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三井住友がアジアで永久劣後債を

本日の新聞に三井住友フィナンシャルグループ が劣後債を販売するとありました。 そこでいくつかの質問疑問があります。 お答えをお願いします。 (1)そもそも劣後債とはなんでしょうか (2)この情報は株主にとってポジティブな情報でしょうか(1020億円 8億5千万ドルの公募) (3)この債権のリスクは三井住友の格付けによるリスク 或いは劣後債という証券のリスクどちらなんでしょうか (4)三井住友のリスクで年利8.15%かつドルなら僕も購入したいのですが どうして香港及びシンガポールなんでしょう。 (5)そもそも、個人に販売するのか アジアのシンジーゲートに販売するのかどちらでしょうか? 自分は最近、三井住友の個人株主になったものです。 この資本施策の背景等も含めてどなたか解説願います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • roo
  • ベストアンサー率25% (1/4)
回答No.1

(1)劣後債とは債務の返済順位が、普通の債券よりも劣る債券という意味です。例えば会社が倒産したときなどは、普通の社債の方が返済が優先されるため、ほとんど戻ってくることは無いでしょう。そのため、投資家にとっては「ハイリスク=高クーポン」となり、発行企業にとっては、株式に近い性格(つまり、企業が倒産してもまずお金を返すことにはならない)ということで、自己資本としてカウントできるというメリットがあります。 (2)劣後債で集めた資金は自己資本としてカウントされるので、財務基盤は強くなります。よってポジティブだと思います。 (3)どちらもです。仮にドル建ての三井住友銀行債があったとすると(ほんとにあるかは知りません)、そのクーポンが三井住友銀自体のリスクをあらわし、8.15%からそのクーポンを引いた値が、劣後債によるリスクという理解でおおむねよいのではないでしょうか。 (4)日本ではあまりもうお金が集まらないからではないしょうか(ここは何の根拠も無いので、他の方にお任せ)。 (5)優先株ならともかく、劣後債って個人投資家が買っているのをみたことないんですが、買えるんですか?公募やってるところもみたことないんですが・・。この販売は機関投資家向けだと思います。 こういうことを銀行がやる意味とは、「自己資本を拡充して、BISの8%ルールをまもる」ということでしょう。

tokuota
質問者

補足

劣後債の意味がわかりました。 三井住友が持っている債権でリスクが大きいもの を債権化して売るということですね。 その劣後債が不良化した場合でも三井住友が倒産しなければ債権はあるんでしょうか? それとも、劣後債ゆえに三井住友がしっかりしていてもその債権がデフォルトすれば三井住友は責任をもたなくて良いのでしょうか? その辺がしりたいと思います。 もし、後者なら株主としてありがいですが この債権を買う投資家にはリスキーですね。 8.15%という金利はどのようなリスクを背景にきまったのでしょうか。 逆に前者なら、私もこの債権を購入したいと考えた次第です。 rooさんの劣後債の概念で理解が進みました ありがとうございます。 さらなる、ご意見を聞かせてください。

その他の回答 (1)

回答No.2

場違いな答えですけど、 ヤフーの三井住友FG掲示板で 同じ質問をした方が良い答えが色々聞けますよ。 まともに答えてくれる人って、 (現・過去)株主しかいませんから。

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