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ウランについて(素人質問です)

石油については産油国やその周辺では少し前までオイルマネーだなんだと騒いでましたが、ウランなんかも原発なんかで使ったりするのにウランマネーとか言いませんよね? 石油に比べて用途が狭いのもあるのでしょうが、ウランの方が石油より単価が高そうという勝手なイメージもあり、もう少し騒がれてもいいのにと思ったりします。 ウランが石油のように産出国に富をもたらさない理由にはどのような理由があるのでしょうか? 回答よろしくお願いします

  • jerme
  • お礼率70% (64/91)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hachijo
  • ベストアンサー率58% (20/34)
回答No.1

言われてみればそうだなー、と思ったのでちょっと調べてみました。 http://d.hatena.ne.jp/euro-envi/20070731の記事では、「ウランが莫大な富をもたらしている」というようなことが書かれています。なので、「富をもたらさない」ということはないようです。 オイルマネーは特定の時代背景から生まれた言葉らしいので、ウランについてもウランショックのようなものがあれば似たようなことが起こるかもしれません。下はウィキペディアのリンクです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC ただ、ウランは石油に比べて色々なところで取れるようなので、石油に比べれば、だれかが独占して価格を操作する、みたいなことは起こりにくいかもしれません。 http://www.atomin.go.jp/atomin/high_sch/reference/energy/sekai/index_03.html 上のリンクでは、各資源の埋蔵量が地図上に示されています。 話は変わりますが、富(=利益)の定義を大雑把に(売上)-(生産費用)とすると、石油の場合、生産費用は掘って湧いてきたのをちょっといじるだけなのでほとんどかからないのに対し、ウランは鉱山を掘って金属を取り出し、さらに放射能の問題もあるので管理が大変で、コストやリスクもばかになりません。以下はウランの精製についての参考ページです。 http://www.nuketext.org/uranium.html これは個人的な意見ですが、オイルマネーという言葉には、どうも「濡れ手に粟」というニュアンスが含まれているような気がします。だとすると、上で書いたような理由からウランにはそういうイメージが持ちにくいのではないか、なんてこともあるかもしれません。 もう一つ付け加えると、中東は石油「だけ」で潤っている国で、そのことがより強烈な印象を持たせているのではないでしょうか。ここらへんになると単なる印象でしかないので、まあ話半分に聞いておいてください。 色々書いてきましたが、結局のところ決定的な話は分かりませんでした。文章もうまくまとまらなかったので、読みずらかったらすいません。

jerme
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 包括的に答えていただき大変参考になりました。 また機会があればよろしくお願いします。

その他の回答 (3)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (812/3030)
回答No.4

ウラン鉱脈は世界中にたくさんあります。 だから値段があがらないのです。 鉱山開発はそれほど熱心でないので短期市場はあがることがありますが、値上がりすればそれだけ鉱山が増えるだけなので、結局落ち着くところに落ち着く・単価が上がらないというわけです。 (丸紅がカザフで開発中です。) ウラン鉱脈なら北朝鮮にもありますね。 旧日本軍が原爆研究に使用し、ソ連の初期の核開発を支えています。 でもウラン鉱石そのものでは、たいした金を生まないのです。

jerme
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 石油とは希少性が違うのですね。大変参考になりました。 また機会があればよろしくお願いします。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.3

ウランは濃縮しなければ燃料として使えませんが、ウランの濃縮はものすごく手間とエネルギーを必要とします。つまり費用がかかります。 このため、ウラン燃料の価格のうち、原料費(つまり算出国の取り分)の比率はあまり高くないからだと思います。

jerme
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 産出国に金が入らない理由として非常に納得ができました。 また機会があればよろしくお願いします。

  • kirinoma
  • ベストアンサー率53% (288/542)
回答No.2

私も素人ですが,知っている範囲で回答してみます. (古い情報,勘違い,数字の換算間違いなどあるかもしれませんが,ご容赦下さい) 市場規模が違いすぎる,というのもあるかもしれませんね. 数字だけで見ると,大企業1社の売り上げ VS 超大国数十ヶ国の年間予算といった感です. (ちなみに,トヨタの年間売り上げは$1千億規模です.日本の年間国家予算は$1兆規模です) 以下,大雑把な数字ですが,参考までに. ・ウラン 年間産出量        約4万トン 1ポンド(454グラム)あたり 約$10~100 現金換算         約$2~18億 http://www1.bstream.jp/~gencon/html/11/ene/200710.pdf http://www.uxc.com/review/uxc_PricesYen.aspx ・石油 年間産出量        約35億トン 1バレル(900グラム)あたり 約$20~100 現金換算         約$78兆~390兆 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%B2%B9 (※算出された量がそのままその年に市場に出回るわけでは無いことにご注意下さい) 以上,参考になれば幸いです.

jerme
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 リンクまで張っていただき大変参考になりました。 また機会があればよろしくお願いします。

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