頑張れ、可哀想だ、よくできた、という類の言葉に違和感。これは何？

質問

頑張れ、可哀想だ、よくできた、という類の言葉に違和感。これは何？

他人や自分がこの言葉を使っていると、変な違和感を感じます。
以前は自分でも使っていたと思うのですが、気が付いたら使わなくなっており、使ったら違和感を感じるようになりました。
なんというか、嘘っぽいっていえばいいのでしょうか、その言葉自体が。

違和感を感じている原因は何でしょうか？

同じように思われる方がもしいるならば、どのように考えていますか？

回答No.2

orlea · ベストアンサー

可能性はふたつあると思う。
ひとつ、その類の言葉に違和を感じるのは、大抵そういう言葉が使われる時に、そういう言葉が出てくる理由、論理が一緒に出てこないから。
残念な話には「かわいそう」、喜ばしい話には「よかったね」、というように機械的でその言葉に殆ど意味がないから。
例えば自分が中学の時、友人に「高校受験とかやれっかよぉ」というと「(でも)大丈夫、がんばれるだろー」と言われた事があった。
自分の発言に対しての友人の発言は常識的に見ておかしいとは思えない。
しかしよく考えればそういう逆説に至る理由、論理が欠落している。
自分と友人とのこのような会話はよく耳にするにも関わらず、次のような会話と全く変わらないのである。
「人間は火星には住めないだろう」「いや住めるようになるだろう」
これで終われば可笑しな会話だろう。
ここでは普通「何故？」と聞き、相手がそれに答えるからこちらは納得する。
でもよかったね、かわいそうだね、という言葉はあまりにも頻繁に使われるために、そう言う理由を述べる過程を省略されてしまった。
だから「かわいそうに」という言葉等を聞くと頭のどこかで「なんで？どうしてそう思うの？理由は？無いなら嘘だよね？」だなんて思うのかもしれない。
ふたつ、自分の経験を相手に教える時、自分の経験を相手に完璧に教えたいと願っているにも関わらず、自分が現実としてそれは不可能だと理解しており、それでいながら相手がまるで自分の経験について完璧に分かったふりをして、その態度に偽りを感じるから。
例えば、「精一杯頑張ったのに仕事失敗しちゃったよ」「かわいそうに」って会話。
「かわいそうに」といわれたあと、自分ならば思うであろう事をなるべく詳しく述べてみると
「かわいそう？お前まるで俺がどれほど頑張ったのかについても、その後どんな叱責を食らったかについても全部知ったようなつもりだな？俺はお前にまだそこまで全部言ってないぞ？なのになんでそんな全部をまとめたつもりでそう言うんだ？単にこういうときはかわいそうだって言ってれば良いとかおもってんだろ？思っても無い事いうんじゃねぇ。」
というところだろう。
要するに先も述べたが、会話じゃ自分の経験が相手に完璧に伝わらないのを知っているという事実とそれでいながら自分に経験を完璧に知って欲しいという叶わぬ願望が摩擦を起こしているということ。

お礼

ありがとうございます。

かわいそう、というのを別の言葉で言えないのか？というのはありますね。
お決まりの文句、と言えばそれまでですが。

回答No.3

noname#213282

何となく分かります。
嘘っぽいというか、その一言で全てが片付けられてしまう感じがします。
当人が色々悩んだり考えたりしてきた事に対し、第三者がその一言で片付けようとするのは無責任とでもいうのでしょうか。
例えば「頑張れ」という言葉には「何を？」「どうやって？」という具体例もなくその一言で成り立ってしまう無責任さがある気がします。
人に対してこれらの言葉を言う際には具体例を出すか、共感を感じたと上手く交えて伝えることが大切な気がします。
何となく感覚的になってしまいました。
分かりにくくてすいません。

お礼

ありがとうございます。
大丈夫ですわかります。

回答No.1

alfa15516v

確かに違和感を感じますね。
確証がないので、必ずそうだとは言えませんが、
その言葉をかける相手に対して
自分が上に立っているからではないでしょうか。

特に、可哀想と言う言葉は何かと比較して
（例えば自分の現状と比べて)劣っているから
可哀想と思ったり、感じたりしているから
違和感を感じるのではないのでしょうか。
よく出来たという言葉も同じではないでしょうか。

お礼

ありがとうございます。
上から目線というのも一理あるかもしれませんね。