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【ボクシング】長谷川・世界戦の挑戦者と同国のレフリー・ジャッジについて
7月14日のWBC世界バンタム級王者の長谷川穂積選手の防衛戦で、ジャッジ2人とレフリーの計3人が挑戦者と同国人(米国)でした。通常、ボクシングの世界戦は公平性を保つために審判員は中立国から派遣されるのがルールとしてあると思ってましたが。 元々、「中立国で派遣する」というのは正式なルールではなく、常識的な慣習だったのでしょうか?そして、今回の長谷川選手の試合ではどの様な経緯で審判団が選ばれたのでしょうか?詳しい方いましたら、教えて下さい?
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審判団を誰が呼ぶかご存知でしょうか? それはお金を管理しているプロモーターが選ぶんです。 プロモーターの選んだ人材を、最終的にWBCが認めるかどうか、で審判団は決まります。 ですので、ご質問の二者択一で言うなら「ルール」ではなく「慣習」です。 中立国が体裁がいいでしょうが、 たとえばアフリカから呼べばその分飛行機代が高くなりますし、 近隣諸国や最近円高でチケットの融通のきくアメリカは呼びやすい国のひとつでしょう。 また、ジャッジを務めたStephen Bleaさんは 昨年6月にも来て長谷川選手の試合をジャッジしていますし(参考・boxrec) http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=105935&cat=boxer 呼びやすい方の一人なのではないでしょうか。 今回長谷川選手のプロモーターは、帝拳ジムの本田会長でしょうか。 だとすれば本田会長は日本を代表する国際プロモーターなので、 現時点でのベストな審判団を選んだのだと思います。 もしくは同日後楽園で試合をした粟生選手の相手で新チャンピオンになったエリオ・ロハス選手のプロモーターで かの有名なドン・キング氏の駆け引きがあったかもしれませんね。 また、補足ですが各国のルール・ジャッジを管理管轄しているコミッション (日本でいうJBC【文部科学省所管・財団法人日本ボクシングコミッション】は 自国の選手へ不利になる可能性がある場合は、意見することが一般的だと思いますが、 今回の審判団を見たところ、今回そういう判断には至らなかったようですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。ルールではなく慣習なんですね。様々な事情駆け引きがあるんですね。