簿記2級 消費税の記帳法について

このQ&Aのポイント
  • 簿記2級で学ぶ消費税の記帳法には、税抜方式と税込方式があります。税抜方式では商品の仕入れや売上について、消費税を別途計算して記帳します。一方、税込方式では商品の仕入れや売上に消費税を含めて取り扱い、租税公課として記帳されます
  • 税抜方式では、仕入れ時に消費税を別途払い、売上時にも別途消費税を加算するため、費用計上がされず、消費税の仮受や未払いの計上が行われます。一方、税込方式では仕入れや売上時に消費税を含めるために、租税公課として費用計上が行われます
  • このような違いが生じる理由は、税抜方式では仕入れや売上を税抜き金額として扱い、消費税を外部へ納めるため、費用計上が行われません。一方、税込方式では仕入れや売上を税込み金額で扱い、消費税を事業主が負担することになるため、租税公課として費用計上が行われるのです
回答を見る
  • ベストアンサー

簿記2級 消費税の記帳法について

●下記の問題を例に税抜方式と税込方式の違いについて教えて下さい (1)商品10万円を仕入、5%の消費税とともに小切手を振出して支払った。 (2)上記商品を13万円で販売し、5%の消費税とともに代金を受取り当座預金へ預入れた。 (3)決算を行い消費税の納付額を計算し、確定した。 (4)確定申告を行い、上記の消費税の納付額を小切手を振出して支払った。 ●税抜方式の仕訳 (1)仕入    10万     当座    10.5万  仮払消費税 0.5万 (2)当座    13.65万    売上    13万                仮受消費税 0.65万  (3)仮受消費税 0.65万    仮払消費税 0.5万               未払消費税 0.15万 (4)未払消費税 0.15万    当座    0.15万  ●税込方式の仕訳 (1)仕入    10.5万    当座    10.5万 (2)当座    13.65万    売上    13.65万 (3)租税公課  0.15万    未払消費税 0.15万 (4)未払消費税 0.15万    当座    0.15万 税込では租税公課で費用が計上されるのに、 税抜では費用計上されていない。 同じ取引なのにこの様な違いが出るのはなぜですか?

  • 簿記
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

税抜方式では、消費税について仮払消費税・仮受消費税という、資産・負債勘定で処理するので損益に影響ありません。 この税抜方式が本来の消費税の経理方式です。 これに対して税込方式では、仮払消費税相当額 0.5万が仕入に、仮受消費税相当額0.65万が売上に含まれて計上されるため、差引0.15万だけ利益が過大に計上されています。 そこで、租税公課0.15万を費用として計上することで、差引利益が税抜方式の場合と同額となるようにする訳です。

baffetto12
質問者

お礼

minosenninさんご回答ありがとうございます。 謎は解けました・・・!

関連するQ&A

  • 消費税の仕訳

    本則課税(税抜) 課税売上 4,741,741,872 輸出売上      65,891,562 居住用の家賃収入/受取利息      85,623,457 仮受消費税の残高       237,087,093 消費税の対象となる(仕入、経費、資産)×1.05 4,505,875,231 (対象金額に消費税をプラスした金額) 仮払消費税        214,565,488 中間で納付した消費税       6,000,000 の仕訳で 仮受消費税 237,087,093      仮払消費税 214,565,488                        仮払金 6,000,000                      未払消費税 16,521,500 雑損失                   雑収入 105 租税公課   237,087,093            237,087,093 貸方の仮払消費税と仮払金の金額はわかるのですが、未払消費税と雑収入の16,521,500と105が何故そのような金額になるのでしょうか。

  • 消費税の仕訳について

    仕訳でわからないところがあります。 A商会は、決算にあたり商品売買取引に係る消費税の納付額\16,000を計算し、これを確定した。なお、消費税の仮受分は\53,500であり、当社は消費税の会計処理として税抜方式を採っている。  仕訳 (仮受消費税)53,500    (未払消費税)16,000                       (仮払消費税)37,500 となっていましたが、 仮受消費税と未払消費税の残高が、なぜ仮払消費税になるのか わかりません。未だ支払ってないと思ったのですが… 消費税の処理がいまいちよくわかりません。 よろしくお願いいたします。

  • 消費税納税時の仕訳

    消費税を納付したときの仕訳はどうなるでしょうか? 租税公課で処理できるのでしょうか? でも、もともと前期の仮受消費税-仮払消費税の差額を納付しているのですから、消費税は(会計上の)経費にはならないような気がしますが。。

  • 月次決算-消費税の仕訳

    会計ソフトを使用しています。 今期から月次決算を行いたいと思っているのですが、消費税に関しては、どのような処理をすればよろしいでしょうか? 現在、「仮払消費税」と「仮受消費税」はソフトで自動的に抜き出されています。 月末付けで差額を「租税公課」として処理しようと思うのですが、 (借方)仮受消費税××(貸方)仮払消費税として、それぞれを取り消すと、差額は貸方に「未払消費税」として計上するなら納得が行くのですが、「租税公課」を計上しようとすると、どのような仕訳になるのかイメージが湧きません。(^_^;) どうぞ、ご指導ください。

