僧侶とはいったい何でしょうか?
私の母が5年前に曹洞宗のある寺院で出家・得度して修行を始めたのですが、人間関係でトラブルを起こし、そこを脱走するような形で飛び出してしまい、先方からは「僧籍から外す」といわれたそうです。
一般社会でも、そのような後ろ足で砂をかけた末の破門なら、それは当然だと思うのですが、その後、同じ曹洞宗の別の寺に潜り込み、そこのサイトによると、なぜか最初の寺の修行までが通算されて、尼僧になったと書かれていました。
僧というのは、いったい何なのでしょうか。世間で言う、いわゆる「お坊さん」にあたるのでしょうか。住職とは違うのでしょうか。
母のように、過去に別の寺でしくじった者が、そのキャリアが無効とならずに(何らのペナルティもなく)通算してもらえるいいかげんな世界なのでしょうか。
ちなみに母は、その後もひとつの寺に留まらず、あちこちの寺に逗留する流れ僧生活を続けていますが、中には、曹洞宗ではないお寺も含まれているようです。