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64列MDCTの結果
64列MDCTの結果 冠状動脈に石灰化があるといわれました。40代女性 これまでに糖尿病・高血圧など疾患はなにもなく コレステロールの異常も指摘されておりません。秋から左の上部に時々つまったような押されるような違和感が 時々あり 念のため 近所の循環器の専門病院を受診したところ 心電図X線などは問題ないものの 静脈造影によりこう診断されました。 1.バイアスピリンを処方されましたが 一生内服するのでしょうか。 2.胸部痛といった症状はあまりないのですが 心カテを受けるべきでしょうか。 3.家族にも心筋梗塞などいないのですが なにが原因だったのでしょうか。 よろしくお願い致します。
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- bukebuke
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No4ですがバイアスピリン飲み続けるかどうかは心カテの結果次第じゃないでしょうか。 心カテをやれば狭搾があるかどうかはわかります。 バイアスピリンは他にもいい効果があると報告されてます。 30代を過ぎれば誰でも徐々に動脈硬化は出てきます。
- USB99
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1.自覚症状はほとんどありませんが バイアスピリンは内服し続けるものなのでしょうか 分かっていません。 例えば、REACH registryというのがあり、日本人の心血管死亡率は3年で8.6%でしたが、欧米人では12%でした。 このように、日本と欧米では発症率が異なるので欧米のデータをそのまま持ってきていいのかという点。 次に、NIPPON STUDYでは、日本の男性は高血圧などのリスクがあれば心筋梗塞の確率が8倍となり、リスクで評価できますが、女性ではリスクがあっても疾患発生率が低いために差がでなかったので、女性は誰に飲ませたらいいのかがわかりにくい点 欧米ではバイアスピリンによる消化管出血が0.5%というのがありますが、日本では1%近いというデータがあり、日本人では副作用が強くでる可能性がある点 などで、狭心症かどうか不明な時点でバイアスピリンを飲むべきかどうかの評価は困難です。 2.狭窄があるかどうか 心カテで調べてもらえば わかるということでしょうか 一番の問題は、狭窄があるとして意味がある狭窄かという事です。心カテをして、50%程度の狭窄があったとして、それが胸痛の原因となっているかという事です。その意味で、運動負荷心電図や心筋シンチや負荷心エコーの意味があります。 3.石灰化という症状は 40代になれば 精査すると発見されることは珍しくないのでしょうか 石灰化の程度によります。生殖年齢の乳房は放射線感受性が強いので、当院でのデータは50歳以上くらいしかないですが、冠動脈がどの程度、石灰化しているかの指標の一つであるAgatston scoreが400を超す人は50歳台でもまず、いません。欧米のデータをみても同様です。 一般に石灰化を問題にするのはAgatston scoreが400を超えてからですが、欧米のデータでは70歳頃までには90%の人が400を超えるというデータがあります。そこで、高齢者は75パーセンタイルを用いて拾い上げをします。 質問者の石灰化がどの程度か不明ですが、40歳台でAgatston scoreが400以上だと、私なら副甲状腺疾患などカルシウム代謝異常の方をまず疑います。 ちなみに、私は冠動脈CTの解析は技師さんにまかせず、自分でしていますが、Agstston scoreが400くらいだと全周性の石灰化は少なく、なんとか3Dで解析できます。全周性だと、さすがに無理です。
- pakopako
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No3の者ですが心配ですので再度書き込み致します 通常は初めから64列での検査をすすめることはありません 当然のことながらご質問者様も、安静時心電図そして 運動負荷心電図や心エコーといった検査をし順を経た上で 64列による検査に至ったことでしょう、このようなことは 医師でなくとも周知の事実ですが・・ 更にレントゲンやCTといった放射線による検査よりも微量とはいえ 放射線(ラジオアイソトープ)を血管から体内に投与する『心筋シンチ』 (これは同意書を求められる検査)を心電図や心エコーと同等に扱う No2さんの医療従事者と思えない発言は理解に苦しみます 御質問の回答ですが 1、血管内で血液が固まり血流を止める状態を「血栓」と言います 心筋梗塞や脳卒中(脳梗塞)がその代表で血管が詰まってしまい