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憧れが叶いそうなのに・・・・(長文です)

28歳女性です。思い切り、ロストジェネレーション世代です。それを言い訳にするわけではありませんが、大学卒業時に新卒就職しそこね、今まで正社員になったことはありません(派遣社員のみ)。 今、私が派遣先として就労している企業は、私が大学時代に憧れたが軒並み不合格だった出版業界の会社です。出版業界に携わることをどこかでずっと諦められず、派遣でも事務でもいいからとこの業界に特化した派遣会社を選び、今に至ります。 先日、部署の全員で飲みに行ったことがあり、そこの席でポロっと、「この業界に憧れていた。この方面の専門学校に通ったこともある(←事実です)」ともらしたところ、それを聞いていた部長(女性の方です)が大変喜ばれたようで、「本気だったら、まずは研修生としてアルバイトで制作部員としてがんばってみる?」と聞いてきましたが、飲みの席ということもあり、その場ではそれ以上、この話題は出ませんでした。 しかし、私が思っていた以上に部長は真剣に考えてくださっていたようで、後日もう一度、会社でその話しになりました。その部長は、4月の組織改編で今よりも高い役職に就くことが決まっており、その権力で私を派遣の事務職から、アルバイトの制作部員にするべく協力する、と仰ってくれました。「次回の契約更新時に、派遣会社を解約すること。そうすれば、その次の月から、この会社と直接雇用を結べるよう取り計う。」と言ってくださっているのです。 「やるならば、いつか編集長になるつもりで本気でやって、そして絶対にやめないで欲しい。本当に本当に大変な仕事だよ。肉体労働のようなこともたくさんあるし、土日もない。女性にはきついと思う。正直言って、あなたの場合は年齢のことも少し引っかかる。だけど、あなたの飲み込みの速さを私はとても買っているから、良い編集長になれるとは思う。仕事のために、どれほどプライベートを犠牲にできるか、それがこの仕事をできるかどうかの素質だと思う。」 部長はそう仰いました。 私は、この業界の下っ端と言われる人たちがどれぐらい大変か、皆さんの領収書やら書類やらを見ているだけで、分かっています。信じられないような時間帯に働いているし、立て替え金も半端ないのである程度まとまった金がないととてもやりきれません。また、意外に古臭い体質を残す会社なので、上の人の物言いなども独特で、私も慣れなかった頃はいちいち傷付いていました。部長の仰っていたとおり、半端な気持ちで務まる業務ではないということはよく分かります。 正直に言うと、この業界の実態をほんの少し垣間見て、「事務員として働くぐらいの距離感がちょうどいいや」と思い始めていたのは事実です。そう思い、私は私で、別の夢を追うべく自由な時間を、物書きに充てて、いつか小説家としてデビューできたらと思い始めていた頃でした。夢物語のようかもしれませんが、怠け者だった私にとって、これはこれで大きな前進だったんです。 また、アルバイトというのも引っかかります。今、派遣会社から支払われているのは時給1600円。がんばって残業して、手取りにすると月給23~25万円ぐらいです。制作のアルバイト(男性)の給料明細を見たことがありますが、時給950円。ただ、労働時間がすごいので、月給にすると45万円ぐらいいくようです。 もし、制作部員になったら、小説を書く時間などほぼ取れないでしょう。「できないなら、それまでのこと」とか、そういう理想論ではなく、物理的に不可能です。何せ、朝出勤したら、会社のデスクで寝ている社員が多数いるような世界です。 ただ、派遣よりはアルバイトのほうが社員(とはいえ契約社員)になれる可能性は格段に上です。28歳という年齢に加え、ろくな職務経験のない私には大きなチャンスだと感じてはいます。しかも、以前のこととはいえ、長く憧れていた業界ですし、今でもその気持ちが皆無になったわけではありません。体力的にきついなどというのは、慣れの部分でカバーできるのでは、と楽観視できなくもない。幸いなことに、年下の先輩に敬語を使いたくない・タメ口をきかれたくないなどといった種類のプライドは、私には全くありません。でも、憧れだけで安易に考えて良い問題ではないことは分かっているつもりです。 このまま派遣で事務やってても、契約満期の3年目がくれば、30歳を超えた私は惨めに放り出されます。結婚の見通しもありません。 とても悩んでいます。せっかく部長が真剣に考えてくださっていること。飲みの席だからとノリで発言しただけと思われるのも私の本望ではないのです。 皆様ならいかがされますか? もちろん、最終的には自分で決めますが、参考までにアドヴァイスをお願いします。

