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何も無い状態(時間も空間ももちろん物質も)から何かが生まれることは可能

雪中庵(@psytex)の回答

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回答No.7

「無から生まれた」という事は、「無から有になった」と お考えな訳ですね? 確かに、日常的実感(素朴唯物論=認識とは独立して外的実体が ある)によると、「有」を排除した所が「無」です。 しかし「有」の実態を探求すると、それは無とオーバーラップ するものである事が分かります。 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめ 込むと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に、 認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は 光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、 自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。 しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に 生じるもので、根源的に絶対化しようとすると、元の無限 不確定性に発散します。 実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との 相対によってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持って います。 客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。 認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。 我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」 ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、 認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、 その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として 時空的広がりは発生しているのです。 無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補と しての「時空仮説性」。 「相補」というのは、絶対時空を否定し、認識体との相対に おいてしか時空は計量できないとする相対性理論や、同じく 認識体が現象表面的に物事を捉え、本質的に決定しない事に より有限的存在性は生じるとする不確定性原理といったものを 伴う時空、ということです。 即ち「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確 定性(h)の収束におけるhの減少の時系列化である時、それが 架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間 性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に 相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底を なす事によって相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面 的定性化における有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。 「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補と して生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という 無の射影として、存在は生じていると言えます。 無いとは分からない事が有なのです。

i10aurora
質問者

お礼

難しかったですが、なんとなくピンと来るものがありました。ありがとうございました。

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