中国人が夏目漱石の「こころ」を読んで感じた疑問とは?

このQ&Aのポイント
  • 日本語を勉強中の中国人が夏目漱石の「こころ」を読み終え、日本語版も読んでいる中で理解できない箇所があるため、質問です。
  • 「いいえお構い申しも致しませんで」とはどういう意味でしょうか。現代でも使用される表現でしょうか。
  • 「来る」はどういう意味でしょうか。
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「こころ」の「上二十九」

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の「こころ」の中国語版を読み終えました。いま日本語版を読んでいるところです。「上二十九」の中に理解できないところがありますので、お伺いしたいと思います。原文が載っているサイトは次の通りです。ご参考になさってください。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html 1.二人は大きな金魚鉢の横から、「どうもお邪魔(じゃま)をしました」と挨拶(あいさつ)した。お上さんは「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」と礼を返した後(あと)、先刻(さっき)小供にやった白銅(はくどう)の礼を述べた。  「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」はどういう意味でしょうか。現代でも言うでしょうか。 2.門口(かどぐち)を出て二、三町(ちょう)来た時、私はついに先生に向かって口を切った。  ここの「来る」はどういう意味でしょうか。 3.私は澄ましてさっさと歩き出した。  ここの「澄ます」はどういう意味でしょうか。 4.「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」  ここの「だって」はどういう意味でしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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  • hakobulu
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回答No.1

1.二人は大きな金魚鉢の横から、「どうもお邪魔(じゃま)をしました」と挨拶(あいさつ)した。お上さんは「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」と礼を返した後(あと)、先刻(さっき)小供にやった白銅(はくどう)の礼を述べた。  「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」はどういう意味でしょうか。現代でも言うでしょうか。 : 「いいえ、お構(かま)い申しも致しませんで」の 「構う」は、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/37618/m1u/%E6%A7%8B%E3%81%86/の、 (2)相手になる。世話をする。 「誰も—・ってくれない」 「子供を—・っている暇がない」 です。 現在でも使われますが、少し違う言葉遣いです。 「申す」という言葉が含まれるパターンは私は知りません。 「なんのお構いも致しませんで・・・」 「何のお構いもできませんが、せめて粗茶の一杯なりと召し上がっていってください」 などのように、自分を訪れた相手に対して使います。 自分を訪れた人に対しては何らかの[もてなし]をするのが一応の礼儀ですが、「それが殆どできなくて申し訳ありません」という意味で使われます。 この作品ではお上さんは「本当に何も構っていない」のですが、一般的には謙遜表現としてもよく使われます。 お茶を出したり、あるいは食事を出すような場合でも、「内容が立派なものでなくて申し訳ない」という意味で、 「何のお構いもできませんが・・・」 という(謙遜の)言葉を添えることがよくあります。 また、相手の帰り際に、 「(本日は)何のお構いもいたしませんで」などと使う場合もあります。 ただ、よく言えば謙遜ですが、不必要に卑下していると受け止められる場合もあります。 日本人でも、1mizuumi さんと同年代ぐらいの若い方々であればあまり使わないようになってきているかもしれません。 2.門口(かどぐち)を出て二、三町(ちょう)来た時、私はついに先生に向かって口を切った。  ここの「来る」はどういう意味でしょうか。 : たぶん、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/55662/m1u/%E6%9D%A5%E3%82%8B/の、 (2)動作者が、話し手とともに移動する。目的地に自分を置いた気持ちでいう場合には「行く」で表現することも可能。 「映画を見にいく所なんだけど一緒に〈こ〉ないか」 「あしたのハイキング、あの人も〈くる〉の」 ではないかと思われます。 ここはちょっと自信がありません。 「門口(かどぐち)を出て二、三町(約二、三百メートル)ほど一緒に移動したあたりで」 という意味でしょう。   3.私は澄ましてさっさと歩き出した。  ここの「澄ます」はどういう意味でしょうか。 : http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/104128/m1u/%E6%BE%84%E3%81%BE%E3%81%99/の、 (5)(自動詞的に用いて)よそ行きの表情やそぶりをする。そんなことにはかかわりがないという表情やそぶりをする。 「おつに—・した顔」 です。 「私」は[二十八]で先生が語った一連の話の続きとして会話を再開しようとしています。 具体的には、[二十八]の、 「それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです」 の続きです。 その時点では(犬が吼えるまでは)「先生のいう事は、ここで切れる様子もなかった」と「私」は感じていました。 もっと深い説明が先生の口から出る状況と捉えていたのです。 しかし、 犬が吼えたことがきっかけで植木屋で一服してるうちに、先生の気持ちは、 「あたかも時機(じき)の過ぎた今、もう熱心に説明する張合いがないといった風(ふう)に。」 変わってしまった(と「私」は感じた)。 つまり、端的に言うと、 「>熱心に説明する張合いがない」と先生が感じているらしいので「私」は腹を立てたわけです。 それで、 「そんなことには関わりがないというそぶり」→「そんな話にはもう何の関心もない、という態度」 で、「さっさと歩き出した」 ということです。   4.「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」  ここの「だって」はどういう意味でしょうか。 : http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/120302/m1u/%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%A6/の[一] (1)ある特別と思われる場合をあげて、それも他と同様であるということを表す。「…もやはり…だ」「…であっても…だ」の意を表す。…でも。 「さる—木から落ちるさ」 「ぼくに—チャンスはある」 「今すぐ—いいよ」 です。 少し前の、 「金(かね)さ君。金を見ると、どんな君子(くんし)でもすぐ悪人になるのさ」 という箇所を受けています。 『君の気分(=ある特別と思われる場合)だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか。人間というものは今の君のように、返事(=言葉)ぐらいですぐ気分が変わるのだから、ましてや、「金を見ると、どんな君子(くんし)でもすぐ悪人になる」と私がさっき言ったことが正しいと理解できただろう?』 ということを先生は言ったわけです。  

1mizuumi
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。だいぶわかるようになりました。大変参考になりました。一箇所まだよくわからないのですが、もう一度教えていただけないでしょうか。

1mizuumi
質問者

補足

 「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」の文末の「で」はどういう意味でしょうか。

その他の回答 (1)

  • hakobulu
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回答No.2

> 「いいえお構(かま)い申しも致しませんで」の文末の「で」はどういう意味でしょうか。 : 「いいえお構(かま)い申しも致しませんで【失礼しました】」 の略ですね。 「いいえお構(かま)い申しも致さずに【失礼しました】」 と言い換えることも可能なので、 自信はありませんが、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/131280/m1u/%E3%81%A7/ ではないかと思います。  

1mizuumi
質問者

お礼

 再びありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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