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酸塩基反応と酸化還元反応
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酸塩基反応と酸化還元反応は全く異なる反応です。 ルイスの酸塩基は”電子対”の授受によって定義されます。これは酸化還元反応とは全く異なるものです。電子対を与えるものというのは非共有電子対(孤立電子対、ローンペア)を持つもの、電子対を受け取るものとは空軌道を持つものです。ルイス塩基の非共有電子対とルイス酸の空軌道による配位結合の形成、またその逆をルイスの定義による酸塩基反応といいます。 一方、酸化還元反応は電子をほかの原子やイオンと授受することです。亜鉛と銅の酸化還元反応について考えると、Znの電子配置は[Ar]4s(2) 3d(10)、Cu^2+の電子配置は[Ar]3d(9)となります。ここで、Znの4s軌道の2個の電子がCu^2+の3d軌道と4s軌道に入ります。 ルイスの酸塩基反応は配位結合の形成または共有結合のヘテロリシス開裂と言い換えられます。酸化還元反応は電子の授受により酸化数が変化します。酸塩基反応では酸化数は変化しません。
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(1)酸化還元反応 酸化反応は物質が電子を失う反応で、還元反応は物質が電子を受け取る反応。酸化還元反応は酸化反応と還元反応が対になって生じる反応。 酸化反応、Zn→Zn2++2e- 還元反応、Cu2++2e-→Cu 酸化還元反応、Cu2++Zn→Cu+Zn2+ (2)ルイス酸、ルイス塩基 酸は他の物質から電子対を受け取るもの、塩基は他の物質へ電子対を与えるもの。酸は電子対受容体、塩基は電子対供与体。酸は電子対供与体の非共有電子対を共有できる空の電子軌道をもち、塩基は電子対受容体と共有できる非共有電子対をもつ。 Cu2++4NH3→[Cu(NH3)4]2+ (3)標準電極電位 Zn2++2e-→Zn,E゜=-0.763V Cu2++2e-→Cu,E゜=+0.377V 標準電極電位が負に大きいほどイオン化傾向が大きい、金属陽イオンになりやすい。 還元剤はCu<Zn,酸化剤はCu2+>Zn2+ (4)アクア酸 金属イオンの正電荷が大きく、イオン半径が小さいほどアクア酸の酸性度は増大する。 イオン半径はCu2+<Zn2+
質問者からのお礼
回答ありがとうございます.違いがよくわかりました.
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質問者からのお礼
詳しくわかりやすい解説,ありがとうございます.