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戦争論と現在

クラウシュヴィッツの『戦争論』は現在でもたくさんの方に読まれていますが 実際、『戦争論』に限らず、彼の考えた思想・意見などは 現在社会とどのようにして関連しているのでしょうか。 また19世紀初期に書かれた著書(論文??)・生きた人間でありながら 多くの事柄が現代社会と密接に関わりあっているのはなぜでしょうか。 特に現在との関連性についてよい例などがありましたら一緒に教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • NCC-2000
  • ベストアンサー率43% (13/30)
回答No.4

現代に至るまで最も的確に戦争と政治を体系的に説明できること、クラウゼヴィッツ以後の戦争論・戦略論の基本になっていること、古典であること、などが原因でしょうね。 クラウゼヴィッツを理解したいのなら、リデル=ハートなども読んでみるといいでしょう。せっかくイギリスにいるのですから。クラウゼヴィッツは「戦争はそれ以外の手段を以ってする政治の延長である」と言いますが、リデル=ハートは「それは事実だが、こう言い換えることもできる。戦争は政治の破産である、と」と言っています。 現代との関連性について言えば・・・ブッシュ政権の国務長官として辣腕を振るったコンドリーザ・ライス女史は最も著名なクラウゼヴィッツ戦略論の学者の一人ですし、駐日大使となることが確実なジョゼフ・ナイ博士もクラウゼヴィッツ戦略論に造詣が深い学者です。現代でも国際関係、軍事理論などを理解する上では基本にして必須であることは間違いないでしょう。日本での扱いの軽さが異常なだけです。

care8yuna
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 リデル=ハートですか… 知りませんでした。ちょっと探してみます!! 現在に通じる人達の中にも多く 彼の考え、著書を研究・参考にしてる人間が たくさんいるんですね!! 日本にいる頃はほとんど聞いたことがなかったのに こちらで共に勉強している級友は大抵 知っていて当たり前、と言う顔をしていますから 本当に日本での扱いが低いだけなんでしょうね… 残念なことです↓↓

その他の回答 (3)

  • yama16
  • ベストアンサー率47% (51/107)
回答No.3

簡単に言うと 武器などは進化しても使う人間は進化しないため。(原始時代の弱肉強食から変わってないと言っても良いと思います) 「戦争は外交の延長である」これが一番個人的に好きです。 どんなに外交しても解決しない問題(領土問題)も一発で決まりますから。 アフガン戦争の時外交で「オサマ=ビンラディンを引き渡せ!!」と言っても聞かないので戦争したのが良い例かと思いますが。

care8yuna
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 私もこの一節好きです。 戦争はあくまで政治の道具であり 決闘が拡大された、暴力行為である… 全くその通りだと思います。 確かにその一件は如実にこの一文を現していますね。

  • hanako171
  • ベストアンサー率31% (31/98)
回答No.2

何かの課題?

care8yuna
質問者

補足

課題、と言えば課題です。 イギリスの大学で国際政治学を学んでいるのですが 今学期"戦争、戦略、インテリジェンス"というモジュールをとっています。 その中で論文のトピックの一つとして クラウゼヴィッツが上がっていたのですが 授業中彼の事を学んだにも関わらず全くわからなかったので 質問させていただきました。

回答No.1

ドイツのヒットラーは「戦争論」に傾斜していました。 自分の思想の根幹を成していたと言ってもよいようです。 もしも「戦争論」が無かったら第二次世界大戦は無かったのかも知れません。 今の文化や経済状態も大幅に変わったと思います。

care8yuna
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 ヒトラーが戦争論にに傾斜していたことは知りませんでした。 戦争論がなく、第二次世界大戦が無かったら… 確かに今の世界情勢は全く違うものになっていたんでしょうね。

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