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「民主主義」と「国民主権」の違いは?

「民主主義」と「国民主権」の違いが、イマイチわかりません。 「民主主義=治者と被治者の自同性」 「国民主権=国家の政治のあり方を最終的に決定する力が、国民にある」 と、理解しているのですが、どちらも同じことを言っているように思えてしまいます。 どこが同じで、どこが違うのか、教えてください。 よろしくお願いいたします。 なお、主権の3つの意味は、理解しています。

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noname#22767
noname#22767
回答No.2

「民主主義」とは、主義・主張、つまり思想です。 「国民主権」は、国家・政治の中における権利または権利者をあらわしている。 ということだと思います。 国民主権は、民主主義の思想の1つの(いや、そのものの、といっても過言でない)現れなので、No.1さんの言うように、「民主主義」>「国民主権」だと思います。

回答No.1

いろんな分析が成り立ちうると思います。 判例の理解に立つと、国民主権は、自己の属する国家の政治のあり方を決めることを言うと思います。 つまり、国民主権では、そこに住む外国人の参政権が保障されなくなります。 これに対して、民主主義は、「被治者」には、生活の本拠を置く外国人も含むと思われます。 したがって、外国人の参政権に与える影響が異なります。 もっとも、国民主権を、自国民の権利に限定するべきではないという有力説に立つと、上記のような違いはほとんど無いと考えます。 ただ、そうだとしても、若干民主主義のほうが広いのかなと思います。なぜなら、民主主義は国家の政治のあり方に限定されないからです(ホームルーム、地方自治、国連の機関などでは、民主主義はありえるけれども、国民主権はありえない) ですから、概念としては 国民主権<民主主義 なんだろうと思います。

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