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電動機の欠相検出について

巻線電動機にて二次抵抗始動方式を使っています。 先日、3Eリレーの欠相が検出しました。 電動機を調査するとスリップリング付近にある短絡スイッチの1組が破損寸前でした。 何故、欠相検出となったのでしょうか? また、過電流ではなかったのでしょうか? 一次巻線と二次巻線の関係も含めてお教え頂けないでしょうか? 取り急ぎ、電動機は整備に出す計画です。

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  • EleMech
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回答No.1

巻線形誘導電動機は実際に使用したことが無いので、理論的にお答えします。 巻線型は、一次巻線の電磁誘導により二次巻線に電流を誘起し、反発吸引作用により二次巻線が巻かれた回転子が回転します。 この二次巻線は、スリップリングにより外部端子に接続されています。 この外部端子間に抵抗を入れるか、又は短絡するかで二次電流を変化させますので、それに伴って変化するトルク特性を利用しています。 始動時には抵抗器が接続され、低回転域にトルクを寄せて回転し易くし、徐々にその抵抗値を下げていく事でトルクを高回転寄りに変化させ、速度を上げていきます。 そして最終的には短絡し、定格回転速度となります。 今回の件では、一相のみが短絡スイッチの機能しない状態になっていたようですから、他の二相は正常に短絡状態であったと思います。 その為、三相間の負荷電流に差が生じたとして、単相運転と判断し欠相検出となったと思われます。 多分、短絡スイッチが何らかの理由で焼損した事が原因ではないでしょうか。

sato-pu-
質問者

お礼

回答有難うございます。 短絡スイッチを含め、長期間未整備でしたので、 金属疲労等により短絡スイッチが変形したのが要因ではと 思っております。

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