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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:そもそもなぜ酸と塩基の区別が重要なのですか?)

酸と塩基の区別の重要性とは?

このQ&Aのポイント
  • 酸と塩基の区別は化学的な性質を表す重要な分類方法です。
  • アレーニウスやブレンステッドの定義は時代とともに変わってきたが、分類方法自体は頻繁に使われています。
  • 酸と塩基の分類は化学反応や物質の性質を予測するために重要です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

「酸」という字は「酸っぱい」という言葉と繋がっています。 多くの食品に見られる味の一つです。 酸っぱい果物は多いです。特にかんきつ類では目立っています。 ゆずとかだいだいを絞った汁は調味料として使われてきました。 酢の利用はその延長線状のものです。 食べ物が古くなった時にも酸っぱくなります。 これは腐敗の兆候にもなりますが上手く利用すると味をよくしたり、保存の効く食べ物に変えたりすることもできます。発酵食品いうのは歴史の古い食べ物です。 お寿司の元の形はお酢しです。発酵食品としての馴れ酢しです。 ひと月、ふた月と時間をかけて作ります。 それを待っていることができないという事で酢をふりかけて食べるというのが広まったのが今のすしでしょう。生酢し(きずし)という言葉は馴れ酢しと対になった言葉でしょう。若狭や琵琶湖周辺ではサバやフナの馴れずしがよく売られています。 かんきつ類の酸っぱい汁が水に溶けない物を溶かす働きを持っているというのが知られるようになったのはかなり古いことでしょう。金属や金属の化合物を溶かします。石灰石を溶かすことができる、錆を溶かすことができるというのはそういう働きの例です。鉄や亜鉛を溶かすこともできます。 そういう働きを積極的に利用しようとして物質として他と区別するために付けた名前が「酸」です。 こういうことであれば古い歴史を持ったことばであるだろうというのが分かりますね。 酸とは「酸っぱい味がして石灰石を溶かすことのできる液体だ」という事になります。 酸に溶けるもの、溶けないものというリストはかなり早くから出来ていたと思います。 酸を英語で言うとacidです。これも酸っぱいという意味から来ています。酸素 oxygen は酸を作るものという意味です。このoxy-はやはり酸っぱいという意味です。ラボアジェは空気中にある呼吸に役立つ成分は酸でないものを酸に変える働きがあるということでoxygenation、oxygenという言葉を作りました。炭素や硫黄、リンを燃やすと酸ができるからです。 当然酸とはどういうものかというのはそれ以前から分かっていたことになります。 「酸と塩基」が対になって使われるようになったのは新しい事です。 古くは「酸と酸でないもの」とが対になっています。 あなたは「酸っぱいもの」という物質の分類をいつ頃から意識するようになりましたか。 レモンやお酢が共通の物質のグループに入るだろうという認識は小学校に入る前から出来ていたのではないでしょうか。 アレニウスの定義、ブレンステッドの定義、・・・ そんなものは関係がありません。 100年余り前に出来上がった考えか、1000年以上前に出来上がった考えかがごっちゃになるようでは困ると思います。

beat-guitar
質問者

お礼

仰るとおりです!まず[酸っぱいもの]という感覚的な分類があって、それが金属を溶かしたりする特殊な性質を持っていて、食品加工に利用したり人に有用であったから区別が始まったのですね。  長文ありがとうございました。非常に分かりやすかったです!こういう人が先生だったら贅沢ですねー

その他の回答 (2)

回答No.2

酸性の物質とアルカリ性の物質を混ぜたら、中和反応で有毒ガスを発生させる場合があるなど危険です。

beat-guitar
質問者

お礼

なるほど、確かにこれは重大な性質ですね。  回答ありがとうございました!

  • ulti-star
  • ベストアンサー率41% (186/452)
回答No.1

危ないからです。 水と比べた 酸は、金属を溶かします。 塩基は、たんぱく質を溶かします。 もしかしたら錬金術師が興味本意で実験をしていて、たまたま溶液を2種類に分けることができたのかもしれません。

beat-guitar
質問者

お礼

 酸は金属を溶かす・・確かに~酸などはよく危険物とされていますね。 回答ありがとうございました!

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