- ベストアンサー
Webデザインでクライアントと折り合わないのです
はじめまして。 困り果てて途方にくれているので、藁にもすがる気持ちで投稿します。 私は、小さなホームページ制作会社でディレクションをしています。 とはいえ、前職はシステム系の営業でしたので、ホームページに関しては、まだまだ勉強中のかけだしです。 そんな私が、家具屋さんのホームページ制作をディレクションすることになりました。 ところが、どうしてもウチの唯一のwebデザイナーと、方向性が合わないようで、提出してはダメ。提出してはダメを繰り返しています。 いい加減に、デザイナーもキレてきており、かといってクライアントが満足しないものを押し付けるわけにもいかず、板ばさみで困っています。 これまでは、なるべく機能面の話に引き込んで、好き嫌いの議論にならないようにしていました。 ところが今回の相手は、デザイン以外の要素で判断する気がなく、気に入らなければ、絶対に譲らないといった状況で、かなり泥沼に陥りつつあります。 私としても、これを乗り切って、さらに1ランク上のディレクションができるようになりたいと思っています。そこで、 ・同じような状況を経験された方は、どのようにして乗り切ってこられたのか。 ・今後、同様の事態を招かないためには、何に気をつけるべきか。 をご教示いただければと思います。 宜しくお願いします!
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
以前、コピーライターをしておりました。 その経験から、アドバイスさせていただきます。 多少、厳しい言い方になるかもしれませんが、かんべんしてくださいね。 まず最初に肝に銘じておかなければならないことがあります。 デザインでも広告でも同じことですが、 私たちが作るものは「クライアントのもの」だということです。 決して私たち自身の「作品」を作っているわけではありません。 「商品」なのです。 私たちはその道のプロフェッショナルです。 クライアントが何を望んでいるかを的確に理解し、 満足していただく商品を提供しなくてはならないのです。 クライアントの好みを受け入れながら、 さらに1ランク上の商品を提案・作成できるのが 「いいデザイナー」だということです。 クライアントが明らかに誤った方向を目指しているなら それを説得できる哲学と理論を持つことも「いいデザイナー」の条件です。 クライアントの言いなりになれと勧めているわけではありません。 最善のデザインを提案するだけならデザイン学校の学生でも出来ます。 クライアントに最善案を否定された時に 第二、第三の案を次々と提示できる能力があってこそ 本物のプロフェッショナルなのです。 以上のことを、デザイナーに話してみてはいかがでしょうか? そのうえで、今後の方策を話しあわれると良いでしょう。 今後、同じような事態を招かないためには、 アート・ディレクターであるあなた自身が、確固たる哲学を持つべきです。 私が思う「良きディレクターの条件」は、 上記の方針をしっかりと示してデザイナーを導き、 クライアントを説得できる人物です。 もちろん、他の哲学でもかまいません。 私の提案を全否定されてもいいと思います。 要は、何か一つ「自分の方針はコレだ!」と日常から公言できる 「心の拠り所」を持てばいいのではないでしょうか? なお「同じような状況になった時」、 私はデザイナーを他の人物に変えました。 「心機一転、今度はお客様の要望をちゃんと聞きますよ」という姿勢を クライアントに見せることが必要です。 長々と書いてしまいましたが、こういう仕事は辛いですよね。 広告の話になりますが、一つだけ聞いてください。 「どんなに優秀なデザイナー・ディレクターが作っても クライアントのセンス以上の広告は出来ない」 というのが私の会得した結論でした。(笑) 最後になりましたが、なんとかうまく解決できるといいですね。 こういうトラブルを乗り越えると、 デザイナーさんも一回り大きくなるかもしれませんよ。 良き結果になることを祈っております。
その他の回答 (6)
私はWebデザイナーです。他の方のご回答を読んで、「どこも一緒なんだな~」と思いました。お互い大変ですね。 さて、この質問を読んで、「おっ、うちの主人(ディレクション担当)が書いたのか?!」と思ってしまいましたが、家具屋さんとのこと、違うみたいです(^v^) というのも、数日前、同じようなことが我が家でも起こったのです。 クライアントのセンスははっきり言ってダサすぎ!そのうえ、他人のサイトのボタン(素材ではい)をそのままコピーして「これ使って!」。おいおい、著作権があるだろ・・・。 しかもかなりのボリューム(10ページ以上、写真加工も多い)があるのですが、相手の担当者2人の意見がすでに割れている上に、「1月中に作って」「予算は4万円で」・・・。流石の私も(?!)キレかけました。 こんなとき、旦那が「俺だっておかしいと思うよ。これじゃあ売れないと思うし。