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数学の問題です
数IIの問題です。 整式 f(χ)についての恒等式f(χ^2)=χ^3・f(χ+1)-2χ^4+2χ^2 が成り立つとする。 (1)f(0)、f(1)、f(2)の値を求めよ。 (2)f(χ)の次数を求めよ。 (3)f(χ)を決定せよ。 ・は掛け算と思ってください。すいませんが、おねがいしますm(_ _)m
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> (1)f(0)、f(1)、f(2)の値を求めよ。 恒等式にいろんなxを代入してみると求まります。 例えばx = 0を代入すると f(0) = 0^3・f(1) - 2・0^4 + 2・0^2 = 0 と求まります。 次にf(1)を求める事を目指します。 試しにx = 1を代入すると、 f(1) = f(2) - 2 + 2 = f(2) となって、今度は残念ながら求まりませんでした。 左辺がf(x^2)なので、f(1)を左辺に作るにはx = -1でもOKです。 これを代入すると f(1) = (-1)^3・f(0) -2 + 2 = 0 となります。 これでf(1)も求まりました。 f(2)に関しては、恒等式にx = 1を代入した場合に f(1) = f(2) という結果が得られているので、f(2) = 0であることが分かります。 > (2)f(χ)の次数を求めよ。 f(x)がn次式なら、f(x^2)は2n次式です。 これを元に何次式かを考えてみればよいのではないでしょうか。 とりあえずf(x) = 0となるxが3つ分かっているので、 f(x)は少なくとも3次式です。 例えばf(x)が3次式と仮定してみると、 f(x^2) = x^3・f(x+1)-2x^4+2x^2 の左辺は6次式、右辺も6次式です。 これは合致しています。 f(x)が4次式と仮定すると、 f(x^2) = x^3・f(x+1)-2x^4+2x^2 の左辺は8次式、右辺は7次式で矛盾します。 こんな感じで考えていくと、多分 「f(x)は3次式以外にありえない」という結論が得られると思います。 ちゃんと証明していないので、本当に合っているかは分かりませんが。 > (3)f(χ)を決定せよ。 f(x) = 0がx = 0, 1, 2の時に成り立つので、 因数定理よりf(x) = ax(x - 1)(x - 2)の形をしていると考える事ができます (f(x)が本当に3次式ならば)。 あとはこの式を恒等式に当てはめて、aの値を求めればよいと思います。
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- mister_moonlight
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補足しておく。 >f(χ)は整式だから、その次数をn(=自然数)とする。 >f(χ^2)の次数は 2n、右辺の最大次数項は x^(n+3) したがって、2n=n+3 だからn=3 n≧1から n+3≧4。よって、右辺の最大次数は n+3 となる。 n+3=4 つまり、n=1の時、f(χ)は1次式だが、3つの異なる値に対して 0 となる事はないから、右辺の最大次数は 4ではなくて n+3。
- mister_moonlight
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>f(χ)=ax^3+bx^2+cx+d (a≠0)として、条件式に代入してやり、それが恒等式だから、右辺と左辺の同じ次数の係数は等しい、として求める。 見逃してたが、(1)から f(0)=f(1)=f(2)=0だから、f(χ)=ax*(x-1)*(x-2)と置ける。但し、a≠0. として、やった方が簡単だね。
- mister_moonlight
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>(2)f(χ)の次数を求めよ。 f(χ)は整式だから、その次数をn(=自然数)とする。 f(χ^2)の次数は 2n、右辺の最大次数項は x^(n+3) したがって、2n=n+3 だからn=3 f(χ)=ax^3+bx^2+cx+d (a≠0)として、条件式に代入してやり、それが恒等式だから、右辺と左辺の同じ次数の係数は等しい、として求める。 実際の計算は、自分でやって。
- info22_
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(1) x=0とおいて f(0)=0 x=1とおいて f(1)=f(2) x=-1とおいて f(1)=-f(0) ∴f(0)=f(1)=f(2)=0 (2) f(x)は明らかに0や定数ではない。 f(x)は2次でもない。 f(x)は4次以上ではない。 f(x)を1次とすると f(x)=ax+bとおける ax^2+b=x^3*{a(x+1)+b}-2x^4+2x^2 =(a-2)x^4+(a+b)x^3+2x^2 恒等式となるための条件 a=2,b=0,a+b=0 これを満たすa,bが存在しない。 f(x)は1次ではない。 f(x)は3次しかありえない。 (3) f(x)=ax^3+bx^2+cx+dとおくと (1)の結果から f(0)=d=0 f(1)=a+b+c+d=0 f(2)=8a+4b+2c+d=0 a+b+c=0 6a+2b=0 ∴b=-3a ∴c=-a-b=2a ∴f(x)=ax^3-3ax^2+2ax=a(x^3-3x^2+2x) …(△) 恒等式に代入 a(x^6-3x^4+2x^2)=ax^3{(x+1)^3-3(x+1)^2+2(x+1)}-2x^4+2x^2 =ax^6-(a+2)x^4+2x^2 恒等式だあるための必要十分条件から 3a=a+2,2a=2 ∴a=1 (△)に代入 ∴f(x)=x^3-3x^2+2x