調査書を内申書という理由は？

質問

入試の時に使う調査書は、正式には「調査書」ですが、なぜか「内申書」と呼ばれています。なぜですか？　「調査書」という名称の前に「内申書」だった時代があったりするのでしょうか？　ご存じの方は教えてください。

回答No.2

noname#5998 · ベストアンサー

調査書とは卒業証明書と成績証明書が１つの紙面に一体化しているものを指すと思います。但し現役３年生が受験や就職の際に必要な場合は卒業証明の欄には「卒業見込み」と表記されます。あるいは大学などに入学後、転学・留学の際、または高等学校を卒業した後にこの書類が必要な場合は、(有料にて)個別に申請することができる書類を指すと思われます。
内申書とはおそらく今までの一般的な認識においては、義務教育でもある中学校側から高等学校側に生徒の学習成績や教科外活動、生活状況等を申し立てる書類を指しているのだと思います。
しかし現在中学側から送られてくるこの内申書を示す書類にも「調査書」との標記があり、前回の回答のとおりどちらも同じものと捉えるのが普通だと思われます。
歴史的経緯、法的なことは残念ながら把握しておりませんが、私見ながら古風な呼び方が「内申書」、今風な呼び方が「調査書」、と理解したくも思います。
また歴史・法以外にこの疑問を探るなら、「文部科学省」において、この正しい見解が示されているかもしれませんね。「絶対評価」の導入にともない、少なくとも調査書・内申書に絡む学習成績表記についての内容に対しては「何らかの声明が出ていることと思われます。

お礼

重ねての回答、ありがとうございます。参考になりました。

回答No.1

noname#5998

学校には指導要録というのがあって、これを元にして作成されるのが「内申書」「調査書」といわれるものです。
指導要録は生徒の学習・教科外活動・生活などの記録を中心にして作成され、何年間かの間は生徒が卒業しても該当する学校に保管されます。
一般的には生徒の入学試験や就職試験などの資料としてそれぞれの場所に学校側から提出される文書をいいます。

つまりこの２つのものは呼び方や言い方が違うだけで同じものです。
「内申書」＝「調査書」と考えて差し支えないと思います。

内申書の意味をひもとれば、「内々に申し立てる文書」ととらえれば良いでしょう。
調査書は、「調査された文書」となると思います。

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。
些細なことにこだわるようですが、なぜ２つの言い方があるのでしょう？　法律も引っ張り出して調べてみたのですが「内申書」という記述はありません。それなのに「内申書」の言い方が今日のように定着した理由がわかりません。歴史的経緯などをご存じでしたらご教示ください。