だから、俺も他の提案をしたんだけど、これが良いって聞かないんだ。こうなったら、今はクライアントの意見を聞くしかないと思う。お金も安いし、辛い仕事だろうけど、今はがんばってもらうしかない。お前に嫌だと言われると、俺にはデザインが出来ないから、もうどうしていいかわからない。」と言ったので、「しょうがないな、じゃあ、やるか」と思いました。 デザイナーさんには、自分もクライアントが変だと思っていること、お前しか出来ないということを伝える。 クライアントさんには、気に入っているデザインのサイトをピックアップしてもらうこと。 最初にすべきなのはこの辺でしょうか。 ところで、そのデザイナーさんは、いつもはクライアントの満足いくデザインが出来ていますか?実は、うちで以前お世話になっていたデザイナーさんは、自己主張が強く、3箇所くらいお願いしたのですが、結局どのクライアントも満足できるデザインが作れなかったということがありました。デザインのセンスはよい方だったのですが、クライアントの意見も主人の機能面の企画も取り入れず、「自分のデザインが最高」と公言している方だったので、申し訳ないですがそれ以降はお仕事をお願いしていません。 私は、今まで自分の好みでないものもたくさん作っていたので、同じデザイナーとしてそれはあんまりだと思い、主人に話したら、「Webクリエイトの仕事は広告代理。自分の作品発表の場ではない。クライアントが第一」と言ってくれました。 もしも、デザイナーさんが、自分の好み以外のデザインが出来ない人であったら、ここは新しいデザイナーさんを入れるほうが将来的に良いかな、とも思います。 さて、デザイナーという仕事上、肩はこるし、目は疲れるし、ちょっとイライラがたまってしまうこともあります。そんなとき、「お疲れ!」っていってもらえるだけで、随分楽になりますよ。 良い客もいれば悪い客もいる。デザイナーとしても、その辺のことは良くわかっていますから、お互いの立場で辛いことも乗り切ってがんばりましょう! ( *~∇~)_θ はい、胃薬です。お大事に♪
お礼
同じような状況は、やっぱりあるんですよね。ちょっとほっとします^^。 ウチのデザイナーさんは、クライアントの要望を汲み取ってデザインすることに関しては、能力が高いと思うのです。なので今回のように大きく外すのは始めてでした。 でも「デザイン」という仕事の性質上、絶対に起こりえることなんですよね。 そうなっても、merodionさんのご主人のように、デザイナーのストレスも少なく、顧客の満足を大きく落とすことの無いディレクションを出来るようになりたいなぁと思いました。 ありがとうございました!
- taka302
- ベストアンサー率56% (27/48)
私はグラフィックデザイナーです。 fukuranさんの質問をよく読んだ印象ではクライアントのセンスが悪いということでもないように感じます。少なくともデザインにこだわりを持っているように思います。要求に一貫性がなかったり、担当者によって言うことが全然違ったりというのは困ると思いますが、はっきりした好みがあるのであれば、それをつかみさえすればかえってやりやすい場合もあります。「好き嫌いの議論にならないように」ということですが、機能的なことを満たすだけならデザイナーでなくても経験さえ積めばできるわけで、クライアントの好みに合わせた上でいいものを作るというのはデザイナーとして必要なことです。好みはわかっていてもデザイナーの技量、センスがともなわない場合もあります。私自身力不足を感じることはあります。また、できなくもないが時間がなさすぎるとか、ギャラが見合わないとかいうこともあります。デザイナーはある程度いろんなテイストのデザインをこなす必要がありますが、要求されるレベルがかなり高い場合は一人がなんでもやるというのは難しいかも知れません。このご質問の場合よくはわかりませんが、予算的に余裕のある場合、またこの仕事が大きな仕事につながりそうだという場合は他のデザイナーに打診してみてもいいのかも知れませんが、そうでなければ勉強だと思ってこのまま頑張るしかないのかなとも思います。 さてfukuranさんのお立場ですがやはり大変だと思います。というのはディレクターというのは普通はデザイナーが経験を積んでからなる場合がほとんどだと思うので…。今のfukuranさんにできることは、参考になりそうなものを探すとか、あとはデザイナーにやる気を出させてあげることくらいしかないのかも知れません。今回はそう思って割り切ったほうがいいのではないでしょうか。そのあとのことはまたじっくり考えてみてください。
お礼
おっしゃる通り、クライアントはセンスが悪いというより、偏っているという感じでだと思います。ハマる人にはハマるのかもしれないのですが、私たち(4人所帯)にはちょっと「え?」という感じです。 ですが今回は、みなさんの意見と、予算・納期から考えて、丸呑みの方向で進めて行こうと思います。 お忙しいところ、ありがとうございました!
