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口蹄疫について

noname#160718の回答

noname#160718
noname#160718
回答No.2

 Jagar39です。 >仮にスーパー牝牛がいたとしても牡と違い子を成す数が違うのでやはり牡を重視するのでしょうか?  そのとおりです。  雌がまるきり軽視されているわけではなく、もちろん雌の遺伝的資質も重要です。  ですが、スーパー雌牛がいたとして、その牛が生涯に残せる子孫の数はせいぜい10数頭であるのに対し、雄は何十万頭の子孫を残すことができます。牛はほとんど全て人工授精ですから。  ですから、遺伝的資質が同じであっても、改良のためには雄の方が雌より何万倍も効率が良いわけです。  宮崎のような「産地」では、雌の改良も非常に重要視されています。雄がどんなに良くても雌がスカだと、産まれてくる子牛の能力は結局たいしたことがない、ということになってしまいますから。  その雌の改良も雄を基準に進められます。つまり、ある牛群にいくつかの雄を交配させ、その産子の雌に交配させる雄を選定して、という具合に「どの雄を交配させるか」で進めていくわけです。 >食べる肉であってもまずは外見からの判断も含めて審査されるのですね  昔は肥育牛であっても外見が重視された時代もありましたが、今では完全に肉質だけで評価されています。  ですが繁殖に供する牛、すなわち種雄牛と雌牛に関しては、外見もある程度重視されます。まあ科学的根拠はあまりないので、昔からの名残みたいな面もあるのですが。  ただ、どんなに肉質が良い牛を産む雌であっても体が弱く連産できないような牛だと、結局経済的にはあまりプラスにならないので、「丈夫な良い子を産むか」とか「子牛を育てるのに十分な泌乳があるか」、「足腰が丈夫で長生きするか」などという点も「評価」の対象になるわけです。体型などの外見が評価されるのは、まあそのあたりを見ているのだと考えて頂ければいいでしょう。

purene-jyu
質問者

お礼

大変ご丁寧にご享受頂き有難うございました<m(__)m> 大打撃のあった宮崎では、良い子牛を育てて一定の年齢になったらその牛を売るといった農家が多い所と聞きました。(精肉にして販売するのではなくて) なのでより牛に対する愛情(愛着)が報道を見ていてより深かったのではないかと思いました。 有難うございました。

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