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単電源オペアンプについて

inara1の回答

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  • inara1
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回答No.2

>下のURLのオペアンプをLM358Nに変更して―側の電源をない状態でシミュレーションを行っていました それだとちゃんと動作しないですね。以下にAC解析と過渡解析の方法を書いておきます。 【AC解析】 AC解析は入力周波数を変えたときの利得や位相の変化を見るもので、以下の手順で実行できます。 (1) 回路図上で周波数特性の知りたい場所にVoltage Pin(VF1、VF2、・・)を立てる     ご存知かと思いますが、 Voltage Pin は記号タブのMetersの左端にあるYの字を右に倒したような記号です (2) メニューバーの Analysis → AC Analysis → AC Transfer Charactoristic で出てきた小さいウィンドウの     中の数字を変える      ・Start frequency は周波数特性の最低(左端の)周波数(デフォルトは10Hz)      ・Stop frequency は周波数特性の最高(右端の)周波数(デフォルトは1MHz)      ・Number of Pounts というのは 最低周波数から最大周波数まで何点計算するかという数値(デフォルトは100点)      ・Sweep type はLogarithmic なら、周波数軸が対数表示(普通はこれ)      ・Diagram はどういうグラフを表示するかで、普通はAmplitude & Pha (振幅と位相)でいいと思います (3) 小さいウィンドウの右上の [OK] をクリックすると周波数特性のグラフが表示されます このグラフを他に利用したいときは、グラフウィンドウの File → Export で Bitmap やJPEGファイルに変換できます。グラフの横軸や縦軸をWクリックすれば、数値の刻みなどを変えることができます。 例えば縦軸の Gain (dB) 数字が小数点以下2桁まで出ているときにこれを整数表示にしたいとき、縦軸をWクリックして、真ん中あたりの Precisionの▲▼をクリックして 0 にします(直接の数字入力はできない)。その後、一番下の Force size setting ・・・にチェックを入れ、Round axis scal のチェックを外します( Force というのは強制的にスケールを変えるという意味)。Gainの範囲が -30dB ~30dB で10dB ごとに数字を表示したいときは、Scale の Lower limit を -30、Upper limit を 30、Ticksを 7 に変更し OK をクリックします。グラフの曲線の色を変えたいときは曲線をWクリックします。 【過渡解析】 これはオシロとほぼ同じだと思いますが(オシロの機能は使ったことありません)、過渡解析は電源投入直後の動作を解析するものです。過渡解析で解析時間を長くすれば(計算時間が長くなる)、オシロと同じように、定常状態での波形が分かります。以下が過渡解析の手順です。 (1) 回路図上で周波数特性の知りたい場所にVoltage Pin(VF1、VF2、・・)を立てる (2) メニューバーの Analysis → Transient     ここで配線未接続などのエラーがあるとそういうウィンドウが現れます(エラーを修正しないと先に進めない)     エラーがなければ過渡解析の小さいウィンドウが出ます。普通は中の数字を変えずにOKをクリックすればいいですが、念のために     中のパラメータの意味を書いておきます。      ・Start display が解析開始時間です(普通は0のままでいいです)      ・End display が解析終了時間です。周波数 1kHz の信号を入れているのなら、その周期の5倍程度の時間(5m)を入力します。      ・他の機能はよく分かりませんが、過渡解析の小さいウィンドウの右側の[HELP]に意味が書いてあります(英語です) (3) 小さいウィンドウの右上の [OK] をクリックすると過渡特性のグラフ(波形)が表示されます。グラフのexportや軸の変更方法はAC解析と同じです。 説明すると長くなるので書きませんでしたが、帰還抵抗を1kΩ、10kΩ、100kΩと変えたときの周波数特性や波形のグラフを重ね書きすることもできます。 >TINA-TIで電解コンデンサを使うことってできるのですか? 普通はコンデンサの種類は区別せず、容量を100uF などとするだけです(回路シミュレータでの受動部品は理想的なものとして扱うので)。電解コンデンサとそうでないものの違いは、逆電圧をかけたときに壊れる機能がついているかということですか?それともインピーダンスの周波数依存の違いが組み込まれているという意味ですか?TINA ではコンデンサの等価直流抵抗(ESR)は変えられるようですが、それ以外の機能については分かりません。

zeen198
質問者

補足

非常に丁寧な回答ありがとうございます。 回答を見ながら、AC解析と過渡解析をうまく行うことができました!! 電解コンデンサについては、逆電圧のことを考えていたのですが、普通にuFでやってみることにします。 最後に…、オシロの出力を見る時に重ねるやり方が分からなかったため、比較に非常に手間がかかってしまうため、波形を重ねるやり方も教えてほしいです。 何度も申し訳ありません。時間があいた時で構わないので、よろしくお願いします!!

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