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乳酸菌などの有用菌は腸まで届くのでしょうか。
M社では、乳酸菌などの腸内での有効な働きを保つために、強酸の胃液から菌の死滅を守るために、錠剤の表面に耐酸性の皮膜をコーティングしたものを発売しております。ということは乳酸菌などの有用菌は、そのままでは胃液(PH2程の強酸)により死滅してしまい、腸まで届かないということでしょうか。ヨーグルトとか、各種の漬物類とかいろいろありますが、実際にはどうなんでしょうか。
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まず、乳酸菌は胃酸や胆汁などによって死滅してしまう、 というのは事実になります。 ただし、すべてが死滅するかどうかは 取り入れる量と、食べる時の状態などにも影響されます。 簡単に言えば、胃酸の多い時・胃酸の濃度が高い時に乳酸菌を摂取すると その分多くの乳酸菌が死滅する事になりますし 逆に胃酸の弱い時に摂取すれば、腸まで届く可能性が高くなります。 そのように、胃酸と言ってもその人、その時々で変化がありますし 乳酸菌をいつ摂取するかによっても状況が変化するので 簡単に言えば個人差が生じる問題になってきます。 したがって、最近では味という面だけではなく、 健康面の事を考えて乳酸菌を摂取するという人も増えているので それらのニーズに答えられる様に研究や開発がなされています。 乳酸菌にも色々な種類があり、有胞子乳酸菌などは胃酸にも強いので 腸まで届く割合が高いのですが、その他の乳酸菌でも腸まで届きやすくしてあげよう、 というのが質問者の指摘されたコーティング云々という物です。 それでは、有胞子乳酸菌やコーティングされた物以外は 腸まで届かないのか?となるとそういう訳ではなく 摂取する量やその時の体調・胃の(酸の)具合などによって様々なので 100%とはいかないですが、状況次第ではちゃんと腸まで届きます。
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- localtombi
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要は、胃酸などで死ぬ割合よりも多くの乳酸菌を摂取すれば、その残りが腸まで届くということになりますね。 「ヤクルト400」と言うヤクルトレディ専売品がありますが、400億個の乳酸菌ということで、普通のヤクルトよりも腸まで届く数が多いということなのでしょう。 漬け物ではラブレ菌を含む「すぐき漬け」が有名ですが、ほんの少し食べただけでは腸まで届かずに終わってしまうような気がします。 コーティング錠剤にしてあるというのは、そういう「歩留まり」を向上させるための手段かと思います。
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- 4610_5656
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完全に死滅とはいかなくても生き残るは5%もいないはずです。 そこから増やすとなるとまた時間も掛かるでしょうし、定着するとなると1%にも満たないでしょう。 それくらい胃酸や唾液は消毒効果も消化能力も高いものです。 逆にそれくらい無ければ、インフルエンザなんぞに掛かれば2人に1人は絶命してしまいます。 最近では胃酸耐性カプセルの皮膜材が出来たおかげで 腸に届くのも20%以上アップしてますから 定着することも以前の比率から比べれば大幅に多いです
お礼
参考になりました。 有難う御座いました。
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