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会計士受験においての、頭の整理の仕方を教えて下さい

私は公認会計士を目指し受験勉強中です。 某専門学校に通っています。 勉強を初めて約2年になるのですが、詰め込んだ知識がうまく整理することができず悩んでいます。 専門学校の講師の方々からは「頭の整理が大切だ」とよく聞きます。 しかし、私はその頭の整理をするにはどうすればよいのかいまいちわかりません。 どなたか教えて頂けないでしょうか。 よろしくお願いします。 公認会計士の勉強に限らず、大学受験、資格受験など様々な勉強を通して身につけた「勉強の仕方」についてお聞きできたら幸いです。

みんなの回答

  • osaru237
  • ベストアンサー率64% (9/14)
回答No.1

こんにちは。 講師の方が指摘される「頭の整理」という点は抽象的で私もわからないのですが、自分の経験から「勉強の仕方」について以下記載させていただきます。 公認会計士試験に限らず、どんな受験でも試験で求められる知識を回答として記載できれば合格できると思うので、やはり試験でどのようなことを求められているのかをイメージしながら勉強を進めることが大切だと思います。 「知識の整理」という点を気にされているようなので、理論系の話を中心に(計算問題は、理解し、量を解いて慣れるしかありません。)、以下では、当時(そして仕事の勉強をする際の今も)考えていたことを記載したいと思います。 尚、基本的に公認会計士の試験勉強は論述を意識した勉強がやはり最も有効だと思いますので、それを前提として記載します。(私が合格したのは試験制度が変わる前なので、違っていたらごめんなさい。) ●どんな採点がなされているか 以下では、あえて大学受験と比較しながら記載しようと思います。 実際の試験官がどのような採点をしているかを知ることはできませんが、試験の性質から考えても(そして採点講師をしていた観点からも)、大学受験、会計士試験それぞれ、イメージとして(あくまでイメージとして)以下のような採点をしていると思います。 ・大学受験 キーワードごとの採点(例えば世界史の論述問題もだったとしても、的確な「キーワード」となる言葉を記載してれば、大きな論理矛盾がない限り点数がもらえる) ・公認会計士試験 理屈ごとに採点(言葉が正確に使われている限りにおいて、「どういう内容が書いてあるか」で採点) イメージとしては、以下のような論理展開があった場合、 A⇒B⇒C 大学受験では、「A」、「B」、「C」というキーワードを中心にみられることが多いように思いますが、公認会計士試験では、間を結ぶ「⇒」の内容が問われているように思います。 なので、よく理論の勉強のために、テキストや解答例を書き写したり、キーワードを塗りつぶして覚えようとしている方がいらっしゃるように思います。大学受験では有効かもしれませんが、個人的には、書くのであればフローチャートを書いたり、或いは、読んで覚える(理解して、論理展開を覚える、決してテキストの文言の暗記ではありません)方がが効率的な気がします。 そして、一言一句テキスト通りである必要はないので、内容を自分なりに説明できるように勉強していく(実は勉強すればするほど、実は結局テキストの表現に収束していくのですが)ようにしたところ、私の場合は結構成績が伸びました。 「詰め込んでも成績が伸びない」のは論理展開を押さえた勉強ができていない可能性が考えられます。 尚、基本的に「詰め込み」の方法論はご理解されているようにも感じたので、以下はご参考です。 (ただ、本当に「詰め込めているの?」と自分で疑問に感じるなら読んでいただければ嬉しいです。) ●「覚える」の意味 例えば、あることを例えば講義で教えてもらい、理解できなかったところをしっかりフォローすれば、その場では「覚えている」方は多いと思います。でもそれでも試験で満点を取る人が少ないのは「忘れて」しまうからです。 つまり、「覚える」勉強より「忘れない」勉強の方がずっと大切だと思います。 なので、覚えたい事柄を一度に30回するより、忘れそうなときにもう1回繰り返すことが重要ですし、そういうことを意識する必要があると思っています。 ●具体的な勉強方法(理論系) 以下は私の勉強法なので、ご参考レベルでご覧ください。 (1)勉強したいテキストを用意し、これをグルーピングします(単元ごとでもよいでしょうし、50ページずつでもよいでしょうし、あるいは講義の進捗ごとでもよいでしょう。目安は、「内容」を1度に頭に入れることができる最大レベルです。別に1ページでもよいです。) (2)それぞれの「内容」を頭に入れていきます。私の場合は「他の人に流暢に説明できるレベル」なら絶対合格するにきまっていると勝手に思っていたので、それぞれの小項目をまるで問題文に仕立て上げ(例えば、二重責任の原則の項目であれば「二十責任の原則の意義について説明せよ」のように)、頭の中で説明できるようにしました。最初はそのままだと理解できなかったことも多かったので、テキストの内容をメモ用紙にフローチャートにしてみて、論理構造を把握するところからスタートしました。 (3)これを以下の要領で繰り返しました。尚以下でいう「グループ」とは(1)で作ったグルーピングのことです。 1グループ⇒2グループ⇒1グループ⇒2グループ⇒3グループ⇒1グループ⇒2グループ⇒3グループ⇒4グループ・・・ 以上、ご参考まで。少しでもお役にたてれば嬉しいです。

opengin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても丁寧な解答でわかりやすくいです。 理論系の参考として書いていただいた勉強法、フローチャートを使った勉強法、ぜひ明日からやってみたいと思います! 夜遅い時間にも関わらず丁寧な回答、本当にありがとうございます。

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