• ベストアンサー

魚臭さの原因は?

単なる興味なのですが、 魚特有の魚臭さとヌルヌル。これはなぜあるのでしょうか? ウロコは外敵から身を守ったり、岩などの障害物から身を 保護したり理由は分かるのですが、 臭いがあったら外敵にも発見されてしまうし(これは陸の動物にも 言える事ですが)なぜ臭いのでしょうか? 陸も含めて、全ての動物は外敵から身を守る為に驚くような進化を 遂げ、自分の身を変化させています。 あるものは海藻とそっくりになったり、保護色になったり、 カレイや平目みたいに真っ平らになって砂地と同化したり そんな進化の可能性から言えば、無臭に進化するなんて簡単 な方だと思うのですが、私の知っている全ての魚は魚臭いです。 そして陸の動物と違って、常に水にさらされているので、臭い 成分もそれなりに意図的に分泌されていないと水に流れてしまう と思います。 雑学としてなんでだろう??と思ってしまいました。 もし詳しい方がいれば教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

こんにちは. 昔,魚類学を学んだ者です.古い記憶をもとにお話します. >魚特有の魚臭さとヌルヌル。これはなぜあるのでしょうか? 鱗についての認識は,ご質問者さまの認識でおおよそよろしいです. ヌルヌルは,鱗の下にある皮膚層表面から浸出した『粘液』です. 主な働きの理由は,体内の浸透圧を維持するためと, 水中での動く際の,水の摩擦係数を下げるためにあるものと考えられます. 臭いについては,まず体臭についてご理解いただく必要があると思います. すべての生物は,自分の生体を維持するために,外界から食物を摂取します. それを体内で一度分解(消化)し,分解された中の必要成分から, 生体を構築(成長)したり,生体活動のエネルギー源とします. その際に,その生物特有の生成物質が副産物として発生するのです. つまり,生体内部で起こる化学反応(代謝)によって,さまざまな物質が発生します, 体内に必要な物質は体内に留め,不必要な糞や尿・汗は排泄されますが, それらは摂取する食べ物によって,当然発生する物質に違いが起こります. それがその生物特有な臭い物資になるわけです. ご指摘のように,臭い物質を出さなければ,生存競争に有利になるのですが, 食物を摂る以上は,当然の事として臭い成分は体内で発生するわけです. いくら進化とはいえ,無理な相談と言うことがお解かりいただけたでしょう. もちろん,臭い成分は空気中や水中のいずれにも拡散します. 誤解されている方が多いのですが, 『進化とは,結果であって,目的ではありません.』 詳細を述べるには,容量などの問題で此処ではできませんので割愛します. 参考になれば幸いです.

pianoenjoy
質問者

お礼

わお。 魚類額を学んだのですか。 詳しい説明ありがとうございました。腑に落ちました。 確かに、いくら進化しても代謝を止めるなんて無理な 事ですよね。 おしっこを黄色くしちゃいけないくらい無理があります(笑) 進化に関して、結果であって目的との視点は持っていませんでした。 そこはそこで追求してみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#81710
noname#81710
回答No.3

素人考えで申し訳ないのですが、 考え方の前提で、大きな問題があります。 人を含む哺乳類が匂いを感じる仕組みを簡単に言うと、 例えば「花」の場合、「花」に含まれる揮発成分が空気中に拡散し、それが鼻の中の天井部の嗅粘膜にある粘液に溶け込みます。そこにある嗅細胞によって「匂い」として感じられるのです。 http://www.new-cosmos.co.jp/infor/smell/xp3293_mecha.html さて「魚」ですが、あなたが「魚くさい」と感じるということは、魚から何か揮発性の物質が拡散されているということです。 ところが、pianoenjoyさんが問題にされているのは水中の話です。水中で拡散されるのは「水溶性」の物質です。揮発性の物質が、水にも溶け出すかどうかはわかりませんね。溶ける物もあれば溶けない物もあるでしょう。少なくとも、pianoenjoyさんが思い描いている「魚くさい水中」のイメージは、問題がありそうです。 >そんな進化の可能性から言えば、無臭に進化するなんて簡単 >な方だと思うのですが、 この理屈も、かなり無茶です(^^;) 陸の動物は、どうですか? 肉食の動物で嗅覚が非常に発達し、匂いを頼りに捕食行動をとる動物は多いです。では、エサにされてしまう動物たちは無臭でしょうか?そんなことないでしょ? まぁ、いろいろ都合があるんですよ、多分。 ちなみに、No.1さんがおっしゃっているように、新鮮な魚は、いわゆる「魚臭さ」はありません。ただ、それとは別の固有の匂いはあります。有名なのは、鮎のきゅうりやスイカみたいな匂いなどです。 それと、魚類には嗅覚はあります。「魚類 嗅覚」で検索してみてください。 「サメは、血のにおいで集まる」とか、 「鮭は、生まれた川の匂いを覚えていて帰ってくる」 なんて言いますね。

pianoenjoy
質問者

お礼

おおお~。 学問とは違った視点で、これはまた参考になりました。 それと確かに、水中が魚くさいというより、陸に上がって からですよね。新鮮なうちはそんなに臭いは感じません。  ありがとうございました。

