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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「柔道」と「柔術」の違い。)

柔道と柔術の違い

uissuの回答

  • uissu
  • ベストアンサー率32% (42/129)
回答No.6

うーん・・・質問者さんは、時代考証を考えないで「柔術」と「柔道」を比べようとされているのではないですか? まず、江戸時代って今のように日本が統一されていたわけではなく、徳川幕府を中心にした連邦国家、つまり、各藩がそれぞれの国だったわけです。 そんなそれぞれの国(藩)はいつ戦がおきるか分らない状況を想定して(たとえ250年安泰していても)自藩の家来たちに戦の仕方を教える指南役を必要としました。 だから、需要があったからこそ立身出世をめざして数多の剣術、柔術が排出されたわけで、今、大河ドラマ「龍馬伝」に出てくる北辰一刀流の若頭、千葉重太郎だって越前藩の指南役です。 なので、本来の柔術は当身があるということだけではなく、剣取り、棒術、中には鎖鎌術等を兼ね備えた戦場で使える技術であることが前提なのです。(それが柔術が存在する意義なのです) ですから、必然と素手でも殺せる当身術や投げ技が研究されたのでしょう。 しかし、明治の世になって連邦国家は崩壊し、明治政府を中心にした中央集権国家にかわりました。 つまり、藩から県に変わった自治体に「武術指南役」は必要がなくなったのです。 だって、例えば神奈川県庁が職員に「武術指南」を必要としないでしょ? 腰に人切り包丁をぶら下げて歩く人もいまくなりました。 世の中、需要と供給です。 平和になった明治の世で、物騒な「戦場格闘術」は廃れ、逆にそれまで柔術で行われてきた鍛錬法の「乱取り」をクローズアップして、「徒手対徒手」の技術を中心に当身を外し体育法としてまとめあげたのが嘉納治五郎先生の「柔道」であって、その柔道が四民平等になった世の人々に受け入れられたのだと思います。 ちなみに柔道の「五方の当て」ってしってますか?棒立ちのまま、前に拳を出したり横に拳を出したりという素人がみても酷いと思うような形です。 つまり、「軍隊格闘術」の要素を必要とされた柔術と、 ルールを決めた試合の中で徒手対徒手の勝敗を競う柔道 と言う両者は全くの別物と思います。 いっておきますが、技術の優劣を言っているのではありません。 存在意義の違いを言ってるのです。

lagob
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 前途の通り、私は簡略化するために「術」と「道」という語義について質問させていただきました。しかし決して「術=精神性を軽んじる人」や「道=精神性を重んじる人」に直結しているという考えで書いたものではなく、優劣はないが、多かれ少なかれ差異がありますね、と私はずっと言っていますのでよろしければお読みください。 そして、uissuさんの論旨によると「術」が技術体系そのものを指す、という私の認識と事実(歴史的なものも含めて)には全く齟齬がないわけですね。 >本来の柔術は当身があるということだけではなく、剣取り、棒術、中には鎖鎌術等を兼ね備えた戦場で使える技術であることが前提なのです。(それが柔術が存在する意義なのです) まず素朴な疑問として…「あなた」=「柔術そのもの」なんですか? そして「あなたが思う存在意義」=「全員が思う存在意義」なんですかね? 非常に都合が良いんですね、この「本来の」という言葉は。 ですから、きちんと定義してお話していただければ幸いです。 >つまり、「軍隊格闘術」の要素を必要とされた柔術と、 >ルールを決めた試合の中で徒手対徒手の勝敗を競う柔道 >と言う両者は全くの別物と思います。 再三申し上げている通り、両者は確かに違うものですね。しかし、その違いがあなたの仰る言葉に集約されているとは思えません。以前のお話にもあった通り、柔道も柔術を経て柔道に到ったわけですからね。 武器術のことを語る場合も、棒や剣や鎖鎌や…槍や薙刀や弓矢でも暗器でも何でも良いんですが、それを状況に応じていつでも使用出来る状態で、現代の柔術家は持ち歩いてはいないですよね(まぁ中にはいるんでしょうが)。 あなたの言葉を借りれば、その種の「軍隊格闘術の要素を必要とされた柔術」は、あなたのいう明治に平和な世が訪れた時点で必要とされなくなったんですよね。 それがどうして現代の柔術の本来の姿になるのでしょう? 起源や変遷を知るための「時代考証」から現代を抜き取ってしまっては、話がめちゃくちゃになってしまいます。 あなたが仰る柔術は遠い過去のものなのに、引き合いに出す柔道はテレビに映る試合における柔道だけ…これではちぐはぐな比較、短絡的な結論と言われても仕方ありません。 柔術の方は「殺し合い」の面だけを語り、柔道の方は「試し合い」の面しか語らない。 これを私は「公平性を欠く視点」と指摘させていただいているわけです。 また、当身も武器術も積極的に稽古する柔道家もいますし、その存在を無視して一方的に決め付けられませんね。 私はあくまで「柔道に当身がない」と断ずる人に対して、当身を含めて稽古している人もいるし、技の段階でも完全に排除されていませんね、というお話をさせていただいただけです。 それが柔道の真の強さだ、とも言っておりませんし、武術にせよ武道にせよ技術が凶器になり得るのであれば「人を死に到らしめる技術を修めることの意味」や「使用出来るものを敢えて使用しないのはなぜか」といった疑問から心性を育むことが重要ですね、ということを申し上げた次第です。 ちなみに、神奈川県庁が職員に武術指南を行うかは私は未確認ですが、神奈川県警には武術指導なり武道指導なりはありますね。技も、技を求める理由も、使われ方も時代によって変わるということではないでしょうか。

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