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タバコが原因の医療費も需要のうち?

不況から抜け出すには需要創造が必要といわれます。一方、1/13の朝日新聞には喫煙によって余計にかかる医療費が年一兆円を越し、社会的な損失であると書いてありました。医療費はGDPの計算に入るか否かにも興味がありますが、このようなお金は、(不謹慎かもしれませんが)需要を創り出している事にはならないのでしょうか。よくないことで景気を回復させるのは本末転倒だと思っていますが、経済学から言えばどうなんでしょうか。

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  • yaima
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回答No.2

昔学校でこんなことを習いました。 国民総生産と言うのは、あくまで支出の合計額を内容に関係なく測ったもので、 中には困った支出もある、というのです。 例えば、公害が深刻になって、医療費が増加する、公害対策に莫大な費用がかかる。こういったものを一緒にした国民総生産では、本当の幸せはわからない、といった感じです。(だから○○という言葉がある、というのですが、その言葉は忘れました) ご指摘のように、喫煙によって医療費が増加するというのも同じではないでしょうか。経済学的には消費活動が活発している、需要が増えている、といえると思います。実際、お医者さんは儲かるだろうし、公害対策なら環境メーカーも儲かるだろうし。 ただ、生活充実度というのは、こういう数字からは分かりませんね。 医療費や事後対策にお金をかけるよりは、趣味は付き合いにお金をかけてる方が充実してるに決まってますから。 他にも、20年は使える自動車を10年毎、5年毎、毎年、買い換えれば、需要は増えるだろうけど、環境や資源のことを考えるとどうなんだろうと疑問に思うことがあります。

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  • kusai
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回答No.5

たばこを吸う人は枕詞みたいに俺たち税金払ってやってんだといいます。 しかし、厚生労働省の調べでは今や医療費は国民一人当たり30万使っています。そのほとんどは、タバコが一因と言われる生活習慣病。  いま日本の経済を苦しめているのは国民医療費が高いからです。(つまり病気になる人が多くて公的保険が事実上破綻しています)  42歳以下の人が公的年金が1000万以上も減らされてしまうのも、来年からサラリーマンが3割も医療費負担しなくてはいけないのも、それが原因です。構成労働省調べでは、タバコの税金が10倍増えてもタバコの害による医療費の増加は補えないとのこと。  また最近話題のダイオキシン等も副流炎には含まれています。大気汚染としての害を考えればきりがありません。  タバコをすう時点ではご質問どおり経済としてはプラスかもしれませんが、潜在的なものを考慮すればタバコを麻薬並に取り締まってもよいものかと思います。

kju
質問者

お礼

どうもありがとうございます。皆様に、一括で申し訳ありませんが、御礼を述べさせていただきます。  タバコとか公害とかその他色んな無駄なものまで誰かの収入に繋がるのは当り前ですね。しかし、そうまでして需要創造を追い求めるべきとは思えません。使えるものまで無駄にして、資源を浪費してまで、経済成長は本当に必要なものなのでしょうか。昨年と同じ、あるいは10年前と同じ、ものを同じ価格で同じ量、つくり・売り・買いするのはできないものでしょうか。それでは発展がなく人々は豊かにならない?技術の進歩があり生産性が向上し、コストダウンの工夫があり、工業生産品は値段が下がって当然なのでしょうが。  物価が上がるのは需要が供給を上回るときですね。今の人類は少なくとも工業生産品については需要を上回る供給力をつくりあげてしまったんではないでしょうか。  日本が戦後高度成長できたのは、農村の人口が都会に出てものづくりに励み、それをアメリカも買ってくれて、その稼ぎで少し裕福になった日本人が購買力をつけて国内の需要も増やして、好循環の膨張サイクルがうまく機能したおかげでしょう。 しかし今や膨張しすぎた生産能力を吸収できるだけの需要がない。それは限られた大きさの日本と地球の中でいつまでも続くはずのない当然の帰結であるように思います。 その上に中国などの安い労働力を利用して逆輸入するユニクロをはじめとする日本人がデフレを促進しています。  小泉首相はラジオ番組で・・インフレの大変さの中で議員になったが、まさかデフレで大変だというようになろうとは想像もしなかった。日本は世界で最長寿を夢見て今や成し遂げた、年収の5倍で住宅を手に入れるとした目標を達成した、それでも満足とは思わなくなっている・・と、述べたそうですが、全くその通りだと思います。小泉さんはデフレを本当は問題とは思っていないんじゃないかと想像します。私も全く同感です。失業して困っておられる方があるのは事実ですが、貧困が一番少なく、大多数が不満を感じていないのは日本国始まって以来今だと思うのです。 現在の経済状況で困っているのは、勿論倒産や失業の被害にあっている人々でしょうが、その次には持てる人々ではないでしょうか。持たざる人々は別に困っていなくて、インフレのときよりもましなのかもしれません。  経済学者や政治家はこんな議論は多分もっと高度で専門的にやっていると思うのですが、私たちをすっきりさせてくれる方向を示してくれないのはなぜでしょう。

  • tan777tan
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回答No.4

たばこが需要を創造している。経済的にはそのとおりです。 わたしはたばこが社会に不要なもの、害あるものと考えたら、灰皿を作る産業、職場への排煙器具の設置などいらなくなりますね。たばこの火の不始末による火災、ベットや衣服の焼けこげ、そして喫煙による体への悪作用、循環器、呼吸器官、などなど考えたらキリがありません。 そこで総合的な議論、計算が必要になるのでしょう。たばこのメリットとこれらの経済効果を比較して負の部分が多ければそのためにたばこ税額を設定するとしたらいくらが妥当な額なのでしょうか? 誰か考えてみません?

noname#251407
noname#251407
回答No.3

お説も一理あります。  「タバコ」が悪いと言う場合によく出てくる数字ですね 一方的な数字で(善悪は別として)波及効果については常に(故意に)無視しています。  医者に一兆円の需要があったことは事実でしょう。 戦争需要は科学を発展させ、今日の基になっていることも事実でしょう。 全て「悪い面」のみを論ずるのは楽でしょうが、時間を含めたトータルで考える必要がありますね。

noname#90857
noname#90857
回答No.1

経済学は知らないのですが、 戦後の日本を引っ張ったのは、朝鮮戦争だとも言われてますし その需要(鉄など)による収益はGDPに入っていたと思います。 答えになってませんね(笑

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