  • 2009ken
  • ベストアンサー率21% (769/3580)
回答No.2

臭腺が発達してるのは、哺乳類や鳥類ぐらいでしょう。 アサリや昆布が生息する海は出汁の味がするのかってのと同じです。

pianoenjoy
質問者

お礼

どうも♪

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

ヌルヌルは粘膜です。体を水から守る最初の防御線であると同時に水の抵抗を減らす。 臭い???生きている魚は臭わないですけど???  死んだとたんに、自己分解で発生するアミン類の臭い。  できるだけ早く分解して自然に戻る。

pianoenjoy
質問者

お礼

どうも♪

関連するQ&A

  • 魚のえんがわやあらを食べる文化について

    先日あるテレビ番組を見ていますと、回転寿司で安価で食べられる大きなカレイのえんがわについて紹介していました。 グリーンランドで獲れたものを輸入しているとのことでしたが、以前はえんがわを廃棄していたということに驚きました。 そして部位によって輸出先が分かれ、えんがわが日本(寿司ネタ)、頭と尻尾が中国(煮物用)、それらと骨を取り除いた身をヨーロッパ(ムニエル)。 私個人は寿司はカレイよりヒラメのえんがわが好きですが、カレイの煮付けは好きです。 中でも皮とえんがわが好きなので、綺麗に頂きます。 この番組を見て、ふと「ヨーロッパの人はえんがわや魚のあらの美味しさを知らないのかしら??」と疑問に思ったのです。 ヨーロッパとひとくくりにすると大雑把ですか、えんがわやあらを食べる文化はあまりないのでしょうか?

  • 「虫」は、どのように進化してきたか?

    私は、動物や植物が、どのように進化してきたのかを 書物やNHKのビデオなどを集めて楽しむのがちょっとした趣味です。 そこで、「虫」は、どのように進化してきたのかが もう気になって気になって‥‥。 魚が頑張って試行錯誤して進化して陸に上がろうと しているときに、すでにもう虫は陸にいた、ということですが‥。 エビ・カニのような甲殻類が、陸に上がって虫に進化したとおもっていたんですけど、 ちがうのでしょうか? そのようなビデオがもしあれば、情報教えて下さい。

  • 釣り

    今度釣りに行こうかと思ってます。 兵庫の甲子園浜か西宮浜で釣りしようかと思ってるんですが、シロギス、ハゼ、ネズミゴチ、ベラ、カレイ、ヒラメ、アナゴとかは釣れるでしょうか? 何回か前を通った時に砂浜が見えたので底が砂地なら例に挙げた魚がいるのかなと思いました。 底釣りかジェット天秤をつけての投げ釣りをしようと思っております。

  • 元々の種が違うのに同様の進化を遂げた生物

    ものすごく漠然とした質問で恐縮です。 以前、テレビで見た記憶があるのですが、元々の種が全く違うのに、同じような環境に適合するために同じように進化し、今では見た目がすごく似ている動物をご存じでしょうか。 魚類だったか爬虫類だったか、テレビでは「この2つの生物は同じ仲間のように見えますが、元々はまったく違う種類の生き物だったのです」みたいな解説をしていました。 たとえば、ヒラメとカレイは同じカレイ目に分類されており、割と近い関係のようなので今回の質問には当てはまりませんが、このように同じような姿形をしているものが実は全くの異種だった、みたいな例を知りたいのです。 よろしくお願いします。

  • カレイの煮付け

    彼が『カレイの煮付け』が大好きで、週一ペースで作っています。 二人でよく行く居酒屋さんの『カレイの煮付け』を目指しているの ですが、なかなかうまくいきません。 足りない点は、 ・カレイに味がなかなかしみ込まない。 ・少しですが、魚の生臭さが気になります。 ・身がふんわりしない。 作り方は、酒、水、砂糖、しょう油、みりんをフライパンにいれ カレイを4切れならべて中火で10分程煮たあと、弱火で10分 煮ています。 なにかいいアイディアがあれば教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • カタツムリの殻

    こちらで初めて質問をさせていただきます。 カタツムリは陸の動物なのになぜ殻付きのまま生まれてくるのでしょうか? ナメクジには、殻が無いのに...。 なぜか、気になってしまいます。 身を守る為だとは思うのですが、進化の過程のなごりなのか等の視点で教えて欲しいと思っています。 それでは、ご回答よろしくお願いします。

