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死刑囚の自殺はだめなのでしょうか?

死刑囚の自殺はだめなのでしょうか? A国とB国の二つがあって、両国とも死刑制度を採用しています。 死刑制度の目的は、命を奪うことであり、苦痛を最大にすることではありません。 A国では、死刑宣告があった後に自殺する自由を認めています。 B国では、死刑宣告があると自殺の自由も認めません。 「A国の制度とB国の制度で人間的なのはどちらでしょうか?」という問いに哲学は答えを用意しているのでしょうか? お分かりのようにA国とは維新前の日本。B国は現在の日本です。 みなさんのご意見をお知らせください。

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  • ベストアンサー
  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.3

自殺と死刑の関係は大昔から論じられている問題ですね。プルタークだったかモンテーニュだったかに紹介されていた話です。昔、アレキサンダー大王がインドのある国を攻め立てた。そこの国民は絶望のあまり次々と崖から身を投げはじめた。それをギリシャ方の将軍がアレキサンダーに報告してどうしたら良いか尋ねた。そこでアレキサンダーは「今後自殺を試みた者は死刑に処す」とのお触れを出すように命じた。そしたら自殺がパタッとおさまった、、、哲学的な、あまりにも哲学的な! お後が宜しいようで。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (5)

回答No.6

>死刑制度の目的は、命を奪うことであり、苦痛を最大にすることではありません もしそうならば、絞首刑や電気イスなどというエキセントリックな 方法ではなく、薬剤による安楽死が選ばれれるはずです。 日本の法規による刑罰は、応報刑罰ではなく教育刑罰(更生が目的) だとされますが、あくまで建前で、応報でも教育でもなく、罰の恐怖 による犯罪の抑止が第一なのは当然です(死刑で更生するか!)。 ならば、苦痛が伴わねば意味がありません(楽に自殺されたら困る)。 しかし、「自殺はダメ」と書かれていますが、自殺は犯罪ではありません。 自殺しないように、自殺に使える道具を排除することはできても、 自殺した人を罰する法律は、この世にはありません(「ダメ」の意味はない)。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。 つまり、psytexさんは「A国の方が上等だ」と言ってらっしゃいますか? この場をおかりして、回答いただいた皆さんへ、重ねてお礼申し上げます。 そして、哲学のカテゴリで質問したにもかかわらず、皆さん、以外に哲学を語らず、原状の解説をしてくれましたね。。 でも、所詮哲学は科学ではないので、「我思う、、、」で良いじゃないですか。 たぶん、多くの皆さんが「A国の方が上等だ」と思いながらも、意見を表明すると、なんか「いじめ」とか「言葉狩り」みたいのをされるんじゃないかと、恐れるのでしょうかね。 哲学の無い時代といわれる所以でしょうか。 ありがとうございました。

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.5

日本は穢れと清めの思想があるんです。 例えば大晦日までに大掃除をしたり、借金を返したりするでしょ? 大祓を終えて、清い状態で新年を迎えるでしょ? 他に法事に参加した場合、塩で清めて家に入るでしょ? これらが今の残っている清めの習慣ですが、明治維新前まではもっと濃くて、例えば謀反を起こしたりした人は、穢れに入ったとされ、穢れから逃れて清い状態になるには、穢れを絶つために切腹をしていたわけです。 穢れたまま生き延びるより、自ら穢れを絶つ つまり切腹をすることが 潔いとされたんです。 他には仇討ち制度がありました。 不名誉な死だった人の子供が親の名誉を回復するために、害を与えた人を殺してよい殺しのライセンスを公的に与えられる。 親の穢れを子供が清めてやることで、親孝行となり、その子供は親の家を引き継げるわけです。 親の名誉を晴らすまでは、相続できない。 この穢れと清めの文化を哲学で説明するんですか? うーーーん できないこともなさそうですが、どうしても宗教よりになってしまいそうです。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。 大変勉強になります。 穢れと清めの文化、守りたいものの一つですね。 哲学だからゾルレンで良いんじゃないですか? Kigurumiさんから見てA国とB国のどちらがゾルレンかって言っていただければそこから哲学が始まる。 Kigurumiさん以外の方もいろいろとザインの説明をしていただきましたが、あまりゾルレンが無いような気がしました。 私の質問は、歴史学でもなければ、法学でもない、ただの哲学で答えて頂ければ十分です。 ありがとうござました。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11964)
回答No.4

死刑囚に自殺を認めている国はありません。 日本は明治維新まで武士だけは切腹を認められましたが、事実上の斬首刑で切腹直後に介錯の名で斬首されましたから、自殺とは言えません。 江戸時代でも町民には切腹は認められませんでした。 死刑囚に自殺の自由を認めたら、被害者遺族の心情を考慮しない事になるので人間的な制裁になりません。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.2

死刑の目的は[国が]命を奪うこと。 つまり、自ら命を絶たれては目的に合致しない。 刑罰は犯した罪の結果なので、その原因となった罪はどう償われようが覆ることはない。 自ら死んだところで償えるものでもないし、法的に命を奪ったところで償えるものでもない。 単に法的に終結させるだけ。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.1

囚人側から見ればA国では自分から、罪を認め償えるチャンスを与えられる。 一方B国では被害者側から見れば当然の報いかも知れない。 哲学にはめっさうといけど、どちら側でもない第三者から見れば どちらとも言えないような?

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。

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