- zoh
- ベストアンサー率34% (273/789)
ほかのみなさんの意見と同じようなもんですが… 「仕事!仕事!クライアントの言うとおりに作って、どんなクズサイトになっても、金がもらえりゃいいじゃないか!プライドだけじゃ飯は食えない!何なら私(fukuranさん)が、ヘボでもクライアントの言うとおりのデザインするから、A君(デザイナー)が営業してきてくれるか?」 と言うことですね。私が某所のサイトを作った時は、クライアントの意見を尊重した結果、デザイナーが作り上げたのは黒バックに赤文字という、アングラサイトにしか見えない出来上がりました。もちろんサイトを訪れる方からのご意見も「アングラサイト…」「見にくい…」それでもご飯が食べられて幸せでしたよ。
お礼
私たちも、このままではとんでもないのが出来上がりそうです。。。 でも、おっしゃる通り、クライアントの意見を重視しつつ進めていくのが一番のようですね。 ありがとうございました!
- takaNov
- ベストアンサー率0% (0/1)
初めまして。私はWEB制作会社でWEBデザイナーとして活動しています。 デザイナーの立場としての経験ですが、 私の場合はクライアントと直接話し合うことで解決することがほとんどです。 営業的な話は別としても、具体的なデザインの話になったときは 直接デザイナーとクライアントで話をしてもらった方が良いと思いますよ。 直接会ってみると、そのクライアント(の担当者)が、 どんなセンスをしていて何を求めているかを デザイナーさんが肌で感じることができると思いますし。 デザイナーとしては、クライアントの求めているデザインセンスを察した上で、 インターフェイスとしての理論武装もしつつ、双方の折り合う地点を探ってます・・
お礼
そうなんですよね。 ところが自信作を何度もダメだしされてしまい、デザイナーが完全にヘソを曲げてしまっているのです。 なんとか説得して連れて行かなければいけませんね。(^^; がんばります。ありがとうございました!
- chionpu
- ベストアンサー率29% (64/218)
私も似たような仕事をしていますが ホームページ作成依頼してくるお客様は インターネット初心者またはインターネットショップに 関しては無知なヒトって多いですよねー。 そこに機能面を押し付けても お客様にとってはちんぷんかんぷんだと思いますし プロが言うんだからそれに従おうと 妥協してる方もいらっしゃると思います。 お客様はデザイン重視です。 とにかく見た目がよければ全て由という方が多いと・・ 私の経験からそう思いました。 機能面を重視せずデザイン重視で作れば 家具のオンライン販売の売上もあがらないのは わかりきったことだと思いますが、 お客様が希望されていることがデザイン重視なら こちらがわざわざ使いやすいサイトを 作る必要がないです。 具体的にここの色はこうしろ・・ ここの場所にこれを置いて・・などと ご指定していただいて、そのとおりにつくるしか ないと思います。ムリなことを言っても これを形にするのがプロなんですから デザイナーさんにあとは任せるしかないとおもいます。 デザイナーさんが妥協したものを泣く泣く作るしか ないとも思います。悔しいでしょうけど。 頑張ってくださいね。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 確かに、私たちが「売れるサイトを!」と意識しすぎていたのかもしれません。 結果が出なければ満足していただけないと意気込んでいましたが、そこにとらわれすぎて、クライアントのデザイン面での要求を軽く見すぎていたのかもしれませんね。もうすこしデザイナーを泣かせてみようと思います。 本当に、ありがとうございました。
たぶん画面デザインから入っていると思いますが、あなたはクライアントの要望をデザイナーが実現できていると感じているのでしょうか。できていないなら、 デザイナーを変える 外注サンプルをわざと含める デザイナーをクライアントにつれていく などで、変えるか妥協点を見出すかしかないような気がします。 クライアントはクライアントとしてゆずらないのであれば、デザイナーがネックになっては、まとまるものもまとまりませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私としてもクライアントの要望を、そこまで外していないと思って提出しているので、そこが問題なのかもしれません。 とりあえずは、あと一度、デザイナー同伴でクライアントと話しをしてみようと思います。 それでも外すようなら、ご指摘の通り外注サンプルを混ぜるしかないですね。 大変、ありがとうございました。
お礼
「良きディレクターの条件」。まさにおっしゃる通りですね。 自分がまだまだ、そのレベルに達していないことを痛感しました。 tanouxさんのおっしゃる姿は、私の理想です。 デザイナーも含めて、これをバネに一回り大きくなるよう、これからも日々努力していきたいと思います。 本当にありがとうございました。