みんなの回答

  • huahuan
  • ベストアンサー率59% (28/47)
回答No.3

「参考までに」ということなので、私だったらどうするか、ということを書かせていただきます。 私だったら、めちゃくちゃ悩むと思いますが、たぶん、チャレンジしないと思います。理由は、やはり労働条件。時給950円で月45万円って、相当ですよね。月の労働時間で約470時間というのは、よっぽど体が丈夫でないと難しいと思います。おっしゃるとおり、楽観はできませんよね・・・ 私も同じくロスジェネ世代で、就職にはとても苦労しました。転職したりスクールに通ったりで、今、ようやく目標だった専門職に就いています。チャンスはそう何度もあるわけではないとも思います。でも、仕事も大事ですが、私の場合、プライベートも同じくらい大事。家庭を持って、子どもを育てて、という夢も両立させていきたいです。なので、仕事は好きだしたまには無理もするけど、両立できる程度というのが原則です。 あともう1つの要因としては、その部長がどれほど信頼できるかということもあるかと思います。言ってみれば、質問者様の運命は部長1人に委ねられていますよね。本当に制作部員にすることが可能なのか、また、その人が万が一何かの都合で退職または異動になったとき、どうなるのか・・・ もしチャレンジするのであれば、そのあたりも十分確認してからの方が良いと思います。 ただ、今の派遣社員という立場には期限があること、出版社の編集という職業にはなかなか就けないこと、また、すでに現場を知っており、さらに認められていること、などなど考えると、そうあっさりはあきらめられないですよね。私は上記の理由から「チャレンジしない」と書きましたが、プライベートを捨てる覚悟さえあれば、やる価値のある挑戦だとも思います。 いっぱい悩んで、後悔のない選択をしてください。

noname#174652
noname#174652
回答No.2

やってみた方がいいと思います。 私ならやってみます。 やらないで今のままでいるのと、やってみたのと、10年後、自分がどっちを後悔しそうか考えてみれば、答えは出ると思います。 小説家を目指すとのことですが、今そちらで何か成果は出せていますか? 受賞歴や掲載歴などありますでしょうか。 その年齢で、今そういったものがまったくなければ、正直、派遣やバイトの待遇で目指し続けるには、リスクが高すぎます。 もし今小説のほうで、何らかの成果が出ており、出版社から何か話がきているのならば、そちらに注力したほうがいいかもしれません。 物書きには波があります。自分の書けるものと世相が一致したり、自分の才能が開花する瞬間など。 今それが来ているなら、逃さないほうがいいかもしれません。 きていないなら、あわてることはないかもしれません。 小説家のよいところは、年齢にとらわれず、何歳からでもできることです。30代や40代でのデビューも珍しくありません。 あと、作業時間が他の職業ほどとられないので、(人によるでしょうが、たとえば芸人や役者などは兼業はほぼ不可能です) 有名な小説家だって、ある程度売れるまでは会社員と兼業している場合が多いです。 当初の憧れだった編集職を思う存分やってみて、何らかの結果が出てからでも、挑戦はできるかと思います。 >「できないなら、それまでのこと」とか、そういう理想論ではなく、物理的に不可能です。何せ、朝出勤したら、会社のデスクで寝ている社員が多数いるような世界です。 私も似たような会社で仕事をしてました。深夜2時まで残業し、朝3時くらいに帰ってきて、5時まで制作活動をし、7字にはまた会社に出るような生活を半年くらい続けて、製作物を(小説ではないですが)出版社に投稿し、受賞しました。昼休み、通勤時間、少しでも時間があればすべて製作にあてました。もちろん土日なんか1日も休んでません。この半年は最低限の睡眠以外には、ちょっと一息抜くとかそれすらもしませんでした。 まあ結局それでも時間が足りないので、転職することにはなりましたが、やりたい人はほっといてもこれくらいはやりますよ。 私も別に誰かに「そうやってがんばれ」とか「それくらいできるだろ」とか怒られてやったわけではありません。 少しでも時間があれば製作したかったから、そうなっただけです。 それくらい「やりたい」気持ちが強い人じゃないと、こういう仕事は向かないんじゃないかなと思います。 もし質問者様が本気で小説家になりたいなら、誰に言われなくてもすでにそうやって行動を開始しているはずですし、本気で編集者になりたければ、それもそれで行動を開始できるはずです。 どちらを選ぶかは質問者様次第ですが、本気でやりたいことなら人間は本気で頑張れます。 それができないなら、それは結局本気ではないということ。 自分がどちらに対して本気になれそうなのか、よく考えてみてください。

noname#93436
noname#93436
回答No.1

もちろん、質問者さまがその業界に入りたいのか、小説家になりたいのか、どちらの気持ちが強いのかが最終的な結論になると思います。 でも、私はご質問の文章を読んだ限りでは、「やってみるべき」と言いたいです。 その理由は、まず質問者さまがこの話を受けることに迷われている要素・・・・は、あまり大した問題ではないように思うからです。 自分の時間が取れなくなる・・・ということですよね。 でも、女性でもそういうビジネスマンはいくらでもいます。 私の友達にも、社会の第一線で働く女性はたくさんいますが、みんな朝まで残業。帰れない日も多いし、休みも取れないことは多いです。 健康も害している人も多いですが、それでも30歳過ぎてもそのような激務をよくこなしている方だと思います。 そういう人をたくさん見ていると、別にそれが特別変わったことだとも思いません。 実際、彼女らは社会的地位と、お金と、人脈と、そして自信を手に入れて、趣味にも打ち込み、実に楽しく毎日過ごしているのです。 質問者さまが、体力的にすごく劣るわけではないなら、その業界に飛び込んでみていいのではないでしょうか。 まだ憧れが残っているなら。 チャンスの女神様は前髪しかないって言うでしょ? それは、迷う気持ちを振り切って前髪を掴むかどうかが試されているのです。 今、質問者さまが小説を書く時間が何よりも大事だというならば、そちらを選べばいいと思いますが、小説家になるという将来的な展望に過ぎないのならば、それも約束されたことではありません。 今、憧れの業界という願ってもないチャンスを差し出されているのですから、こちらの方に「縁」があるのでは?と私は考えるのです。

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