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当時の人は、いとをかし って発音してたんですか?

いとおかしと発音しているなら なぜ、いとをかし と書くのでしょうか 気になります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.3

昔の人は「いとをかし」はイトウォカシと発音していました。だから、「お」と書くのは間違いなのです。例えば会話の中では「そりゃ、うぉかしいよ」と言っていたのです。ところが、日本の敗戦でアメリカから、日本語の表現を簡略化するようにとの圧力が掛かり、さらに、当時「お」の音と「を」の音の区別が曖昧になって来ていたので、格助詞の「を」を除いては「お」と表記するように簡略化された規則が導入されてしまったのです。その結果、ますますウォカシイと発音する人がいなくなり、今では皆オカシイと発音するようになってしまったのです。 実は、このような簡略化の規則は語源を分からなくさせてしまう意味で、大変悪い規則だったのですが、何せ戦争に負けてしまい、アメリカさんの言う通りにされられてしまったのです。 その被害の一例としては、イノシシ(いのしい)という言葉の由来が殆どの人には全く解らなくなってしまったのがあります。昔はこれをヰノシシ(ゐのしし)と書き、従ってウィノシシと発音しておりました。肉叢(ししむら= 肉のかたまり)や鹿威し(ししおどし)という言葉にある通り、シシとは四つ足の動物と言うことです。だから、ヰノシシとは「ウィのシシ」、すなわちウィと鳴く四つ足動物と言うことです。多分質問者さんは、西洋人は豚の鳴き声をブーブーとは聞こえず、ウィンク、ウィンク、あるいはウィ、ウィと聞こえることをご存知だと思います。日本でも縄文時代の日本人には西洋人と同じように猪や豚の鳴き声をウィと聞こえていたことが、このヰノシシという文字から解りますね。ところが、敗戦後に変な規則ができてしまって、イノシシじゃ何のことか解らなくなってしまったのです。

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  • momordica
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回答No.6

「当時の人」と言うのは、いつの当時を想定していらっしゃるのでしょう。 まあ、勝手に平安時代あたりだとしますね。 Wikipedia 「中古日本語」によりますと、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%8F%A4%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E > ア行の「オ」とワ行の「ヲ」の区別は11世紀初めには語頭において混乱を始め、 > 11世紀後半には区別がなくなった。『悉曇要集記』(1075年成立)には「オ」のみで > 「ヲ」が記されていないことからわかる。但し「イ」と「ヰ」、「エ」と「ヱ」の区別は > しばらく保った。 だそうで。 質問者さんは質問内容から察するに「お」と「を」は発音がはっきり違うという認識のようで、 上の説明は納得いかないかもしれません。 「わゐうゑを」の発音がどの程度残っているかなどは地域による差もありますからね。 一応、標準語としては「を」と「お」は同じ発音です。 とりあえず、歴史的仮名遣いで違う表記になっているものは、もともとは違う発音だったと 考えた方がいいようです。 「を」と書かれているものは「o」ではなく「wo」だったと考えてよいです。 ただし、文字の発音そのものが今と昔で違っている文字も多いので、必ずしも、今の発音で 歴史的仮名遣いをそのまま文字通り読めば、昔の発音になるわけではありません。 それはそうと、#5さんの回答で > “やふちえん”と表記する教育を受けました。 > 東京は“とふけふ”でしたね。 とありますが、「幼稚園」「東京」は歴史的仮名遣いなら「えうちゑん」「とうきやう」ではないかと 思うのですが・・・ 本当にそういう教育がなされていたなら、もはや言葉の由来も何もあったものではないので 歴史的仮名遣いを使う意味はありませんね。 現代仮名遣いに改めて正解だったと思います。

回答No.5

 “やふちえん”と表記する教育を受けました。  日常では、“ようちえん”といっていました。  ●●を差し上げます。は“を”をきちんと発声する教育でした。  他も事例もそういう名残かと存じますが。東京は“とふけふ”でしたね。  でもとうきょうといっていましがが。  

noname#160411
noname#160411
回答No.4

「ito wokasi」と発音していたので「いと をかし」と書いたのです。 その後発音が「ito okasi」と変わったのですが表記は「いと をかし」のままで変わりませんでした。 昭和になって現代仮名遣いを使うようになり、「おかしい」と書かれるようになりました。 発音が変わって表記が取り残されるのは日本語だけの現象ではありません。 英語でも「often」の「t」、「thought」の「gh」など発音されなくなったのに残っている表記はたくさんあります。

  • Pinhole-09
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回答No.2

昭和21年まで「今日」を「けふ」と書いていました。 役所の文章もです。   発音は勿論今と同じ「きょう」でした。 当時「けふは」と書き「きょうわ」と発音しました。 蝶の仮名文字「昔てふてふ今ちょうちょ」といいます。 昔「てふてふ」と発音していたか、はっきりしません。 しかし発音は時代とともに変わることはあります。 「い」と「ゐ」、「え」と「ゑ」、「お」と「を」これらが昔、 別な発音だったかどうか、両説があります。 古事記や万葉集をもとに研究されています。 この頃の日本語の母音は五つでなく八つあったと との説もあります。 問題の「お」と「を」の発音はは当時「O」と「WO」で あったかも知れません。 「ゐ」と「ゑ」は今は消えてしまったが、「を」の字は 残っているのはそのせいかも知れません。 江戸時代にはすでに今の発音と同じになっていた のは判っています。

回答No.1

当時は「いとをかし」と発音していました。 その時代には「お」と「を」の発音は別物でした。 「あいうえお」と別に「わゐうゑを」のワ行が発音上でも存在していたんです。 発音はア行にWをつけたような、「うぁ、うぃ、う、うぇ、うぉ」というふうな感じだったようです。 昭和の頃には「を」は「うぉ」と発音んして「お」と区別していた人はいましたから、少し年配の方ならご存知かもしれません。 「ゐ」と「ゑ」は発音の区別がなくなってから、文字も使われなくなりましたが、「を」は発音も残っていたので、文字も使われていたのだろうと思います。

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