  • 魚嫌い(特に青魚が苦手)の克服方法

    小さい頃より魚(特に青魚)が苦手で、コンプレックスがあります。 魚を食べるどころか、家庭内で充満する焼き魚の臭いを嗅ぐだけでも吐き気が出ます。 実際食べてみると、苦手意識もあり青魚を食べるとやはり戻してしまう事が多いです。 ところが、病院で一度魚のアレルギー検査(サバ・アジ・イワシ)をした結果、アレルギー反応が全く出なく異常なしでした。 青魚を食べられる可能性が出てきたので少し希望が出ました。やはり今まで避けてきただけ食べてみたいと非常に強く思い、日々料理を作ってくれる母親の負担を少しでも軽減したいです。 状況としては以下の通りです。 ○(食べられる):マグロの刺身(赤身)・鯛の刺身・カレイやヒラメの煮付け・ブリの照り焼きの白身の部分 ×(食べられない):アジ・サンマ・イワシ・サバ等の青魚類・ブリの照り焼きの黒身の部分・数日経った魚 一体この魚嫌いの原因は何であるのか? どうすれば魚嫌い(特に青魚)を克服できるのか? この2点を回答していただければ嬉しく思います。

  • 総鰭類、魚のユーステノプテロンは、水から陸上に?

    3億6700万年以上前の デボン紀末期 総鰭類のユーステノプテロンという 一種類の魚だけが、 陸上に上がったのか? なぜ、 総鰭類(魚)の ユーステノプテロンという 「とんでもない決断」 水から陸上に上がれたのか? 総鰭類のユーステノプテロンとは、 いったいどんな生き物だったのか? ユーステノプテロンは、 なぜ、自殺行為に等しい行為を 行えたのか、 ユーステノプテロンの思考に どの様な変化があって、 陸に上がる決断に至ったの? (どの様な思考の変容で、) 総鰭類は 厳密的には魚に該当するのか? それとも、魚ではないのか? 本当に、 エウステノプテロン (異称:ユーステノプテロン 学名:Eusthenopteron)は 四肢動物な祖先なのか? エウステノプテロンから 浅瀬の泥地に適していた パンデリクティス 陸に上がることができる 肢のような鰭を持った ティクターリク 植物の茂った湿地にいる 初期の四肢動物の例。 八本指の足を持っていた アカントステガ 肢を持っていた イクチオステガ シーラカンスのように 鰭を持った魚もまた子孫に 含まれる。 が派生的に進化誕生したのは 正しいのか、否か? 社会、生物カテゴリー皆さんの ご回答のほど、 お待ちしております! 関連 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エウステノプテロン https://en.wikipedia.org/wiki/Eusthenopteron https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パンデリクティス https://en.wikipedia.org/wiki/Panderichthys https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ティクターリク https://en.wikipedia.org/wiki/Tiktaalik https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アカントステガ https://en.wikipedia.org/wiki/Acanthostega https://ja.m.wikipedia.org/wiki/イクチオステガ https://en.wikipedia.org/wiki/Ichthyostega https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シーラカンス https://en.wikipedia.org/wiki/Coelacanth

  • イルカが頭がいいのならなぜ繁栄しない?

     イルカは人間と同じもしくは人間以上に頭がよく、社会的で友好的な動物だといわれています。  陸にいる人間は、身体機能の弱さを補うべく脳が鍛えられ、外敵から身を守り、みるまに数を増やし、また増やしすぎて今にいたっています。  しかし、海にいるイルカは、頭がいいのに人間のような繁栄の仕方はしていません。これは、人間以上に頭のいい哺乳類・イルカゆえに、身の程をわきまえた平和的繁栄スタイルを選択しているからなのでしょうか?(イルカがもっと増えれば生態系が崩れることをわかっているから子孫をむやみに増やさないのでしょうか。)

  • 魚類の呼吸

    魚類の生態に詳しい方に質問です。 海の魚はエラ呼吸をしています。 エラ呼吸は大まかに言えば、海の水がエラを通り、酸素だけを肺に取り込み、水を排出することで呼吸が出来る…と聞いております。 質問1 エラ呼吸というのは人間が呼吸をするのと同じように、無意識に肺かどこかの筋肉を動かして水を体内に吸引しているのですか? それとも、海や川には水の流れがあるため、吸引しなくてもエラの中に常に水は出入りする状態なのでしょうか?(そもそも魚は口の中、体内もすべて海水に浸っているの?) 質問2 海の魚は寝ている間も目は開けたままですが、寝ている間も泳いで動き続けているという話を聞きました。これは本当ですか? 能動的に動き続けているのではなく、海流に乗って移動している状態=動き続けている、ということでしょうか? イソギンチャクに身を隠すような魚は、イソギンチャクの中でほとんど動いていないイメージがありますし、砂に身を潜めるカレイなども動いていないイメージがあるのですが、魚の種類によって動き続けない魚もいるということでしょうか? 質問3 魚は動き続けているというのが前提の質問になります。 動き続けているのは、動き続けないとエラ呼吸ができないからではないか?と何も知らないなりに考えているのですが、例えば、海で泳いでいる魚の動きをどうにかして完全に止めたとします。そうすると、魚は死んでしまうのですか? 質問の仕方がへたで分かりにくいかと思いますが、教えてほしいです。よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう