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貨物ロケット(HTV)

eito_wakaの回答

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  • eito_waka
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回答No.5

HTVはNo.1さんが回答されている通り、大気圏に再突入させ、摩擦熱で燃やします。 この際に将来の有人飛行に向けて、大気圏突入についてのデータを取ります。 >この先このような物資を運ぶロケットなどは使い捨てになるんですか はい、その通りです。 現在、世界的にも再使用が出来るロケットはスペースシャトルしかありません。 そして、NASAは2010年又は2013年にはスペースシャトルを引退させます。 このため、ISSに物資を運ぶロケットは全て使い捨てになります。 今後のロケットが使い捨て式なのには理由があります。 実は現在の技術では、再使用が出来る宇宙船よりも使い捨てのロケットの方が 一回当たりの打ち上げ費用が安くなります。 又、安全性も使い捨て式の方が高くなります。 そのため各国とも当面は、使い捨て式のロケットのみを使用していく事になります。 >HTVの表面の耐燃性物質?をはがすような作業をするのですかね 横槍の質問はルール違反の気がしますが、一応答えると。 違います。打ち上げ時には極端に熱くはなりません。 大気圏突入の際に機体が熱くなる事が良く知られていますが、実は大気圏の気温自体が極端に熱い訳ではありません。 機体は衛星軌道にいる時には、ものすごい速さで動いているのですが、 これは衛星軌道には大気が無いか、あっても薄いから出来る事なのです。 大気があると機体に空気抵抗がかかるため、スピードを出す事が出来ません。 又、空気との摩擦熱が起こるため、ものすごい高温になってしまいます。 大気圏突入時とは、この空気抵抗と摩擦熱が起きている状態になります。 今まで、大気の無い所を高速で動いていた機体が、大気圏に入る事で空気抵抗を受け減速し、 その際の摩擦で高温にさらされる訳です。 逆に打ち上げ時には機体は大気の無い所に出てから加速する事になるため、空気抵抗と摩擦熱が起こりません。 大気圏突破よりも大気圏再突入の方が難しいと言われるのは、このような理由からです。 大気圏突破だけを目的としたHTVや打ち上げ時のH2bロケットについても 特別な耐熱・耐ショックはしていません。 又、特に今回のHTVについては、空気抵抗と摩擦熱が大きくなる様に角度を調節して、地球に落とします。

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質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 リサイクルにはお金がかかると聞きましたがペットボトルを始め、なんでも使い捨てが安全で安上がりなのですね。

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