会社は赤字申告しても、県民税・事業税がかかります。
株主総会を開催して役員給与等の額を決定しておかなくてはなりません。
源泉徴収義務が出ます。
さまざまな届出が必要です。
そのために事務能力ある人間が必要です。いないなら誰かに頼まないといけません。
法人の役員をしてて、かつ医師としての収入があるので、個人と法人という二つの網にかかりやすくなります。つまり税務調査の対象になる可能性を自ら高めることになります。
法人として確定申告書を提出しないといけません。税理士は既に関与されてるでしょうけど、法人申告書を書くフィーだけ報酬は高くなります。
会社法、税法に明るいならかまいませんが、そうでない門外漢なら、法律関係を複雑にした場合の対応が難しくなり、本業に影響が出て来る可能性があります。
医師である方が「○○不動産(株)代表取締役」という肩書きを持ってると、胡散臭い不動産に手を出してるというイメージを持たれて、本業にマイナスです。
「あそこの先生、不動産業に手を出して、何かしてるみたい」という噂が出ても、そうじゃないという反論は世間にはできません。
世間は不動産管理会社も不動産業者も同じです。
なにか、治療に不足が出たりすると「副業が大変だから」といわれかねません。
およそ「医師」と「不動産管理」はセットになるような業種ではないのですから、そういう世間はどう見るかという感覚が必要かと思われます。
お礼
zorroさん、ありがとうございます。 仕事は会社の経理処理や税理士との窓口の仕事を考えています。 どういうメリットがありますでしょうか?