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ブレンステッドの酸・塩基の定義

ブレンステッドの酸・塩基の定義  初歩的な質問ですみません。高校で勉強する「ブレンステッドの酸・塩基」に関する練習問題などで、「水は、その相手により、酸としても塩基としても働く」という問題がよく出題されていますが、酸と塩基の最も基本的な考え方は、「酸と塩基を混合すると互いの性質を打ち消しあう。」であると思うんです。気体のアンモニアと塩化水素の反応や、アニリンと塩酸の反応では、ブレンステッドの定義とおりに水素イオンがやり取りされることで、酸性・塩基性が打ち消されるときれいに説明できます。しかし、塩化水素が水に溶ける変化や、アンモニアが水に溶ける変化では、確かに水素イオンはやり取りされてはいますが、「互いの性質を打ち消しあう」ということが説明しにくくなります。どうせなら、ブレンステッドの酸塩基の定義は、水の存在しない環境下での反応のみを説明するものと考えたほうが自然な気がしてしまうのですが・・・・・・  どなたか解説していただければ幸いです。

みんなの回答

  • 101325
  • ベストアンサー率80% (495/617)
回答No.4

> もう少し明確な反応例が無いのかなと思った次第 いわゆる「塩の加水分解」、もうすこし正確に言うと「水溶液中のイオンの加水分解」、はブレンステッドの酸・塩基で考えると分かりやすくなるんじゃないかな、と私は思います。 http://okwave.jp/qa/q1417602.html http://okwave.jp/qa/q6193354.html http://okwave.jp/qa/q2292951.html 「水素イオンにこだわっている」からこそ水溶液の化学では便利に使われている、のかもしれない(違うかもしれない。中途半端といわれると返す言葉がないw)。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

ん~, まぁ確かに例がどうかと言われると困りますが.... ただ, ブレンステッドの定義は「まだ水素イオンにこだわっている」という点でやっぱり中途半端なんですよね. でルイスの定義をやっちゃうのであんまり意味がない, と.

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.2

その「最も基本的な考え方」とはアレニウスの酸・塩基の定義ですね。 そしてその拡張がブレンステッド酸・塩基です。 ブレンステッドの定義はアレニウスの定義を内包しますが、 アレニウスの定義で酸・塩基といえないようなものがブレンステッドの定義にはあります。 このような集合の関係を数学でやってますよね。思い出してください。 ブレンステッドの「四角形」とは長方形に当たるもの、 アレニウスの「四角形」とは正方形に当たるもの そんな感じです。 なお、さらに拡張された、ルイスの酸・塩基の定義があります。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「もっとも基本的な考え方」を後生大事に引っ張らなければいいだけでは? あと, CH3COOH + HCl → CH3COOH2^+ + Cl^- H2O + HCl → H3O^+ + Cl^- の前者を「酸と塩基の反応」としていいなら (「水の存在しない環境下での反応のみを説明するものと考え」るなら, これはブレンステッドの定義に従って考えていいはずですよね), 後者も「酸と塩基の反応」とするのが単純だとは思いませんか?

kintakunte11
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど・・・・確かに、後生大事に引っ張りすぎですね。 酸塩基の反応は、その強弱によって酸として働く場合も、その逆もあるということですね。 ただ、高校の教科書などの書き方だと、塩化水素水溶液やアンモニア水中でのH2Oが出てきたときに、ただ単純に水素イオンのやりとりだけが出てくるので、定義だけで終わってしまい、逆に混乱してしまうように思うんですが・・・・もう少し明確な反応例が無いのかなと思った次第であります。 それとも、この段階ではあまり考えないほうが良いんでしょうか。 さっそく回答をいただきありがとうございました。

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