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心とは、すべてなんだ

来生 自然(@k_jinen)の回答

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回答No.24

>>> No.23の補足欄 科学の方法は、新しい事実の発見、観察から始まり、仮設を立て、それを実験等により、解析・証明しているわけで、新しい事実の発見は、脳が勝手に作り出したものではないはずです。 それについては、どう思いますか? <<< 半分はそうであり、半分はそうでないと言わざるを得ないでしょう。 脳の想像力は、時として現実を凌駕します。 その例として有名なものは、やはり「無限」に関する概念でしょう。 たとえば、直近のものとしては 「時空」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5360466.html?ans_count_asc=20 があります。 また、池田氏は、本人も明言されておられるように、唯心論から入っています。「入り口」が異なっても、繋がり合っている全体(「すべて」)という概念が同じならば、見る方向が異なるだけということになります。池田氏の記述に違和感を感じると言うことは、やはり「入り口」が異なると言うことです。 「入り口」が同じように見えても、微妙に形や大きさや位置がずれています。その「ずれ」こそがアイデンティティへと結びつくものになると思っています。すなわち、人々は、それぞれの「入り口」をもって、全体(すべて)へと繋がり合っていると思っています。 「すべて」をすっぽりと包み込むような感覚の入り口を持つ人もいれば、針の穴から覗くような入り口を持つ人もいるでしょう。また、「すべて」の内部に幾層もの殻をかぶった状態で、ひとつずつ打ち破っていくようなイメージを抱く人もいることでしょう。 そういうことだと思っています。 >>> そんなふうに、心の動きを細かく観察してみると、心とは、二つに分かれるのではなく、もっと数多くの部分(又は層)に分かれている感じがします。 (又は、各層でネットワークを取っている感じもします。)その辺もまた、著者の説明に物足りなさを感じています。 それについて、どう思いますか? <<< 「こころ」というものに関する概念区分は様々にあるでしょうが、多くは、たとえば「知・情・意」といった区分があります。 さらに細かく分けているものは、たとえば「多重知能」などです。(この辺りは「知・情・意」の全てを、「知(能)」というフィルターを介して区分しているとも言えます) 知能 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%83%BD 多重知能 MI:個性を生かす多重知能の理論 (単行本) ハワード ガードナー (著), Howard Gardner (原著), 松村 暢隆 (翻訳) 出版社: 新曜社 (2001/10) ISBN-10: 478850779X ISBN-13: 978-4788507791 発売日: 2001/10 また、脳に関する本は様々ありますが、 進化しすぎた脳 (ブルーバックス) (新書) 池谷 裕二 (著) 出版社: 講談社 (2007/1/19) ISBN-10: 4062575388 ISBN-13: 978-4062575386 発売日: 2007/1/19 あたりは、お勧めかも知れません。 最後に >>> No.23 お礼欄 実は、自分は頭を抱えています。自分は、相手を考えて回答お礼の内容を変えています。 相手により、簡単に返答したり、断言的な表現にしたりしています。ですから、それぞれの回答へのお礼は、別の人への回答のお礼ではありません。 <<< とのことで、申し訳ないことをしました。 お許し下さい。 ただ、応答された言葉の裏側を含め、全てを思ん図ることは困難なことです。他の方への発言であっても、質問者様の見解が質問の主たる内容に関することであり、かつ、違和感を感じた場合には、アドバイスをしたくなってしまうものです。 私の場合、表現の仕方よりも内容に関心がありますので、言い換えられたものについても、おそらく、同様のアドバイスを記述したと思います。 これからの思索について、何らかのお役に立てれば幸いに思っております。

mintarou1
質問者

お礼

いつも、早い、かつ丁寧な回答ありがとうございます。 これから先は、提示していただいた資料を読み込み、思索する作業を続けていきます。 また、何か、行き詰って質問することがあると思いますが、その時は宜しくお願いします。 とりあえず、今回の質問はこれで締め切らせていただきます。 ありがとうございました。

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