経営者死亡時の税金対策について

質問

経営者死亡時の税金対策について

いつもお世話になっております。今回は残念ながら余命の長くない義父に関する質問をさせてください。

義父（60）は末期癌で余命宣告期間も過ぎ、最近はベッドから起き上がることも困難になってきている状況です。治療も緩和ケアに切り替えられました。

義父は工務店を経営しており、一応元気なときの仕事の付き合いのある人から仕事の依頼を受けて、それを外注する形で営業しており、会社としてはいまのところ経営は成り立っています。
そして今後も、一応しばらくは家業を残しておくつもりです。

ここで、義父および義母は役員報酬として現在夫々50万円づつを毎月受け取っており、一人娘である私の妻が事務手伝いで年収100万円強で従業員として働いています。なおその他の従業員はおりません。

義父が亡くなった場合には、会社に5000万円、また、義母に3000万円が下りる保険に入っています。
その他にも、義父名義の土地などもあります。

義父の意向として、亡き後にはできるだけ残された者に資産を残してやりたいとのことです。

そのため、生前にどのような対策をしておくのが税制上優位であるかについてアドバイスいただきたく存じます。

なお当方で簡単に調べ以下のような対応がよいのではと考えています。

1.義父の役員報酬を引き上げ、死亡退職金額を5000万円以上とする。
2.遺言書を作成し、法定相続人に、私（義息）、子供（幼児2人）を加える。
3.妻を予め役員（社長）にしておく。

それではどうぞよきアドバイスをよろしくお願いいたします。

PS.かかる事例を得意とする専門家の方がいらっしゃれば、仕事としての依頼も可能ですので、その旨、コメントください。なお関東での案件になります。

回答No.2

honne2010 · ベストアンサー

１番はいいと思いますね、遺族年金も増えますし
２番は遺言書作る意味がわからない（もめるなら作ったほうがいい）
養子縁組するなら生前に今すぐやったほうがいいですよ
３番もいいですね、代表取締役不在が防げますし

あと一般的には
(1)贈与税の配偶者控除を利用して自宅を奥さんに贈与２１１０万まで贈与税ゼロでＯＫ
(2)養父の土地に借金して賃貸不動産建築する、相続税減少効果絶大、でも相続人が困る（借金付の不動産なんてジャマなだけ）
(3)自社株対策、養父が自社株もっているなら株価を下げるよう対策する、妻を社長にして給料いっぱいとって会社赤字にしておく、純資産減る、１要素会社になりそうなら微々たる配当するとか
(4)相続しない孫に現金贈与
　3年内取得で相続財産に戻されることがない
(5)子供に住宅取得資金贈与
　今は1500万まで非課税
(6)必要なものがあるなら養父のお金で生前に買っておけば相続財産減りますね
(7)養父の土地で路線価よりも実勢価格が低いものがあれば売ってしまう、所得税も養父が払うので相続後に売るより得する

などなどですかね

お礼

的確かつ明瞭なアドバイスありがとうございました。

回答No.1

pesubiri

素人でも判断できるのは、「相続開始前3年以内の贈与」という既定があります。

http://123s.zei.ac/souzoku/3nennzouyo.html

私も経験者なので、お許し頂きたいのですが、
緩和ケアの段階では、余命3年切れるのではないでしょうか？

相続税の申告が必要と推測されますので、
税理士に任せるしかないと思いますが・・・
会社経営されているとのことですから、日頃付き合いのある税理士さんが
おられるでしょう。