部品の熱処理について

このQ&Aのポイント
  • 部品の熱処理には、一般的に焼き入れ焼き戻し、表面の熱処理の高周波焼入れ、浸炭焼入れの3つの方法があります。
  • 焼き入れ焼き戻しは、部品を高温で加熱して急冷することで硬さを向上させる方法です。
  • 高周波焼入れは、部品の表面に高周波電流を流し、局所的に加熱することで表面硬度を向上させる方法です。
回答を見る
  • 締切済み

部品の熱処理について

熱処理について伺います。 一般的に焼き入れ焼き戻し、表面の熱処理の高周波焼入れ、浸炭焼入れがありますがどのように分類わけし熱処理を部品に適用していますか? 例えば、表面は硬く、中は粘り強くしたい場合は高周波?のような選択でしょうか?

みんなの回答

  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1750/3357)
回答No.3

>>表面は硬く、中は粘り強くしたい場合は高周波  その通りです。  基本的に、硬度と靭性はバーターの関係にあります。熱処理で硬度を上げると「硬い」けど「脆い」という状態に近づきます。  例えばピンのような部品かつ衝撃荷重がかかるような部品を全体焼き入れすると、下手するとゴリッと全体が折れたりしやすくなります。  こうした場合、表面の硬度=耐摩耗性は高めつつ、中心部の粘り強さは残すために表面部分のみの焼き入れを行います。  それを高周波焼入れで実現するのか、浸炭焼入れの方がいいのかは部品の形状なども含めたケースバイケースでの判断になります。

  • FattyBear
  • ベストアンサー率32% (1215/3707)
回答No.2

下記に焼き入れの方法の種類と特徴が記載されています。 https://mitsu-ri.net/articles/processing0015/ 私もこんなに多種類の焼き入れ方法があるとは知りませんでした。 焼きなまし、焼きならし、焼き戻しなどという区分もヘー!です。

  • ji1ij
  • ベストアンサー率26% (465/1734)
回答No.1

焼き入れの種類と特徴 https://mitsu-ri.net/articles/processing0015/

関連するQ&A

  • 熱処理の選び方

    熱処理にも、ズブ、炎、高周波、レーザー、浸炭、窒化など いろいろな種類があると思いますが。 焼き入れ指示をする場合、どのような基準で選べば良いのでしょうか? 例えば、シャフト、軸類は、高周波+HCrとか 主に部品別の、一般論的なものが有りましたら、教えてください。

  • 熱処理について

    鋳鉄の熱処理について、わからない事があり、投稿しました。 端的に質問します。 ねずみ鋳鉄(FCD450)の部品を浸炭焼入した場合、寸法は伸びますか?縮みますか?

  • シャフトに直接ギヤを切れる材料&熱処理を教えてく…

    シャフトに直接ギヤを切れる材料&熱処理を教えてください クランクシャフトのようなシャフトにギヤを直接切ろうと考えています。 ギヤには大きなトルクがかかるため、ギヤとしては浸炭できる材料を使う べきなのですが、シャフトに曲がりが生じてしまうため、浸炭は難しいと考えています。 そこで、窒化+高周波焼き入れで何とかいけないか検討しています。 Q1.窒化+高周波焼入れでギヤの許容面圧が最大になる材料と    熱処理条件を教えてください。    (行ったことのあるメーカーも教えていただけると幸いです) Q2.もっと良い方法(浸炭でも行ける、もっと良い熱処理の方法があるなど)    がありましたら、教えてください。 ギヤの諸元はモジュール2から3、中心距離125位。

  • 熱処理について

    熱処理の種類には浸炭、高周波等ありますが、 その他にどんな方法があるのですか? また、油を熱し、その中に材料を入れた場合 熱処理効果があるのでしょうか? もし油を使用した熱処理(なましは除く)方法が あれば教示お願いします。

  • SCM415熱処理

    はじめまして。当方機械加工屋です。 恥ずかしながら熱処理に関しては全くの無知です。 加工図面に 高周波焼入れ HRC40 深さ1.01.5 の指定があり、焼入れ業者さんに見積もり依頼しました。しかし、SCM415ではこの条件は無理と言われました。 1.SCM415は高周波焼入れは無理。浸炭ならOKだが深さを満足できないかも。 2.SCM440なら高周波OKだがHRC55になる。 具体的に上記の様な回答でした。 この条件はどこの業者さんでも無理なのでしょうか?

  • 自転車のギアの熱処理について

    はじめまして。初めて投稿させていただきます。自転車のギアの熱処理について教えてください。歯部の指定硬度がHRA66以上となっています。焼きいれ方法が浸炭焼入れとなっています。板厚2t、外径φ140mm材質はSPHCの酸洗い品です。 これで焼きいれをしたところ、全体がかなり反ってしまいました。このギアで浸炭焼入れは一般的なのでしょうか?ギアで、一般的に硬度を上げる場合、どのような方法なのでしょうか?わかる方いたましたら、よろしくお願いいたします。 ギアというかスプロケットです。よろしくお願いいたします。

  • SUM快削鋼は熱処理できる?

    SUM快削鋼について質問です。 SUM22,23,23L,24Lで熱処理した場合、 機械的性質はどのようなものになるでしょうか? 例えば、鋼製タッピンねじの機械的性質は浸炭焼入をして表面硬さHV450以上 というようにJISに書かれていますか? 私は快削鋼は熱処理しないものと認識しています。 「快削鋼は熱処理しませんよ」 というように記載しているものを探していますが、 なかなか見つかりません。 どなたかご存知の方、ご教授願います。

  • SCM415の熱処理について

    お世話になります。 材質SCM415で浸炭焼き入れする製品があります。(浸炭深さ0.2、表面硬度700mHV以上) 寸法公差が外径0.007、ザグリ加工径0.015の箇所があり、この公差で完品まで出来るか どうか疑問視しているところです。 多少は切削時、熱処理時にバラツキは出ると 思っています。 仮に寸法にバラツキがないとして(23ミクロン)、熱処理でこの公差は可能でしょうか? 全数検査なんてことは今のところ、一切考えておりません。 どなたか、詳しい方おられましたらアドバイス お願いします。

  • SKS3の熱処理

    現在 SCM415で焼きならし、ガス浸炭焼入れを行っているものなのですが、 材質をSKS3に変更することになりました。 SKS3だとどのような熱処理にすればよいのでしょうか? どなたか教えてください。

  • 平歯車の熱処理について

    平歯車の熱処理として窒化+高周波焼入れの物を調べています。 歯車の強度計算はJGMA401-01およびJGMA402-01にて行っていますが、 複合熱処理となった場合、許容歯元曲げ応力や許容ヘルツ応力はどのように見ればいいでしょうか? もしくは歯車の複合熱処理に関するいい文献をご存じないでしょうか? いろいろと探してみたのですが分かりませんでした。 それと窒化+高周波焼入れは順番として窒化後高周波焼入れでしょうか? 逆のパターンはあるのでしょうか? 調べている目的は、硬質クロムメッキの代わりに窒化はどうか?というところです。真空内で使用するため、何かしら表面処理をして錆防止をしたいのです。グリスはフッ素系の物を薄く塗る程度です。 ご教示の程よろしくお願いいたします。