その先の組織が障害を受け機能を失ってしまいます その予防として高い効果が得られるバイアスピリンが処方されます 勿論年齢や性別或いは妊娠など患者様により制約は存在します ので担当のドクターの指示を仰いでいただく事が最良かと思います 2、石灰化があってバイアスピリンを処方されたのでしたら通常 狭窄部分が存在すると思っていた方が賢明ではないでしょうか 虚血性心疾患の恐ろしい点は自覚症状なく冠動脈硬化が進行し ある日突然心臓発作に襲われて死に至る事もあるということです 仮に死を免れても大きな後遺症が残る事があります 狭窄があるかどうかはカテーテル検査以前に64列MDCTでの 確認が可能です、64列での検査の結果は信頼できるもので No1の方とNo4の方の仰るように冠状動脈に石灰化が認められ 尚且つ左胸に違和感がおありでしたらそれは貴女の心臓が 助けを求めているサインかもしれません カテーテル検査という選択肢もありますが、それは心臓カテーテル 手術と何ら変わりない工程で行なわれるものですのでできれば 医師の支持を仰ぎ心カテ手術を受けるべきでしょう 3、No1の方がご説明のようなものが主たる要因になりますが その他に最大の危険因子として忘れてならない喫煙があります また日常生活でのストレスも大きな要因とされていまいます 以下心筋梗塞の原因というページでご確認下さい http://greatnavi.net/sinnkinnkousoku/cat0002/ ※現実問題としてこの病気の治療に掛かる手術や検査等の費用は とても高額になってきています、心臓カテーテル手術(保険適用の 自己負担分)でも25万円~50万円、バイパスですとその倍位は 掛かります、それだけのお金額となると中々大変ですのでその救済 処置として「高額療養費」という制度が利用できます これは一月に患者が負担した医療費を後(3~4ヶ月後)に一定の 額を超えた金額を返還する制度でその際には是非ご利用される ことをおすすめ致します またこの制度は2007年から新基準が施行され"事前に手続き"を すれば一月の医療費が幾ら掛かろうとも患者がその医療機関に 支払う一月分の医療費を一定の額以下に定めるものとなり 一度に多額の出費をしなくてもよくなりました。 以下で心疾患全般に関して分かりやすく説明されていると思います http://heart-care.sakura.ne.jp/
- bukebuke
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バイアスピリンは動脈硬化の予防にもなりますが出血しやすくなるかもしれません。 女性の場合女性ホルモンにより動脈硬化は起こしにくいから原因特定は難しいかもです。 閉経後は動脈硬化起こしやすい。 CTでの被爆とかはたかが知れてます。 石灰化があると言うなら心カテ受けられた方が今後の治療方針は決めやすいでしょうね。
- pakopako
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既に回答されたNo2の方 知識もない素人が口をだしたがる領域かどうか私は分かりませんが 被爆ということを仰るのなら、まさに心筋シンチこそが放射能を用いる 検査なので、とても専門の方の発言とは思えないものと思いますが 心筋シンチ http://www.mayona.com/archives/2005/11/post_372.html
お礼
ご意見ありがとうございました 突然のことで 主治医によく質問ができませんでした 次回 受診時には いろいろ調べて整理して聞いてみようと思います もし お時間があれば・・下記にもご意見頂けると幸いです 1.自覚症状はほとんどありませんが バイアスピリンは内服し続けるものなのでしょうか 2.狭窄があるかどうか 心カテで調べてもらえば わかるということでしょうか 3.石灰化という症状は 40代になれば 精査すると発見されることは珍しくないのでしょうか 以上よろしくお願いします
- USB99
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まず、40歳代女性に冠動脈CTを最初に勧めたという事はとんでもない事です。 生理前の女性は特にCTによる被曝で乳癌の発症確立があがります。 Estimating Risk of Cancer Associated With Radiation Exposure From 64-Slice Computed Tomography Coronary Angiography http://jama.ama-assn.org/content/298/3/317.short という文献によると、40歳台の女性が冠動脈CTをうけると、0.4%、すなわち、250人に一人が一生の間に乳癌などの癌を発症します。