黒サビ処理の方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 黒サビとは酸素が透過しないため、サビどめ用の表面処理に使われる
  • 炭火による焼き入れを行うことで、鉄の表面を黒くすることが可能
  • 手回し用のハンドルの錆び防止に黒サビ処理を試すことも可能
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黒サビをつけられますか?

黒サビをつけられますか? 我が家には、薪を下から焚く風呂があります。薪を燃やした後には、大量の真っ赤にイコった炭の状態になります。焚口には小さな電動送風機があり、赤熱した炭に送風して温度をあげることもできます。 さて、以前、4ミリ程の針金を曲げて作ったフックが軟弱だったので、(もともと炭素分がない材料だから、焼き入れは出来ない、との説がありましたが・・・)炭で真っ赤にして、水で急冷する焼き入れをしてみました。一度では効果出ませんでしたが、数回繰り返しますと、かなり固くなりました。 この時、針金は段々と表面が黒くなってきました。これは、黒さびではないか?と思います。黒錆は赤サビとちがい酸素が透過していかないので、ペンチなどのサビどめ用の表面処理として使われる、と昔、小学校で習いました。 前置きが長くなりました。この度、回転式の土フルイ機を中古で入手しましたが、手回し用のハンドルが欠損していましたので、他の物を流用するために、ジョイント部を作りました。普通(がなにかは知りませんが)ごく普通のメッキしていないムクの鉄棒(軟鉄)を旋盤でくり抜きまして本体の回転芯軸に合うようにし、固定用に横から穴を空けてタップを切っています。 ようやく、ご質問です。生の鉄に穴あけ・タップ切りなどしただけですから、長期的に錆びてくるのが心配です。普通ならジンクプライマーを塗って簡易メッキにするところですが、塗装はネジ切り部に効きませんし、本式のメッキ処理に出すほど大げさなものでもありません。(家庭菜園の土から石を除く目的です)そこで、上記の炭火による焼き入れの黒サビ処理を発想したのですが、いかがなものでしょうか?試しにやってダメにしたら、代わりがありませんので、前もって知識のある方に教えてもらいたいと思います。 その1 針金で体験した黒色化は黒さびでしょうか? その2 そうであれば、当部品を処理するにあたって、アドバイスをおねがいします。(送風してガンガンに温度をげればよい・・とか、冷却は水でなくて何かのオイルを使うもんだ、とか・・・。 ※目的は焼き入れではなく(そうなれば、拾い物で結構なことですが)簡易的な錆び防止処理です。 長い文をお読み頂いてありがとうございました。 よろしくお願いします。 画像中、赤丸の部分が、問題の部品です。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#150422
noname#150422
回答No.2

以前に遣られたと言う炭焼方法は、黒染めでは無いと思いますよ。 炭の炭素分が針金の組成内に偶然にも浸透したと思います。 いわゆる…浸炭焼き入れの状態でしょうか? それに依り、硬度も上がった物と考えられます。黒く成ってる所は、過酸化鉄(黒染め)に成ってはいますが… て、本題のご質問ですが、 私の考えでは、旋盤加工も終えた後で、焼き入れ擬きの熱を与えるのは、NGに思えます。 穴の部分に焼き入れが入れば、硬度も上がり良い様に感じられますが、熱を与えた事に依り、穴の変形が懸念されますし、ボス部分が、欠ける可能性も有るので、代わりが無い以上おすすめは…出来ないです。 黒染めを行いのでしたら、黒染め処理用の液剤、もしくは簡易黒染めスプレーが、工具専門に扱う所で、購入出来ると思いますので…そちらをご利用された方が、無難だと思いますよ! ちなみに、黒染め自体は、錆びに強いだけで、じきに錆びますからね。 長く錆びさせたく無いのならば…メッキをされた方が宜しいかと思います。そこで考えなければならないのが、メッキ厚を考慮した、穴部分の公差ですね。 質問の答えに成って無いかも知れませんが… 一つのアドバイスと受け止めください。

tamaki1954
質問者

お礼

ありがとうございました。 やはりヘタにするのは不適当とわかりまして、大変参考になりました。 また、黒染めというものがあるのを初めて知りました。 大変勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3635/18948)
回答No.3

工具専門点に「簡易黒染め液」というものがあります これを塗ってから擦れば黒染めが出来ます

tamaki1954
質問者

お礼

黒染めという加工方法があるのですね。 大変勉強になりました。

  • hs001120
  • ベストアンサー率60% (473/788)
回答No.1

>その1 針金で体験した黒色化は黒さびでしょうか? たぶん、そうではないでしょうか。 >その2 そうであれば、当部品を処理するにあたって、アドバイスをおねがいします。(送風してガンガンに温度をげればよい・・とか、冷却は水でなくて何かのオイルを使うもんだ、とか・・・。 加熱に炭を使ったなら、侵炭により炭素が表層に染み込み焼き入れ効果があったはずです。 回数を重ねるより、ある程度時間をかけて深いところまで侵炭させた方が良いと聞いたことがありますが 酸素供給量の加減が難しく、材料形状や材質によって適当な温度や時間が変わるため 単に何十分侵炭させれば良いという様な簡単な物では無いとも聞きました。 ただ、なんとなく黒く見えるくらいに薄く生成できました程度の黒錆では、長期間の防錆は期待し難く >試しにやってダメにしたら、代わりがありませんので が気になるのであれば、 防錆塗料の塗布の方が無難では無いでしょうか。

tamaki1954
質問者

お礼

ありがとうございました。 黒サビについて詳しくわかり、勉強になりました。 塗料的な物の方が実際的だとわかりました。

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