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IT(情報技術)による生産性向上とは、どのように計るのですか?

IT(情報技術)による生産性向上とは、どのように計るのですか? ニュースなどで、海外に比べ日本のITによる生産性が向上していないと言った論調を聴くことがありますが、具体的にITによる生産性は、どの様に計測しているのでしょう? 例えば、自己申告で生産性が上がったように感じると言うだけでは指標としてあまりにあやふやだと思いますし、国際比較をするには、それなりの比較基準が必要だろうと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.4

> あるIT技術の導入で一人頭の出力がこれだけ増加した 質問が理解できていませんでした。IT 産業の生産性ではなく「さまざまな産業における労働生産性が IT でどれだけ上がったか」なのですね。 これはたくさん研究があります。 "productivity increase" "information technology" くらいを keywords にして検索してみてください。 いつ書かれた論文かによって論調が異なります。1990 年代半ばくらいまでは IT に対する期待が実効に先行してるようです。 > 具体的な例が読みたい 上に "case study" を加えて検索してください。

muimui-pop
質問者

お礼

検索してみます。ありがとうございました。 私も、質問内容をもっと明解にしておくべきでした。確かに「IT 産業の生産性」と解釈される書き方でしたね。

その他の回答 (4)

回答No.5

米国カルフォルニア州に本社がある企業では、自動車通勤時の混雑が原因で遅刻が頻発しておりましたので、IT技術を活用して、インターネットで会議する方式を取り入れました。その会議システムは個人パソコンに会議主催者のパソコン画面を映すだけの簡便な物でしたが、自宅に居ながらにして会議室でプロジェクターによって移されたスライドを見ながら会議するのと実質的に同じことができるものです。 このIT会議システムが普及した結果、在宅勤務の人が増えて交通渋滞による無駄が排除されただけでなく、予想外の出来事はカルフォルニアに在住していないインド人などが大勢活躍するようになったことです。インド人はインドでは低賃金ですが、一旦米国に連れてくれば米国人と同等のコストになります。この会社では、インド人を米国に連れてくること無く、インドの国内給与で活用することが自然にできるようなりました。インド人は現地時間の夜中に会議に参加しなくてはなりませんが、その条件でもインド地元企業よりも2割ぐらい給与が高い外資系で働きたい人は多いみたいですね。結果、カルフォルニアの社員の5分の一ぐらいの人件費でインドのインド人を活用できようになった。これがITによる生産性向上です。生産性5倍ですね。 日本企業では会議に日本語を使う事が多いので、カルフォルニア企業の様にインドのインド人を活用することが困難でした。しかし、フランス資本になった日産は社内公用語を英語に改め、大勢のインド人を使っているそうです。また通販の楽天や衣料品販売のFast Retailing社などが、今後は公用語を英語に統一することにしたそうです。今後はこれらの「元日本企業」でも米国企業と同じようなITによる生産性向上が実現されるでしょう。 会議用語を英語に変える程の勇気が無い日本企業では、中国の大連など日本とゆかりの深い都市で中国人に日本語を学習してもらい、日本語で業務を分担させるBPO:Business Process Outsoucingが人気を呼んでいます。従来、国内の集中事務センターなどで実施していた後方事務は、IT技術によって基本的に中国でも実施可能であることが分かり、言葉の壁も「日本人と同じ会話能力」は無理としても、「漢字仮名交じり文の文書処理」であれば何ら問題なく委託可能だそうです。 このように企業側はITを活用して「同一業務でコストは1/5」などの生産性向上を実現してゆきますが、「同一業務でコストは5倍」となってしまった一般日本人の失業問題がどうなることか心配ですね。 ご質問の測定方法とは直接関係なくなってしまいましたが、生産性向上の実際をご紹介させていただきました。

muimui-pop
質問者

お礼

ありがとうございました。 たしかにアウトソーシングの道具としてITを捉えると、海外の安い人件費で労働力を使えるようになるので、これが生産性向上の一番大きな要因になるのかもしれないですね。日本人の労働者としては手放しでは喜べませんが。

  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.3

参考 URL を貼り忘れました。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7
  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.2

経済学的には生産性は国際比較と同様、セクター間比較などがざっくりできることが重要です。だから IT 産業に固有の概念を使うとか、特別な測り方をするとかいうことはありません。他の産業と同じ(参考 URL)です。 しかし開発手法間の比較をするとか、人事考課をするとかのためには、いろいろ固有の、もっと詳細な測り方をします。中でもソフトウェア生産性の計測は難しく、ソフトウェア工学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E5%B7%A5%E5%AD%A6 で扱います。ソフトウェア生産性の計測は需要が高いので研究は盛んですけど、あんまりうまく行ってないように見えます。

muimui-pop
質問者

お礼

ありがとうございました。 ソフトウェア生産性はIT技術で向上しそうですが、事務業などではどうなのでしょうね。 例えば、「あるIT技術の導入で一人頭の出力がこれだけ増加した」という具体的な例が読みたいです。もっと単純な例では、受注発注をネット(IT技術)でやるようになってどのくらい人件費が浮いたのか、など。

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.1

>>IT(情報技術)による生産性向上とは、どのように計るのですか? 昔は、IT構築費用と、そのシステムが稼動することでの省力化効果、つまりは、「このシステムで100人削減できます!」など判りやすいものが多かったと思います。もちろん、そういう文句の書かれた文章は、社内外とも波乱の要素になるので「秘」扱いだったりしましたね。 が、現在のITは、競争力確保のためが目的だったりして、”生産性向上”よりも高い次元のものをめざすことが多いように思えます。逆に言えば、「生産性向上」として、明確な数字は出しにくい気がします。 ただ、国際的にみると、日本の企業は、きちんとしたIT戦略がトップに無く、単に「安くしてよ!!」って言うだけのこともあるようです。そのため、「ITへの投資効果が無い」「リターンが無い」「無駄な開発が多い」という結果になりがちみたいです。

muimui-pop
質問者

お礼

ありがとうございました。 ITの生産性どころか、生産性そのものが明確に数字に出しにくいですね。 例えば、「あるIT技術の導入で一人頭の出力がこれだけ増加した」という具体的な例が読みたいです。

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