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「遅い目」は正しい日本語?

shinsho4の回答

  • shinsho4
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回答No.6

>関西では「高いめ」とか「大きいめ」とか言っているのか?ということです。 う~ん。難しいですねえ。 私は、根は関西人です。 昔の関西弁はある程度わかります。 昔の関西の教養人(例えば明治中期生まれの先生)は、「遅い目」「早い目」とは言わず、「遅目」「早目」と言っていたように思います。 それで、「遅い目」や「早い目」が筋目正しき関西弁ではないのではと思い、調べてみたわけです。 「高いめ」「大きいめ」については、昔は言っていなかったと思います。 しかし、最近の「遅いめ」「早いめ」の普及振りから考えると、かなりの人が言っている可能性はあると思います。 関西では、「濃い目」も、昔は「コーメ」だったと思いますが、現在は「コーイメ」になっているかも知れません。 はっきりしたことは、私にはわかりません。 >誰かが使って広まったはやり言葉といえるのでしょうか? 私の勘ですが、「誰かが使って」というよりも、自然発生的に広まったように思います。 「遅い目」や「早い目」、「高い目」「大きい目」には、それなりの合理的理由があるように思います(「おそめ」よりも「おそいめ」の方が意味がハッキリする?)。 昭和のはじめ頃「幅さ(はばさ)」というヘンな言い方が、流行っていました。「長さ」とか「広さ」などという言葉に対応するものです。 「長い」は形容詞ですから、語幹に「さ」をくっつけて「長さ」という名詞を造りました。 しかし「幅」はそれ自体名詞ですから、「さ」をつける必要はありません。 ところが、「長さ」などと恰好を揃えるために「幅さ」としたんですね。 今は「幅さ」という人はほとんどいないでしょう。 Goo辞書   ↓ 【さ】 (接尾) [一]形容詞・形容動詞の語幹、一部助動詞の語幹に準ずるものに付いて名詞をつくる。 (1)その表す性質・状態・心理そのもの、またその程度などを表す。 「深―」「つら―」「暖か―」「会いた―見た―」 まあ、関東と関西では、万葉集の頃から言葉は違っていました(もっと前から違っていたのでしょうけれど、書いたものが残っていないからハッキリしません)。 また、言葉というものは、間違った使い方をしていても、そういう言い方をする人が増えれば、社会的に認知され、辞書にも用例として載るようになり、言語体系の中に組み込まれてゆきます。 日本語はそのようにして変化してきました。平安時代に書かれた物は、勉強した人でないと理解できません。 「遅い目」や「早い目」という言い方の行方がどうなるか? 今はテレビなどにより、標準語とされる関東語が幅を利かせていますので、辞書に載るようになるのは難しいかもしれません(^-^ 。

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