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asの用法と訳(阪大 85年)

We value too highly its material achievements, and no longer keep in mind as vividly as is necessary the importance of the spiritual element in life. の英文において、最後の2つのasは同等比較で、後ろのasは関係代名詞と考えればよいのでしょうか?また、keepの目的語はthe importance of the spiritual element in life. までと考えればよいでしょうか? 訳した場合as vividly as以下がしっくりきません。ご教示ください。

みんなの回答

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.3

>最後の2つのasは同等比較で、後ろのasは関係代名詞と考えればよいのでしょうか?  普通「as ... as ~」の構文では、前の「as」は副詞だと、後の「as」は接続詞だと考えられます。  確かに、後の「as」を関係代名詞(的な用法)だと考える場合もあるのですが、その場合には「as ... as」の間に先行詞になりうる「名詞」が来ることがほとんどです。  ここでは、後の「as」は通常の通り接続詞と考えて「as vividly as (it) is necessary (to keep it in mind vividly)」と考えた方がわかりやすいでしょう。「必要な状態」と「現実」を比べていることが分かればしめたものです。  ただ、実際には「as ... as is necessary」で一つの熟語表現だと考えて「必要なほど・・・だ」と訳せれば良いと思います。 >また、keepの目的語はthe importance of the spiritual element in life. までと考えればよいでしょうか?  その通りです。「keep ... in mind (vividly)」で「・・・を(鮮明に)記憶にとどめておく」とか「覚えておく」という意味の熟語です。  「・・・」の部分には「the importance of the spiritual element in life」という語句が「keep」の目的語としてあったのですが、長いものは後ろに回すという英語の原則によって後置されたわけです。 >訳した場合as vividly as以下がしっくりきません。  「as ... as ~」が否定文で用いられた場合の訳はなかなか難しいものです。普通は「~ほど・・・ない。」と訳すのが原則です。しかし、お尋ねの英文では、「as」の後に「is necessary」が続いているのがくせ者です。  ここでは「keep ... in mind vividly」の状態が「necessary(=書き手が考える必要な(理想の)状態)」には達していないということを表していると考えてはいかがでしょうか。 (1) We don't have as much food as is necessary.   「私たちは必要なほど(多く)の食べ物を持ってはいない。」    →「私たちが持っている食べ物は必要な状態に達していない。」    →「私たちが持っている食べ物は不十分だ。」  お尋ねの英文の訳を考えてみましょう。「vividly」は「鮮明に」という訳をつけるのが原則ですが、ここでは「(記憶に)しっかりと(とどめておく)」くらいで十分でしょう。  直訳:「私たちは、生活面における精神的な要素の重要性を<必要とされるほどしっかりと>記憶にとどめることはもはやないのです。」  さらに<  >の部分を中心に少し意訳をしてみましょう。「しっかりと記憶にとどめておく行為が(書き手の理想と比べると)不十分である。」という書き手の思いを表すような訳にすることも可能です。  意訳:「生活面における精神的な要素の重要性をしっかりと記憶にとどめておくことが必要なのだが、私たちは(そのようなことは)もはや不十分な程度でしか行っていないのである。」  意訳も少しくどすぎるのが気にはなります。直訳は意訳かはお好み次第でどうぞ。ご参考になれば・・・。

44940904
質問者

お礼

大変明快な説明ありがとうございます。よくわかりました。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.2

次のように書き換えてみると分かり易いでしょうか? We do not consider the importance as vividly as is necessary. keep in mind を consider、the importance of the spiritual element in life を the importance に置き換え、さらに as vividly as is necessary を後ろに持っていきました。 the importance of the spiritual element in life という部分があまりに長いので場所を後ろに移したというのが一つのポイントですね。 as is という言い方が不思議なところがあります。2つある as は私の手元の辞書では副詞、接続詞と理解せよと書いてありますが、私はむしろ文例で慣れるのがよいように思います。

44940904
質問者

お礼

言い換えるとよく分かります。ありがとうございました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

お説のとおりだと思います。 直訳すれば、「われわれはその物質的な達成をあまりにも高く評価する。そして、人生における精神的な要素の重要性を、もはや必要な鮮明さで心に抱かない」くらいかなと思います。

44940904
質問者

お礼

ありがとうございました。助かりました。

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