格差の認識

このQ&Aのポイント
  • 格差社会、労働問題なのか経営問題なのか法律(国家権力)の問題なのか認識する必要があると思います。
  • 政党政治が、もはや利益誘導型の政治をなす事なのか、ということと「いづれ」同じ問題になってしまうと、国民は大損害を被るのではないかと思います。
  • たとえば、格差社会が単なる所得格差(いわゆる終身雇用の崩壊)という意味なら、それを直すように国民の権利を行使しなければいけないし、何が問題なのかわからないことから、感覚的な(あるいは主観的にすぎない)発言ではいつまでたっても格差循環を産むだけなのではと思いました。
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格差の認識

格差社会、労働問題なのか経営問題なのか法律(国家権力)の問題なのか認識する必要があると思います。 政党政治が、もはや利益誘導型の政治をなす事なのか、ということと「いづれ」同じ問題になってしまうと、国民は大損害を被るのではないかと思います。 たとえば、格差社会が単なる所得格差(いわゆる終身雇用の崩壊)という意味なら、それを直すように国民の権利を行使しなければいけないし、何が問題なのかわからないことから、感覚的な(あるいは主観的にすぎない)発言ではいつまでたっても格差循環を産むだけなのではと思いました。 私事で言えば、例えば派遣労働などは派遣元会社では解決できないような問題のあることを法律で派遣労働と決めてしまっている事が、結局派遣元会社と労働者が解決しなければならないだけの問題になってしまっている事なども、同じような問題かと思います。 欧米に習うのではなく、例えば他の先進国では派遣労働としては労働価値が正社員と同じならば労働価値に応じた対価があってしかるべきということも成り立っているのに、日本では経営として人件費の削減のための制度なんだと身をもって知りましたが、人件費が企業として付加価値をもつということの理解があまりないのではないか、と思いました。(企業活動が人件費より利益配分として企業同士の契約や同族支配の意味合いが高いのではないかということ。例えば株主配当や役員の給与は欧米よりも低い基準であるのに、いろいろな企業関係が支配性の高いことである等。) 欧米の派遣労働の事も知らなければいけないのに、よく理解していないのに導入されるということが行政主導なのだと国民は理解しなければ、損害によってしか正せないことが国民主権の意味になってしまいます。 偉そうなことは何もありませんが、国民主権で直せることは国民にしか直せないことだと理解すべきだと思いました。 その程度ですが、いろいろな側面でありそうなことなので意見を申し上げました。 興味がありましたら、ご意見など貴重なことですので(何に?)投稿や議論いただければ、助かる方も大勢いらっしゃるのかと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • free_777
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回答No.1

 貴方の質問内容が晦渋で分からないのですが、考えとしては、格差問題が労働問題なのか、企業の問題なのか、法律の問題なのかという事かはっきりさせた方がいいという事でしょうか?  私の考えとして、労働問題だけではなくて、医療制度もそうですが、90年代から1つの流れとして規制を大幅緩和して来た結果だと思います。  貴方が言うように、EU諸国では、同一労働同一賃金です。然しこれは、間接雇用の問題があるから法律的にサンクションをかけているのです。単に労働価値の問題だけで決めているわけではないです。同じ賃金であれば、派遣会社の手数料分、正規雇用より支出が増えるから、長期に雇用するならば、正社員化が進むようにしているのです。   日本では戦前の臨時工問題(昭和8年の三菱航空機争議)があったし、口入屋の問題等、昔からある程度は規制をかけないとどうなるか、分かっていたはずなのです。だから戦後は、職業安定法が出来ました。世の中にはイギリスの工場法、米国でワグナー法が出来た理由が分からない人がいるんです。そういう人が政府の審議会で物を言うので、国民はたまったものではありません。 ■違反事実を摘発し 断乎・会社に鉄槌 職工募集の不正を指摘し 三菱争議に当局動く > 名古屋発】 > 名古屋市南区豊田町三菱争議団本部では、附近住民の熱誠こめたる寄附と名古屋各労働団体の支援の > 下に団員八十余名は一致団結大三菱目がけて正義の大施を真っ向から振りかざし、山本団長指揮の下 > には或は言論戦に、文書戦に一糸乱れざる闘争を続けているが、正義の神は遂に彼等の味方し三十一日 > 午後二時所轄築地徳増署長は争議の重大性に鑑み、単身名古屋検事局をはじめ各関係官庁を訪れ種々打合せ > の結果、インチキ極まる三菱航空機製作所の > 内情を暴露し工場法、健康保険法、職工募集取締規則違反として徹底的に取調べを開始することになり、 > 同日午後三時争議団本部から団長山本梅一、高尾武一蒲原秀治の三君を築地署に召喚、雇傭関係につき詳細 > なる取調べを続ける一方、同署片桐特高、平尾司法両主任をはじめ首脳者が鳩首凝議の末、会社側に対し断乎 > 鉄槌を加えることになった その内容は既報の如く四千数百人の臨時職工を日傭職工なりと称し、解雇予告 > 手当を支給せざることは工場法施行令第二十七条第二項に違反し、雇傭、被傭人たる両者の間に健康保険組合 > に加入せず、又加入させていない点は 同法第一条第二条に違反し、職工募集に当り職工募集取締規則の規定 > する手続及許可を受けずして、会社の社員技師を遠く九州、大阪、神戸、東京に派遣募集した事実は、同法第 > 三条及第四条及第十九条に違反するという点より、一つは地方長官に対し行政処分を要求すると同時に、他面 > 検事局に向って告発する模様である > 流口の大三菱も公平なる司直の手に争議団の正義の要求に早くも白旗を掲げざるを得ない状態に至ったので、争議団員一同は > 吾々の素志は貫徹され三菱四千の兄弟はそれで救われるのだと狂喜している > 右につき徳増築地署長は緊張した面持ちで語る 何処で労働争議が勃発しても争議団員と警官とは犬猿の仲であると > 解釈されているのが通例だ警官は決して資本家の番犬じゃないよ、善いことは良い、悪いことは悪いのだ、第一時代 > の趨勢というものを凝視しなくては警官の役目は勤まらない、三菱側に対してどんな態度をとるかというのか―マア僕 > の今後の動きを見ていてくれと自信ありげに語ったが一方同署特高東部長は部下数名を連れて同日午後三時争議団本部 > 隣家に出張団員数名を呼び出して雇入れ当時の状況を聴取した、尚お三菱航空機製作所の岡本人事課長は三十一日午後 > 熱田警察署特高を訪れ種々争議の内容につき具由する所があった 国民新聞 1933.9.2(昭和8) 参照元:神戸大学付属図書館デジタルアーカイブ http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/index.html  戦前の方が行政は、取り締まったのです。現代の日本では、だれかの顔色を伺っているのか見る影もありませんが..。  上記の以下の部分が非常良いです。 「右につき徳増築地署長は緊張した面持ちで語る 何処で労働争議が勃発しても争議団員と警官とは犬猿の仲であると解釈されているのが通例だ警官は決して資本家の番犬じゃないよ、善いことは良い、悪いことは悪いのだ」

konmaire75
質問者

お礼

現在求職中なのですが、仕事を探すにあたって現在の労働形態の状況が理解できました。 大変貴重なご回答と思い求職の方向など考え直そうと思いました。 free_777様ご回答をありがとうございました。

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