノです。 そうした専門機関が、なぜ以前から放射線の量の基準としてμSv(mSv)で表示して示してきたのでしょう? これは、今回の事故以前からの図ですから、何かの隠蔽などとは直接関係ないように思います。 こうした以前からのデータなどを受けてのマスコミの報道だと思うのですが。 なぜそうした言い換えが起こっているのか、ご存じなら教えてください。 >アルファ線のμGyである以上、5μGyから受ける被曝量はそれより圧倒的に少なくなる とは、どういうことでしょうか?5μSvでも、アルファ線はもっと少なくなると言う 意味でしょうか?少し、文法的によくわかりません。 例えば、5μSvの場合アルファ線は、1μGyになりますよという解説ならわかるのですが。 どれくらいの差比があるのか、教えていただけるとありがたいです。 >累積しても50μSvになるようなことは到底あり得ません。 これはつまり、アルファ線であったとしても、被爆量は累積されるということでいいのでしょうか? 5μSvの所に1日居ると120μSvとなるということでよろしいですね? 私が本当に知りたいのはその部分。被爆線量は累積するのかどうか?ですので、よろしくお願いします。

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