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【106回 第4問】なぜ製造経費は原価差異ではなく減価償却費なのですか?

勘定記入の問題で シングルプランのため 材料勘定も、賃金給料勘定も原価差異が発生していますが 製造経費勘定においては 原価差異ではなく減価償却費になっています。 原価差異と減価償却費は同じ意味なのですか? ご教授よろしくお願い致します。

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回答No.1

 先ず、いくつか認識を改めなければなりません。 1)この問題は実際原価計算の問題です;   >シングルプランのため // とありますが、問題文2行目中ほどに、「なお、HT社は実際原価計算を採用している…」とあるように、この問題はシングルプランを用いた標準原価計算ではなく、実際原価計算です。kuhffdさんは、問題文中の「原価差異が発生している」を見て、この問題はシングルプランを用いた標準原価計算と思っていませんか?実際原価計算でも原価差異は発生します。詳細は、別の方の質問に回答した http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4661436.html4 をご覧ください。予定価格の使用=標準原価計算ではありません。 2)この問題では製造経費勘定から原価差異は発生しません; 理論上もそして多分実務上も経費から原価差異が発生することはあり得ると思います(経費を予定価格で計算することがあり得るからです-原価計算基準第2節13(1))。しかし、この問題は、 「直接材料費および直接労務費に関しては予定価格および予定賃率を用い、製造間接費に関しては予定配賦をしているため、原価差異が発生している」 とあるため、言及されていない経費(の各項目-電力費とか保険料とか)では予定価格を用いていません。従って製造経費勘定では原価差異は発生しません。経費がらみで原価差異が発生するのは、間接経費(製造経費から出る)と間接材料費(材料費勘定から出る)・間接労務費(賃金給料勘定から出る)とを合わせた製造間接費勘定になった段階です。  これらを前提として、 >原価差異と減価償却費は同じ意味なのですか?// これは違います。冷静に考えればお分かりでしょう。 次に、 >製造経費勘定においては 原価差異ではなく減価償却費になっています。// ですが、回答欄の製造経費勘定の借方は、「各種支払高」と「減価償却費」となっています。これは経費とはどんな発生の仕方をしているのかが理解できるところです。  材料費や労務費(賃金給料)であれば、その発生は現金の支払いや金銭債務の発生になります(借方が現金・買掛金・未払金などとなる)。つまり材料費や労務費ならば、最終的に金銭にて決済する項目なのです。しかし、経費の場合、ほとんどは材料・労務費と同様なのですが、一部が違います。金銭の支払の無い内訳が含まれています。その典型例が減価償却費です。  この問題の回答欄で、製造経費勘定の借方に記載があるのは、金銭の支払いがある経費項目(「各種支払高」という記述)か、金銭の支払いがない経費項目かという区分なのです。その後者は減価償却費というより具体的な項目で表現されています。  経費勘定の借方はあまり重視されることなく、問題によっては「諸口」で済まされてしまうことがよくあります。しかしその実態には、金銭支払いの必要な項目と金銭支払いの無い項目という分類があることを知っておきましょう。

kuhffd
質問者

お礼

実際原価計算なのですね! 私には難易度が高かったので、徐々に理解して行こうと思います。 アドバイスいただきありがとうございます。

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  • エレコムに連絡しても電話がつながらず、平日は仕事のためチャットでのサポートができない状況。
  • 解決策を求めており、スマホのUSBが使えない問題について助言をいただけると助かる。
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