  • 消費税について

    期中に、車輌を14,000,000で購入し、その際の処理として、 約650,000を租税公課(消費税)で計上しました。 決算期において、この消費税650,000を仕入控除対象の消費税として 計上するには、消費税申告書のどの欄に記入したらよいでしょうか? 控除対象仕入税額欄に追加して記入していいのでしょうか? そうした場合、元々租税公課で計上していることが問題には ならないでしょうか?(例えば、二重計上など) 租税公課の科目自体が課税・非課税の対象外の科目なので、 どのように処理していいのかわかりません。 それとも、ほかに特記する欄があるのでしょうか? そもそも、初めに、650,000を租税公課で計上したことが 間違いだったのでしょうか? (税込で車輌価格に計上し、仮払消費税で処理するのが正解?) 詳しい方がいましたら、至急、教えてください。 よろしくお願いします。

  • 消費税について教えてください

    日商簿記2級の勉強をしていますが、消費税の仕組みが良く分らないので、内容を理解することが出来ません。 以下の点について教えてください。 1. 売上/仕入れ時の仕訳   ・売上時    売掛金 1,050円/ 売上 1,000円   / 仮受消費税  50円   ・仕入時    仕入 1,000円/買掛金 1,050円 仮払消費税 50円/  (1)上記の仕訳は正しいでしょうか     外税/内税、伝票方式/帳簿方式のどちらでも同じですか  (2)上記の仕訳が正しいとして、仮受消費税と仮払消費税の意味は何でしょうか。(仮受消費税は税務署に納めるために仮に預かっているお金という風に想像しているのですが) 2. 決算時の仕訳  (1)仮払消費税の合計額が2,000円、仮受消費税の合計額が2,500円の場合、問題によって次の2通り仕訳があるようですが、その違いは何でしょうか。  (ア)仮受消費税 2,500円/仮払消費税 2,000円 /未払消費税 500円  (イ)租税公課 500円/未払消費税 500円  (2)上記で仮払分を差し引く意味は何でしょうか  (3)上記で、仮払分が仮受分を上回った場合はどうなるのですか。 以上、稚拙な文章で申しわけありませんが、宜しくお願いいたします。

  • 消費税の処理方法

    日商2級受験予定者です。 消費税の税込みの処理方法が理解できません。 仮に、消費税仮払額\10,000、仮受額\20,000であった時の 仕訳は、租税公課10,000/未払消費税10,000 となります。 消費税は消費者が負担するにも拘らず、この仕訳では、企業側が税金を納めたことになると思います。 何故この様な処理になるのでしょうか? 税込みで売上処理をしているので、租税公課で相殺しているのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 消費税納付について

    おはようございます。 いつもいろいろ勉強させてもらっています。 当社は今年より課税(簡易)事業者になり、毎月消費税の納付をしています。 そこで、納付した際の仕訳を教えていただきたいのですが、 租税公課 / 普通預金 で良いでしょうか。 特に仮払消費税・仮受消費税という形で仕訳はしていないのですが…。 ※ちなみに弥生会計で税抜き(内税入力)処理で行っています。 どうぞよろしくお願いします。

  • 決算時の消費税の仕訳と納付の仕訳について

    決算時の消費税の仕訳と納付の仕訳について 早速ですがよろしくお願いいたします。 消費税の仕訳は下記のもので間違いないでしょうか? 決算時 仮受消費税 10000 仮払消費税 5000             未払消費税 4000             雑収入   1000端数処理 納付時 未払消費税 4000 現金 4000 今回で消費税仕訳が初めてなもので少し自信なくてお聞きいたしました。 間違ってたら教えてください。 それと、ここからが本当にわからないんですが未払消費税で出て納付したものは 経費にならないのでしょうか? 当方は弥生会計を使用してて、損益計算書を開いて見ると当期純利益金額のところが 仕訳しても、変わらずの金額なので、これで合っているのか悩んでます。 それとネットで仕訳の事を調べていたら租税公課の勘定科目が使われているのを見ますが 実際はどうなのでしょうか? 僕の認識してる上記の仕訳に租税公課の欄が入るのでしょうか? 素人で説明ベタですがよろしくご指導お願いいたします。

  • 2級:消費税について

    2級:消費税について 2級商業簿記の消費税についての質問なのですが、 例えば買い手Aと売り手Bがいて、AがBから現金で105円(税込)の商品を購入したとします。 この取引における仕訳の処理を『税抜方式』でA、B両者からみて行いますと、以下のようになるかと思います。 ◎Aから見た仕訳 仕入時 (借)仕入     100 (貸)現金     105 (借)仮払消費税  5          決算時 (借)未収消費税  5 (貸)仮払消費税   5 納付・還付時の仕訳 (借)現金    5 (貸)未収消費税  5 ◎Bから見た仕訳 売上時 (借)現金     105 (貸)売上     100             (貸)仮受消費税  5          決算時 (借)仮受消費税  5 (貸)未払消費税   5 納付・還付時の仕訳 (借)未払消費税 5 (貸)現金     5 これで合っていれば、最後の納付還付時のA、B両者の仕訳において、 税金を受け取る国(税務署)から見ると、Bから5円の消費税納付を受けますが、 Aに5円還付しなければならず、結局税務署には一銭の税収もなくなってしまいます。 でも、これでは消費税のシステムとしておかしいので、 私の考えのどこかに誤りがあると思うのですが、 その誤りがどこかわからず、悩んでおります。 本来、消費税は消費した(購入した)者が負担すべき税だと思いますので、 この場合本来はAが5円負担すべきはずなので、Aに5円還付してしまうのはおかしいと思うのですが、 仕訳では、そうなったしまうのです。 稚拙な文章で申しわけありませんが、詳しい方、何卒ご指摘のほどをよろしくお願いします。

専門家に質問してみよう