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氷河期が来るのか?CO2排出がエコ解決策になるのか?
- 地球温暖化説に疑問を投げかける武田教授の論説によれば、太陽活動の低下により小氷河期が到来する可能性がある。
- 石油の埋蔵量は40年ではなく最低8000年あるとされ、石油採掘技術の進化によりさらに深く掘り下げることが可能とされている。
- 原発とエコ電源の選択については、世界情勢を考慮しながら原発技術を捨てることには反対があるが、武田教授の論証によりエコ電源の必要性に疑問が出ている。
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>産油国であるアラブ首長国連邦やサウジアラビアはなぜ!? >原発を導入しようとするのか? これはですねえ、「将来的な核武装を視野に入れているから」です。もちろんおおっぴらに口にするとアメリカなどが黙っていませんから、表向きは「平和利用」ということにしていますけれども。 なぜこれらの国々が核武装をしたいのかというと、イランが核兵器を保有する可能性が高いことと、事実上イスラエルが核保有をしているからです。イスラエルは公式に核武装をしていると認めたかどうかちょっと私もあやふやですが、確かイスラエル軍高官は否定はしていなかったと思います。1973年の第四次中東戦争のとき、核のスイッチに手が伸びかかったらしいですから、1970年代から秘密裏にイスラエルは核保有していたようです。 サウジは中東の盟主の座を巡ってイランともイスラエルとも対立していますから、敵となる奴らが核兵器を持っている、あるいは持つかもしれないとなればこっちも持っておきたいと思うのは心情です。 こう書くと、「あほか。原発燃料も原発そのものも核爆弾とはウランの種類が違うのだ。この素人が」と書かれるのですが、実は使用済み核燃料にはプルトニウムが含まれていて、これが原爆の原料になります。 だから、IAEA(国際原子力機関)は使用済み核燃料の保管などについてはすごく神経を尖らせています。 原発の管理で原子力の技術を磨いていずれは核兵器を自力開発できる技術を持ちたいという野望もあると思います。ただ、原爆って実は爆発させるのがすごく難しいそうで、失敗すると単にメルトダウンするだけなんだそうで。一時期インドとパキスタンが核実験に成功したと盛んに宣伝して話題になっていたもののその後さっぱり話を聞かないなーと思っていたら、どうやら両国とも爆発させることには失敗したらしいです。少なくともインドの専門家が「あれは失敗だった」と明言していますね。 石油の埋蔵量に関しては、シェールガス革命によってウランを上回ってしまったのは明らかなようです。広島県にウラン鉱山があったそうですが、採算が合わなくて閉山になったとか。周辺には、放射線を含む土砂が捨てられているそうですよ。 「原発はCo2を排出しない」というのが売りで、私も福島の事故前はそれで原発を支持していたのですが、調べてみるとエネルギー効率は35%程度なんですよね。原発で発生したエネルギーの35%くらいしか発電に回せないそうです。んじゃ、残りの65%はどこにいってるのかというと、海に捨ててる(海水で冷却している)そうで、「そっちのほうが海水を温暖化させるんじゃないか」という意見もあります。 ちなみに液化天然ガス発電はエネルギーの60%以上が発電に回せるそうで、最近メーカーは70%を目標に新製品を開発しているそうですよ。だから実は液化天然ガス発電の方が効率がいい上に、あのプーチン大統領はシベリアの液化天然ガスパイプラインを北海道に直結しよう、そうしたら北方領土の完全解決(つまり四島返還)を考えるよ、と日本に何度も呼びかけているのですが、そうなると北海道電力は原発が要らなくなるのが困るのか、なぜだか、どうしてか日本政府は黙殺しています。一応表向きは「だってプーチンは時々パイプラインの元栓閉めてヨーロッパ諸国に嫌がらせしてるじゃん」ということですが。でもウラン燃料も輸入品なんだけどな。 Co2が地球温暖化の原因なのかどうかについても、議論は分かれているようです。WHOだったかどこだったか、結構権威がある国際機関のレポートで「地球温暖化の原因の60%は人間の活動によるものだ」というのがあったそうです。60%!?じゃ、残り40%はなんなんだとなると、「分からない」のだそうです。 南極の氷を調べると地球の温度の変化が分かるそうで、その研究によると地球というのはかなり頻繁に温暖化と寒冷化をくり返していることが分かるそうです。 例えば、17世紀頃に「プチ氷河期」が起きたことが南極の氷からも判明しました。ヨーロッパ各地に「すげえ寒かったよ」という記録が残っており、ブリューゲルが残した絵画の冬の光景が現代に比べてあまりに寒い様子なので「ブリューゲル、オーバーだろ」とずっといわれていたのですが、実はオーバーではなかったそうです。当時日本でもヨーロッパでも大規模な飢饉が発生しており、その原因はこのプチ氷河期のせいであったろうといわれています。 また、10世紀前後に北欧のバイキングが世界的航海の難所として有名な北海をぶいぶいいわしていたのは、どうも当時はかなり温暖化していたからではないかといわれています。日本でも、縄文時代は三内丸山遺跡のように東北地方にかなり豊かな文明があったのが明らかで、「どうも今より温暖な気候で、東北が急速に寒冷化して東北縄文文化は廃れたのではないか」といわれています。これらの温暖化、寒冷化の原因はまったく謎となっています。ひとつだけ確実にいえることは、私たちは大きな台風が立て続けにやってきたり異常気象が続くと「地球がおかしくなっているのではないか」と騒ぎますが、むしろ地球にとっては穏やかな状態が続いていることのほうが「異例である」ということです。
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- at9_am
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> 武田教授の論説が正しいとするならば、 のっけから間違っていますからね。 > エコ電源(太陽光発電)は勿論、今は原発も要らね~んじゃないか?と思って来た! 石油が湧くとしても、日本国内にはほとんどないので輸入に頼らざるを得ず、エネルギー安全保障の観点から色々な方法で発電できるようにしておくというのは必要です(日本が原発推進に舵を切ったのは石油危機のためであったことを想起して下さい)。 > 氷河期が来るとするならば、CO2を排出する方がエコとなるまいか? 氷河期が来るというのは、40年前にはSFネタでよくつかわれていましたね。 > 大気成分0.1%にも及ばないCO2を悪人に仕立てて一番儲けた奴はだれ? ヨーロッパ諸国の金融業界。
お礼
武田教授の何処が間違っているのだ?全部!?
氷河期は来ますよ。 ただし、100年単位での出来事です。 それに対して温暖化は数年単位の出来事です。 今後数百年温暖化を維持できるなら寒冷化の対策になるかも知れません。 しかしその前に温暖化により気温は上がり続けるでしょう。 温暖化になれば温暖化に対応すれば良いでしょう。 皆そうやって生物は環境に対応して来たわけです。 環境の変化に対応できなかった種は淘汰されました。 それが進化です。 温暖化が人為的な物であったとしても同様に環境の変化でしかないです。 変化を抑えることは重要だけど、変化してしまったのであれば対応するしか無いのでしょう。 地球の環境自体を変えられると思ってる事自体が人の奢りだと考えます。 対応して生き延びるか恐竜のように滅びるかです。
お礼
ありがとう
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