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拒食症と過食症についての疑問
- 拒食症と過食症の違いや、拒食症の自己認識について疑問があります。
- 知人の既婚女性が自称『拒食症』だと言っていますが、病院には行かず自己認識しているのでしょうか。
- 拒食症の原因や克服方法についても知りたいです。
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知人の方と触れて、気がかりになった過程は承知しました。 心配になるというのも自然なことでしょう。 ただし、誤ったアプローチをしてしまいがちなことを、知ってください。 ・まず、安易に「拒食症」「過食症」という言葉が氾濫してしまうことになった、 ダイエット産業の過剰熱化な世相があります ・こういった背景から、以前にも増して簡単に誰しもが、仮「拒食症」かと「思ってしまう「言ってしまう」現象があるということです ・しかし、あくまでも仮であって、本物のそれは、とても深刻で重い病いであるということです あなたの知人の場合ですが、 本当に、食べたものを、食べるたびに吐いているのだとしたら、 それは、(過食)嘔吐という行為で、健全なことではありません。 (ご存知かもしれませんが、 過酷な体型維持を強迫されているモデルさんなどには、 この嘔吐を「普通に」している人も多いのだと思います。) 「拒食症」とは、日常的に食べることしか頭になく、食べることに気持ちがいっぱいになって、 結果的に「食べてはいけない」という強迫観念から、食べられなくなるものです。 嘔吐は、この「食べてはいけない」=食べちゃった~という罪悪感を、吐くという行為で消してしまうもの。 こんがらがりますが、過食拒食ともに、「食べる」ことにいっぱいいっぱいになっているものです。 詳しくて、とてもわかりやすい著書がありますので、 参考にお読みになってみてはいかがでしょうか。 この病いの暗部の深遠がわかり、怖さがわかります。 http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8C%E6%80%96%E3%81%84%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1%E2%80%95%E9%81%8E%E9%A3%9F%E3%83%BB%E6%8B%92%E9%A3%9F%E3%81%AE%E7%97%85%E7%90%86%E3%82%92%E3%81%95%E3%81%90%E3%82%8B-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-%E6%96%8E%E8%97%A4-%E5%AD%A6/dp/4334060749/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1268870881&sr=1-1 この本にもよりますが、 知人の方も、極端に「痩せている」ことを人に見てもらって、 心配して欲しい、かまってもらいたい~という傾向に向かっているのだと思います。 意識して言葉にしているのは、先にも書きましたが、 そういった予備知識が、蔓延して(良くも悪くも)世に出てしまっている、それだけです。 あなたもお気づきのように、 「本当に」「拒食症」となった人は、自覚も治す機会も意欲もないまま、 傍目に見てどんなに痩せていても「私は醜い」という概念が取れないで、 食べないからお腹が空く~ドカ食い・過食する~食べた罪悪感から、吐く、吐きたくないから食べない~を繰り返し、ガリガリになっても、「太っている」と思い込んだまま、 栄養・ホルモンバランスが崩れて、重くなれば死にまで至ります。 知人の方は、おそらくまだ予備軍(失礼ですが)の軽度ですから、 反対に「治す?そんな必要ないわ」ということに陥りがちで、 かえって、治りにくくなる(悪循環)可能性をはらんでいるとも言えます。 これら「依存症」は、本人自身の「自覚」 ~治らないと死が待っている~ にまで持っていくことは、本当に「第一歩」に過ぎません、 断言できますが、 「治す」=「止める」しかありません。 簡単には、止められない、 自覚ができない~、 時間がかかる(生きている限り)という点で、 深刻な病いであるということです。 いずれにしても、 知人の方への接し方としては、 そういった話題になった時は、 関心のない様子で、関知しないことが得策です。 突き離すことは冷たいようですが、 本人の責任にまかせることです。 ダイエット、ダイエットと躍起になっている女性は、 今、日本で何万人いますか? (ダイエットで儲けようという商法の思うつぼなだけです) 「このお菓子おいしいよ、食べなよ」と人に勧めて、 自分は食べないで、優越感を持つような女性も困ったものですし。 いたるところにありますでしょ、そういった風景は。 健全な形で、食生活を楽しんで、 (健康のため、あるいは体型維持したいのなら~運動すればいい) 普通に接することが、一番だと、私は思います。
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拒食症や過食症は心の病から起こる病気です。 この原因は様々あります。過去の経験(トラウマ)や美意識もその一つ。 本人が拒食症と自覚出来る状態であれば、既に瘠せ細っている・過度の貧血・生理不順・他色々ありますが、こういう症状が現れている状態とも言えます。 自覚がない人は、自分の変化に気付かず、周りの言動を受け入れる事も出来ず、もしかして本当に拒食?と感づいても中々現状を変えるのは困難で家族や友人の力がなければ悪化して行く一方です。 既に病状は深刻になっている可能性もあります。 拒食症の人は簡単に太りません。治療は食せば治るものではありませんから。月日をかけて治すものです。 1日のカロリー計算で少しずつ摂取カロリーを増やし、運動しながら体力回復や代謝改善、カウンセリングなどが必要になってきます。 一概に拒食症だ過食症だとは言えません。 食べる量は個人差も体質もありますね。 ただ他の人より食べる量が少ないのを勘違いしている可能性もなくはないです。私は平気で2~3日食べない事あります。 1週間に4日しか食べない状態で、子供の頃からですけど 周りから瘠せすぎって怒られたり拒食症じゃないのかと言われる程、他の人より異常とも思えるぐらい食べません。 健康上の問題もなく私は至って元気ですw 今は様子見でいいのではないでしょうか? 知人様のご主人様もいるのですから、変に首突っ込んだら トラブルの種を作りかねません。 知人様のご主人様と家族に任せましょう。 何か変化があったら、その時にお力添えをしてあげるといいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり、心の病でなってしまう事があるんですね…。しかし、彼女は生理は一日もずれずくるらしいし、話している感じ精神的にもふさぎ込んでいる感じでもありません。 拒食症だ、食べても吐いちゃう、などと言っている中、妊娠もし、今月出産もしました。そんなんで、私はとにかくお腹の赤ちゃんが心配だったのですが、標準体重より大きな元気な子を産んだので、栄養が全くなかった訳でもないのかな…。といった感じです。 彼女の事は、今より一層多くを関わらない様にしようと思います。 参考になるご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 彼女はそんな中でも妊娠しました。私は何よりお腹の赤ちゃんが心配でしたが、標準体重より大きな元気な子を今月出産しました。栄養はとってたんだな、という安心はありましたが、その事とこのご回答をいただき、やっぱりただ『心配して欲しい』だけなんじゃないか、という思いが更に強くなりました。 私だって、ふさぎ込む程悩む時があるのに、彼女のその『拒食症だから可哀想でしょ、あたし』の話しにうんざりする事があります。 縁は切れないのですが、なるべく関わらない様に、関わっても普通に接する様、心掛けようと思います。 参考になるご意見、ありがとうございました。