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ヤシャブシの戦略

ヤシャブシは河川の氾濫による攪乱が起きやすい河畔によく生育していますが、それは、根粒菌をもち氾濫後の貧栄養の土壌でも素早く成長しています。しかし、葉の窒素を回収せず蓄積したまま落葉させるのでそれによって土壌が肥えてくると、他の樹木が侵入してきてそのうちに競争に負けてしまいます。 僕はほかの樹木が侵入してくるまでに再び大きな攪乱によって河畔がリセットされて流されてきたりした種子からまたヤシャブシが芽生えてくることが多いのではないかと思ったのですが、どうなのでしょう? ヤシャブシは攪乱に頼った戦略をしてるのかそうではないのか?もしそうでないのならば他の樹木が侵入してきて競争に負けてしまうような戦略をどうしてとっているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kottinQ
  • ベストアンサー率37% (220/587)
回答No.3

おはようございます。 根粒菌により、荒れ地でも育つ樹木では、「松」がありますね。 松も、落ち葉が積もり、腐葉土が堆積されると根粒菌がだめになり、松枯れに繋がります。 松は、山の頂上付近や海岸などの腐葉土のないところに育ちますし、マッタケを収穫しようと思えば、落ち葉を取り除くという世話をしてやらなければなりません。(余談です) どんな植物も、自分の居場所があり、役割があります。 どんな役割かというと、森をつくる役割です。 土を肥やし、強靱な森をつくる。松やヤシャブシは、森づくりの初期の担い手達です。 その土地が肥えてくれば、そこは次の種に譲り、自分たちはまた次の荒れ地に進出する。植物たちは互いに争いながら、実は強力なタッグを組んでいるように思えますね。

turishonen
質問者

お礼

いろんな機能を持った種で森林は作られていますねー。 そのものすごい時間をかけて成り立ってきた生態系には驚かされますね。 参考にさせていただきます!

その他の回答 (2)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

先駆植物(パイオニアプランツ)の戦略は他の植物が生育出来ない環境に他に先駆けて生育することが立派な戦略と思いますが…裸地という環境を独占できるのです。この地上から裸地が無くなるわけではありません。 極相林を形成します陰樹のように進入できる機会をじっと待ち続け、進入できたら他の植物との競争に打ち勝つように太い幹を持ち、高く成長する。太い幹や高い樹高はある意味で無駄なことです。 先駆植物は、太くならず高くならずに早い成長を裸地に求める戦略です。これは最も繁栄に繋がりやすいと思います。松のような先駆植物は好んで庭に植えられます。小麦は地球上で最も戦略的に成功した先駆植物です。人類が栽培飼育します植物の大半が先駆植物です。

turishonen
質問者

お礼

つまり、攪乱に頼った戦略ということですね。せっかく作った窒素を含んだ葉を落して他の樹種が入り込めるような土壌へと富栄養化する理由がもし分かればまた教えてほしいです。 回答ありがとうございます。

  • sosdada
  • ベストアンサー率33% (265/792)
回答No.1

ふつうに、大量の花粉を飛ばします。 神戸などでは、杉やヒノキを抜いて花粉症の原因の一番になっているそうですが、季節が違うので単純比較するのはどうか。

turishonen
質問者

お礼

ヤシャブシの繁殖の戦略についてなぜこういった戦略をとっているのかをもっと詳しく知りたかったのですが、、花粉症の原因になっているのですね。回答ありがとうございました!

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