一方で、糖尿病、高血圧のない40歳女性が6年以内に心筋梗塞を発症する確率は0.1%以下です。 そして、このような無用の被曝で得られる結果としては、 http://intmed.exblog.jp/9083005/ のように、めちゃくちゃな結果です。 確かに冠動脈に長い石灰化がある人はない人に比べて狭窄がある人が多いという統計はありますが、生理前の女性に動脈硬化がある事はきわめて稀です。女性は閉経して10年ほどしてから急に動脈硬化が進行します。よって、リスクが極めて低いのですから、乳癌の発症確率をあげるような被曝はどうしても..という時以外は、選択するべきではありません。 まずは、運動負荷心電図や心筋シンチやドブトレックス負荷心エコーなどの放射線被曝を伴わない検査を選択すべきです。ただ、このようなとんでもない"循環器専門病院"でなく、リスクをきちんと評価できて適切な検査法を選択できる病院を選びましょう。女性は、運動負荷心電図でちゃんと評価しないと一見、狭心症のような心電図変化をきたすことがあります。私たちがみれば、女性に特有な変化か狭心症による変化かはわかりますが、"循環器専門病院"ではこういうのにかまわず、狭心症としたがり、心カテを勧めます。 また、知識もない素人が口をだしたがる領域ではありますが、自分でキチンとリスクを評価してください。
お礼
ご意見ありがとうございました 突然のことで 主治医によく質問ができませんでした 次回 受診時には いろいろ調べて整理して聞いてみようと思います もし お時間があれば・・下記にもご意見頂けると幸いです 1.自覚症状はほとんどありませんが バイアスピリンは内服し続けるものなのでしょうか 2.狭窄があるかどうか 心カテで調べてもらえば わかるということでしょうか 3.石灰化という症状は 40代になれば 精査すると発見されることは珍しくないのでしょうか 以上よろしくお願いします
- cheemama479
- ベストアンサー率40% (27/67)
医学の進歩は目覚ましく医療機器もそれに伴い進化してまいりました64列の登場時は挙って採用に向けました 現在では125~256列へと更なる進化を続けている次第です 前置きが長くなりましたが64列の信頼度は高く、特に心疾患等の検査には大きな成果を挙げている器機といっていいと思います 従いまして冠動脈に石灰化した部分が発覚したのでしたら、その冠動脈にカテーテル手術によってステントというパイプ状のものを(手首や足の付け根から)挿入し、その詰まった部分に治めて血流を確保するか、場合によってはバイパス手術をするかの選択になるかと思います それを行なわないでいますと詰まった先の部分に血液と酸素が届かなくなり心筋梗塞を起こしてしまいます、そして心筋梗塞により一度壊死した細胞は再生されないのが現実です 現在そのような処置を勧められていないということは、おそらくその冠動脈が石灰化して詰まった部分の横に毛細血管が集合して新しいパイパスを作っているのかと思います(これは人間の持つ自然治癒能力の一つで)、このようなことは間々あることですがあくまでも毛細血管の集合ですので冠動脈とは比較にならない不安定な組織になり、例えば負荷が掛かった場合などにはその負荷に耐えられない可能性も否定できません、従って冠状動脈が石灰化して狭窄や詰まってしまった場合は、もはや選択する余地はなく上記のカテーテル手術のみになります、また更に病状が悪化し幾つもの狭窄箇所ができますと開胸してのバイパス手術になりますのでドクターにカテーテルを勧められたのでしたらお受けになる事が間違いなく一番の対処法かと思います 最後に1~3の回答ですが 1、カテーテル手術を受けた方や狭窄がある方は現在では通常生涯バイアスピリンの服用を求められます 2、前記致しましたが当然心カテをお受けになることをおすすめ致します(局部麻酔ですので最初の麻酔を打つ時にチクッとするだけです) 3、勿論家系(遺伝)的な要素もございますが、他に主な誘因としては高血圧、高脂血症、肥満、高尿酸血症、高LOL値、ストレス、不眠、不規則な生活や偏った食生活(特に動物性脂肪の摂取)、そして性格的なものと様々な要因が考えられます 以上ご参考まで。
お礼
ありがとうございました 突然でもあり さほど自覚症状もなかったので 驚いてしまいました
お礼
ご意見ありがとうございました 突然のことで 主治医によく質問ができませんでした 次回 受診時には いろいろ調べて整理して聞いてみようと思います もし お時間があれば・・下記にもご意見頂けると幸いです 1.自覚症状はほとんどありませんが バイアスピリンは内服し続けるものなのでしょうか 2.狭窄があるかどうか 心カテで調べてもらえば わかるということでしょうか 3.石灰化という症状は 40代になれば 精査すると発見されることは珍しくないのでしょうか 以上よろしくお願いします